クマの散歩道 vol. 292 クマ、那須塩原市のEAST & WESTでカレーを食べる。 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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大好きなふるさと日光市。その日光市のグルメやスポットなどを独自の視点で、のんびり気の向くままに綴るブログです。

皆様こんにちは。
 
今回は日光市外での食レポをお伝えしようと思います。元々は日光市のことを書くブログだったはずなのに、本当に地元のことはほとんど書いてないというガーン
 
お店の名前は「EAST & WEST(イースト・アンド・ウェスト)」というお店になります。仕事の関係でお店の前を毎日通っていて、気になっていたお店だったのですが、3月23日の夜に行って来ましたので記事を書いておこうと思います。
 
 
 
 
まずはこんな物を食べたよ~という写真から。ランチとディナーではメニューが違うようですが、こちらのお店はインドカレーを中心にそのほかにも洋食やパスタ、お酒や喫茶、スイーツまであるカフェ・レストランです。
 
 

Googleマップで見てみましょう。県道55号線の大鷹の湯の近くにあります。また近くには国際医療福祉大学病院やカゴメの那須工場もあります。そうそう隣はこのブログでも書いたことのある、横浜家系ラーメンの元喜家です。
 
この辺の住所は、接骨木という地名が付けられています。
 
せっこつぎ???
 
SNSでクイズ形式にして質問してみたら、植物好きの人にはわかりました。「にわとこ」と読みます。ググると那須塩原市にある難読地名として出てきます。確かに簡単には読めないですよね。
 
接骨木はスイカズラ科の落葉植物で、枝や幹、葉を煎じて骨折や打撲の治療に用いたことからこの字を充てたようです。那須塩原市のこの辺りは那須野ヶ原を開墾する時に、接骨木を植えた人がいたことから地名にもなったのだそうです。
 
 

閑話休題。夜だからこんな写真。いんや、そりゃ言い訳だべ(なぜか栃木弁になる)。写真の腕がねえんだべさ(写真の腕がないのでしょう)!
 
 

ロードサイドの看板。
 
余りにも写真が汚くてマジ恥ずかしいショボーン
 
いつものように資料取りをしていたら、とても素敵なブログを見つけました。Unknownさんのるるる日記から、
 
です。あとはこちらのブログをご覧ください。さよなら、さよなら・・・って終わるなむかっ
 
でもそれ位素敵なブログなんですもの。僕の書く記事なんていらんて。
 
まあそうは言っても最近SNSではよく書いていますが、SNSにしてもブログにしても、突き詰めて言ってしまえば、ほかの人にはどうでもよいこと。自己満足でしかないんですよね。そしてブログという言葉の本来の意味は〝日記〟ですから、自分の日記、記録、備忘録でいいのかなというのが持論です。その中からたとえ少しでも参考になったらうれしいなって。
 
 

気を取り直してメニューブックを開いてみると・・・。
 
ここに書いてあること、2回読み返しました。
 
何か素敵な話ですよね。インド、ネパール出身のシェフがカナダで奥様と知り合って、奥様の国日本に来て、那須に惚れ込んでこの地にお店を持った。
 
こちらのお店は2023年の8月にオープンしたそうです。帰りがけにシェフが教えてくれましたが、前はパディントンというイタリア料理のお店だったそう。前に別の記事で書いたことがありますが、今から8年程前にも仕事で毎日この辺りを通っていたのですが、そう言われてみるとイタリア料理、というよりパスタをメインとしたお店があったような。パディントンの時も行ったことはないのですが。

シェフは各国でお料理をしてきたから、各国料理の要素が加わったメニューが多かったです。ご出身がインドだからカレーがメインですが、ハンバーグなどの洋食もあります。
 
 

お料理のページに入るとまず、こんなページになります。初めての僕にはすぐには理解できませんでした。こういうお料理なのかなと・・・
 
 

メインになるページを見ていて気づきました。ここでメインになるお料理を選んで、上の写真のページに載っているどちらかのセットにするわけだと。
 
 

インドの炊き込みご飯ビリヤニもあります。
 
 

チキンソテーも。そして下の真鯛のポワレ(ポアレ)に僕は痛く興味を抱いて、ああこれにしようかなあと最後まで迷っていました。
 
ここでちょっとは下手の横好きでお料理もする僕としては(ポワレまでは作りませんが)解説すると、ポワレというのは白身魚等を焼く際に、スプーンで脂を掬って掛けながら皮目はパリッと身はふっくらと焼き上げる調理法(アロゼと言います)で焼き上げたフランス料理です。
 
やっぱり、シェフは各国で修行しただけあって、お料理の幅が広い。このお店は印、尼(尼波羅)、英、仏、米、加料理があります。多国籍料理とはちょっと違って、それらの国のお料理をそのまま、あるいは少しアレンジして色々なメニューがある感じです。
 
 

ラムチョップやポークチョップ(チョップとは料理では骨付きロース肉のこと)からステーキまであります。
 
 

