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遠目に見える砂浜には、既にたくさんの人影が
やっぱり、とうとう、もう夏なんですねえ。。。
オンシーズンが丁度始まり出した頃なので、人はたくさん居るけどレストランなどはまだ予約無しでも入れる感じです。
雰囲気のある旧市街地のお店は、半分ぐらい開店。これからオンシーズンになると全部開くはず。
今日も、いつも行くバーでjamón de ibérico (イベリコ豚の生ハム)とかCecina de León (レオン産の牛の生ハム)とかの盛り合わせを。特にこの牛の生ハムが食べたくて、毎年ここで必ず飲んでしまう
飲み物はtinto de verano (「夏の赤」という名の、ワインのサイダー割り)。
隣の老夫婦はこの地の名産の魚のフライを頼んでいたけど、私たちのテーブルを見て「…あっちが良かったかも
」と言っているのが聞こえちゃった。
私たちも名物の魚フライは別のレストランで食べてきました。
去年見つけて気に入ったレストランで。
このサラダが美味しかった♪中央のはヤギのフレッシュチーズです。
牛の生ハムと並んでたこのsalchichón (サラミ)もレオン産で美味しかった。
チーズは、チーズ嫌いな夫も今回絶賛したトロ産のsemi curado(半熟製)のもの。
残念ながら日本ではこの牛のスペイン生ハムは売っておらず、トロ産のチーズも見つけられなくて残念。
でもカスティーリア・ラ・マンチャ産のチーズは売ってました。
スペインのチーズは、pan con tomate(生トマトピューレを塗ってオリーブオイルをかけて食べるパン)にめちゃくちゃ合うのです
不思議に、フランスのチーズ(特にクリーム系)はバケットに合うから、やっぱりその土地土地のコンビネーションって大事なんだなと
さて、この街はスペインの地中海沿岸沿い、バレンシア州にあるpeñiscola (ペニスコラ)という街でした。
ペニスコラで私のおすすめは
◆旧市街地
海に張り出した小高い丘のに中世の要塞のような城壁に囲まれたお城があります。
今はお土産物などの可愛いお店とバーが立ち並ぶ観光地で、行った人はみんな好きになっちゃう場所です。だから私も毎年来ています。でも夏以外はお店が閉まっているので行くなら夏ですね！
◆海
海水浴するなら、砂浜が綺麗で日当たりが良い旧市街地の左側がおすすめ。
◆ヒッピー市場
旧市街地に入る手前、夕方6時ぐらいから開店する小さなマーケットです。ここでは地元もアーティストが作っているアクセサリーや小物などが並んでいるので楽しいです。
私は今年、こんな個性的なネックレスとピアスのセットを見つけちゃいました
◆レストラン
ココで必ず食べるべきなのは、新鮮なシーフードです。(まあ、私の行きつけのバーのjamón はオススメですが
これはCastilla y León 産のものです。)
フライ(frito)や焼いた(plancha)物などお好みで選べますが、できるだけ観光客向けの大皿ミックスではなく、一品一品出てくる方がお勧めです。大皿のは沢山種類が食べれますが、揚げたて焼きたてで美味しい瞬間を狙うなら一品盛りの方がいいと思います。 (大人数なら大皿でも良いかもです)
◆飲み物
私が好んで飲むTinto de verano(赤ワインのサイダー割りレモン添え)も良いですが、バレンシア州なのでAgua de Valencia (ワインのオレンジジュース割りオレンジ添え)も良いです。
ちなみにオリジナルのAgua de peñiscolaというのも見かけましたが、こちらはちょっと強かった記憶が。
あとはCerbeza con limon(ビールのレモネード割り)も軽くてさっぱりですよ〜。
という事で、夏のスペイン情報でした。