29' Rose Lavelle (RGN)
Uniforms : Reign - Blue / NJNY - White
🔹
このChampionship
昨シーズン
前評判が高かったのにも関わらず
リーグ戦最下位に終わったNJNYが
リーグ史上最悪の成績とも言われた
昨シーズンの苦闘を吹き飛ばして
今シーズン
NWSLの年間チャンピオンとなりました。
奇しくも 昨シーズン
そのチームを壊滅状態に追い込んだ
当時の監督が
今シーズン
Reignの1st Assistant Coachに就任。
個人的には
Reignは
好きなチームなのですが
この件については
色々な諸事情があるのは分かりますが
流石に 彼のReign入りについては
大きく 引いてしまいました。
▪️
Reignの現監督については
アメリカ女子代表の
新監督の候補者の1人と言う報道が
先月末に あり
もし
彼女が アメリカ女子代表の監督に就任したら
彼がReignの監督になるのだろうか?と
ふと考えた時
ゾッとしてしまったのを
今でも 鮮明に覚えています。
その
アメリカ女子代表の新監督については
今月に入って
別の人物が
ほぼ就任確定と言う報道が
大きくでておりますが
11月11日に
NWSLの今シーズンの全日程が
終了した事で
あとは 様々な調整を経て
アメリカサッカー連盟から
正式な新監督の発表がされるのを
待つのみとは なりましたが
ここで
話は逸れてしまいましたが
ただ
あの彼を
Reignのような
名門チームの監督にするのは
NJNYを
破壊寸前にまで落した経歴から
まず監督業に就かせる事自体
私的には
未だに大反対であります。
▪️
彼がNJNYの監督時代に
不可解な選手起用も含め
彼の指導者としての実力不足を隠す為に
無下にスケープゴートにされ
当時 シーズン途中で
移籍を余儀なくされた選手等の事を思うと
今シーズン
Championshipで優勝出来た事で
彼女達の中で
未消化・燻っていたであろう
それらの思いが
ここで昇華される事を
今後の彼女達の
選手生活のためにも
ただただ
祈るばかりです。
▪️
今シーズン
昨シーズンのNJNYのように
開幕前から前評判が良かったものの
前監督の早期の解任や
臨時監督の手腕不足などで
戦力が整っているにも関わらず
リーグ戦で 11位に沈んだKC Current。
このChampionshipを観ながら
来シーズンのNWSLの成績を予想するのは
NWSLの予測不能な状態も含め
今の段階ではやめようと思ったのですが
そのKCが
来シーズンにむけて
アメリカ女子代表の前監督を迎えると同時に
既に15歳の選手と契約を交わし
また来年の春には
女子サッカー専用のスタジアムが完成予定など
リーグ戦終了と共に
着々と来シーズンへの準備を進めており
今シーズン
NJNYが昨シーズン最下位から
今年のChampionshipを制したように
NWSLは
一体 何が起こるのか分からないリーグなので
一部では 来シーズン
リーグ参画のチームが2つ増えることでの
実力低下を唱える関係者もいるようですが
それは来シーズンに
じっくりと拝見することにして
その新チームのExpansion Draftが
約1ヶ月後に控えているので
(あとNWSLの通常のドラフトも
行われますので
それも チェックする予定ですが
NCAA関連で
自分の趣味の範囲ではありますが
大学の女子サッカーも
無理のない範囲で チェックする予定です。
今年 NWSLにとっては
ルーキーの選手達の豊作のシーズンでした。)
それも併せて
このシーズンオフも
NWSLの動向を
マイペースで追っていく所存でいます。
🔹
最後に少しだけ
このChampionshipでMVPに選ばれた
NJNYのMidge Purce選手の事に
触れておきます。
本来は
このチームのエースアタッカーであり
アメリカ女子代表でもあった彼女。
しかし 今シーズン
怪我による欠場で
アメリカ女子代表としての
女子ワールドカップへの出場が叶わず
また
リーグ戦に復帰しても
若手選手との息があわず