パスタも・・・。
 
肉やビリヤニ以外の米、卵(那須御用卵)は那須の、この地の食材を使っているそうですから、各国のお料理に日本=和も加わるわけです。何かすごいよね。だからメニューブック最初のページを2回読み返したわけです。
 
 

キッズメニューやサイドメニューも豊富です。
 
 

カレーやインド系のお料理にはお代わりもあります。やはりメインはインドカレーなのかな。
 
 

こんなメニューもありましたよ。
 
 

あとはお酒も・・・。
 
 

デザートや喫茶の類も・・・。とにかくたくさん。
 
 
僕は最終的にはアジア学院の豚肉のネパールカリーをプレミアムセットにしていただきました。
 
ここにも書いてありますが、アジア学院で作られた豚肉を使っています。アジア学院というのは、那須塩原市にある私立専修学校で、アジアやアフリカなど開発途上国の農業指導者を養成することを主な教育目的とした学校で、それらの地域、各国から留学生を受け入れている所です。
 
 

カトラリーもたくさん用意してくれています。お箸もしっかり入っています。
 
 
まずは前菜から。右下の卵の殻を割ったようなお料理は、運んでくれたスタッフのお兄さんからも説明があって、インドの軽食パニプリというお料理で、一口で食べるそうです。サラダはお箸のほうが食べやすいから、お箸があるのはうれしい。
 
 
ほかはメニュー表にきちんと説明が書かれています。親切だなあ。この辺は奥様の発案なのかなあ。
 
 
何か食べたあとで汚らしくてすみませんが、今日のスープはレッドキドニービーンズ(赤いんげん豆)を使ったチリコンカンスープかな?
 
 
メインのアジア学院の豚肉のネパールカリーが来ました。
 
こちらのお店の配膳の特徴は、前菜を食べ終わったら呼び出しベルを鳴らしてお皿を下げてもらい、メインディッシュを持って来てもらう。メインディッシュを食べ終わったらまたベルを鳴らすと、今度はデザートというように、自分のペースでお料理を出してもらうタイミングを決められることです。
 
 
左のライスはお店の近隣で獲れたお米だそうです。地産地消だ。
 
右はチャパティ(ロティ)で、インドで食べられている全粒粉を使って平たく焼いたパンです。インドカレーのお店には僕も好きなので各地のお店に行ってますけど、ナンが有名ですよね。日本ではライスやナンを食べることが多いですが、インドの家庭ではライスとチャパティを食べることが多いそうです。
 
 
付け合わせはポテトと枝豆のカレー味のサラダと、大根と人参のピクルスです。
 
メインのカレーです。辛さは激辛でお願いしました。僕はいつでもどの店でも必ず最高の辛さで頼みます。
 
 
無加糖のダヒ(インドで食べられている主に水牛の牛乳から作られるヨーグルト)は、好みでカレーに混ぜて食べます。
 
 
また食べ方が汚いって言われそう汗半分位ヨーグルトを混ぜてみました。
 
 
チャパティを広げてみました。直径で15cm位の大きさでしょうか。
 
 
カラフが何ともおしゃれです。カレーを食べるからか、たっぷりでスライスレモンも入っています。
 
 
店内は全体は撮れなかったけど、パーティションで半小部屋のように区切られているようです。
 
 
また食べかけを汚い。これはカレーが入っていた器ですが、何か日本のご飯茶碗かな。少し〝和〟っぽいなあと思いました。
 
 
デザートはシフォンケーキとバニラアイスクリームのフルーツ添えでした。
 
 

セットに飲み物は付いてなかったので、別途ホットコーヒーをお願いしました。単品だと550円ですが、お食事をすると330円になるようです。メニュー表にはそんなこと書いてなかったと思うけどな。あとでレシートを見て気づきました。
 
 
自家焙煎コトリさんのコーヒーとな。
 
僕は知らなかったのですが、コトリというのは、お店の近く、そう住所は井口だから本当に近く、同じ県道55号線沿いにある人気のあるローストリー(焙煎所)みたいです。ふむふむ・・・ああ、あのファミマの辺りか。普段毎日走ってて気づかなかった。
 
 
 
 

お店ではUSENのWi-Fiが使えるみたいです。
 
お会計の時にシェフがお見送りに出て来てくださって、お話しました。激辛なので辛すぎなかったか心配してましたと。あとはお店は出来てから1年半位であること。前はパディントンというお店だったことはシェフからお伺いしました。日本語はもう完璧です。
 
 
「EAST & WEST」
 
なかなか素敵なお店でした。メニューの幅が広いから、デートや家族連れでも使えそうです。
 
僕は次はやはり真鯛のポワレを食べてみたい。あとインドホームスタイルチキンカレーもいいなあ。日本のインド料理店のカレーは日本人の口に合うように調整されているお店が多いけど、こちらのお店のカレーは比較的インドの家庭で食べられているカレーに近いのではないかと思われます。

皆様もぜひ行ってみてください。
 
 
 
 
 
 
 
(取材日:2025. 3. 16)