娘は何万人に1人の割合で出る疾患があり、1歳半までに三回の手術と三回のカテーテル検査・治療を受けました。
その後カテは六年前に一回、今回で五回目。
その度に後遺症、リスク、もしもの確率の説明を受けます。
今回のカテーテル検査で、もしもが起こる可能性は0.01%
手術のもしもの確率はもう少し上がります。
大抵主人はオペやカテ当日以外は仕事だから、毎回それを私は1人で聞きます。
そう言う事を繰り返して来たから、ちょっとの事では揺らがない私が出来あがりました。
前の主治医はカテのスペシャリストと言われる方。
なのにご自分の過去のカテ治療で
血液は逆流しない
のになぜか血管に詰めるコイルが逆流して心臓に達し亡くなった事例を毎回お話しされました。
0.01%と言ってもその現場を知っている人が目の前にいたら、息を飲みますよね。
だからと言って、先生に託すしかない。
先生は忘れない為に毎回その話をされていたんでしょうね。
で、どこかで
「そうなったらお役目が終わり」
と思う私がいる。
この世には全て自分で環境を設定してやって来ます。
障害も全部。
魂を成長させる為に、あえてその様な設定をしています。
そして、家族もその成長に巻き込み一緒に成長するのです。
娘は
《希有でレアな経験で成長する。》
と決めて来ました。
「なんて変わった魂なんだ」
と私は時々思ってクスッとなるのです。
注射やオペ室に向かう姿を見る度に、
「痛い思いをさせてごめんね」
と思いました。
今でもそれは思いますが、
「あなたが決めた事」
と思います。
娘は1歳半の手術が終わるまで、よく高次の存在とお話ししたり、笑ったりしてました。
最近はその事も全く忘れて、見えない、聞こえないみたいですが。
今日は久々に観音様が娘の近くに来てくれてます。
とても良い香り。
麻酔で寝てる間はお話ししてるかも。
魂は全てを決めて、知ってるから、大丈夫。
あなたが今、受け止められない。
と思う事があっても、大丈夫。
逃げても良いよ。
受け止めなくてもいいよ。
受け止めてもいいよ。
必ず大丈夫。