肝心なところで
その若手選手の判断ミス等で
得点のチャンスを逃がして
イライラする姿など
監督が意図した
そのプロ2年目の若手選手に対する
シーズンを通してのスタメン起用による
"我慢の育成"もあり
ワールドカップから主力選手が戻るまで
彼女自身 フラストレーションが
だいぶ 溜まっていた事と
思われました。
しかし
彼女が
本来の力を取り戻し
更に他の選手達を活かす事で
彼女の良さが
更に引き出された事で
9月には
アメリカ女子代表に復帰。
そして
リーグ戦終盤でも
監督にとっては
さぞかし念願ではあった事であろう
女子ワールドカップ以降に形成となった
リーグトップの
猛烈な速さと強力なaggressiveさを備えた
超攻撃陣の一角として
その責任を果たし
そして 今回のChampionshipでの
2アシストによる活躍。
NJNYの2得点は
いずれも
超高級アタッカーが
超高級アタッカーをアシストという
見事な得点の上げ方でした。
それ故
彼女がMVPに選出された事は
昨シーズンのチーム状況から鑑みても
正直 良かったなあ、と
心から
思ったのでした。
▪️
NJNY。
このチームの監督は
ただうまいだけの選手より
彼が意図する"強い速さ"がないと
ただうまいだけの選手に
安易に振り向く様な監督ではないと
思います。
彼の戦い方をずっと観ながら
彼の戦い方を理解する上で
リーグ戦が終盤に差し掛かっていた時に
思った事でもあるのですが
彼の ヨーロッパでの
指導者としての経歴を見ると
余り 目立った実績はありませんが
逆に
彼の実績が乏しかったのは
今まで彼が指揮したチームは
リーグ戦の降格ラインにいた
チームが多く
彼が目指すサッカーを体現出来る
チームや選手に
今まで
めぐり合えなかったからではないか?と
思いました。
彼は 昨シーズンの途中
Houston Dashの臨時監督として
NWSLへと やってきました。
Houstonは 彼の指導の下
プレーオフに進みはしましたが
Houstonでは
彼が求めるプレーを
体現出来る選手達がいなかったのか
彼は昨シーズン終了後
Houstonの臨時監督を退任。
一方で
昨シーズン
監督解任のタイミングの遅さと共に
リーグ戦で壊滅的に
最下位に沈んだNJNY。
しかし
彼にとって
例え 最下位に沈もうとも
NJNYには
彼にとっての光が
大きく観えたのでしょう。。。
彼にとってのアドバンテージは
NJNYが
新たな共同オーナーを更に加えた事で
来シーズンに向けて
さらなる投資を続けて行くことが可能に。
NWSLという
摩訶不思議なリーグ
常に
何が起こるのか
その先が予測出来ない
女子サッカーでは
世界の最高峰のリーグの一つで
来シーズンに向けて
NJNYが 一体 どんな動きを見せるのか
新たな選手の補強も含めて
大いに注目しています。
🔹
NWSLの今シーズンが終了したことで
私が これからどうするのか
疑問に思われる方も
いるかもしれませんが???
ヨーロッパの
女子サッカーの主要リーグの試合時間が
私のいるエリアで
午前3時半頃に開始のケースもある事から
確かに
生でのチェックはキツイのですが
無理のない範囲で
ヨーロッパの男女のサッカーリーグの方も
UCL・UWCL・UNL・UWNLも含めて
今までと同様に 観ていきますので
Championship終了後
燃え尽き感が 多少なりとも
出てはいるのですが
今は 次のブログの展開を考えつつ
前に進んで行きたいと思っておりますので
これからも
宜しければ このブログと
お付き合いを頂けると
とても嬉しいです。
🔹
今日のブログで
このNWSLのChampionshipについて
もっと掘り下げて書こうとは
考えてはいたのですが
余りにも
試合中に感じたことが多すぎたので
来シーズン以降の為にも
其れ等のことは
"参考資料"として
自分の中に "保管"し
必要な時に
いつでも書けるように
しておくことに致します。
改めまして
今日も
このブログをお読み頂き
有難うございます。
それでは
次回のブログの更新まで👋