神楽坂で30年、セレクトショップKey's -33ページ目

神楽坂で30年、セレクトショップKey's

70才現役ファッションアドバイザー・佐藤恵子のブログです。テーマは「白髪ファッション」!

私は母の臨終に間に会わなかった。
母危篤の電話を受け取った時、私はその日にプレゼンする為に
私にしか出来ない仕事をしている最中だった。
取りあえず兄に電話し、家族に病院に参集するよう連絡し、私は仕事を続けた。
ゴメン、お母さん、間に合わないかもしれない、
お母さんは私が仕事を楽しんでしている事を、誰よりも喜んでくれているものね、悪い、、、
と、つぶやきながら、、、、
役者が親の死に目に立ち会えないと、こういう事かと思いながら、
この後すぐに起こる葬儀等のことを思うと、今やっておくしかない仕事、
途中で「まだですか」病院から電話があり、兄達は向かっています。と言い、
私が間に合わないのは承知してます。と医師に伝えた。
もう間に合わないと思いながら、1時間半かかる病院へ向かった。
何度も乗り換える電車の中で、死へと旅立つ母の知らせを感じるのではないかと
神経を研ぎ澄ませていた。
病院到着まで何も感じず、母は待っていてくれているのだと、確信したのだが、
病院に着くと、兄二人と夫が入り口で待っていて、3時3分に亡くなったと告げられた。
急ぎ病室へかけつけると、母はまだ温かくいつもの母だった。
真っ先に口をついたのは”ありがとう、私をここまで育ててくれて本当にありがとう。”
心の底からの感謝の気持ちだった。

明日は祥月命日、早いものであの日から3ヶ月経った。
朝起きると新聞を取りに行きながら、仏壇にお水を上げ、花の水を取り替えて、
おはよーと挨拶する、お早う、と母の声、
仕事から帰ると、ただいまと挨拶する、お帰り、と母の声
母の死を実感するのは何時だろう。
祥月命日を機に、突然やって来た戸惑いだらけの介護について、書いていこうとおもう。
いろいろな戸惑いは、あなただけではないのです。を、お伝えしたくって、、、、

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佐藤恵子の白髪ファッションを見て下さって、ありがとう。 
次回は、我が家にツーカ、私に介護がやって来た!
いろいろな事が次から次へと起こり、PCに向かう気分にもならず、
HPやブログをそのまんまにしていましたら、
数人の方から連絡をいただきました。

「時々HPを開くんだけど、ブログ更新してないし、何かあった?」とTELをくれる人。
「あー、お元気なのね。」と店に来てくれる方。
「変わりないですか、、、、」とメールくれる友。

嬉しいです。ブログを見て下さっている人が思いの他多いのを知って、、、、、
ありがとうございます。力を頂きました!!!

                    * * *

佐藤恵子の白髪ファッションを見てくださって、ありがとう。
母が亡くなりました。

93歳、子ども達に迷惑をかけず、自分で身の振り方を考え、、、、、
脳血栓が起こる直前まで痴呆もなく、いつもと同じ人でした。
入院して10日目、「それじゃーね。」と、、、、、、みごとな大往生でした。

通夜、告別式、四十九日と葬儀の中で親族や親しい人の中で母の過ごし方が語られました。
皆さんが、明るく面倒見のいい人だったと言ってくださいました。
一番年上の方は82歳、戦前の娘時代からの母との付き合い、
女学校の時はテニスが好きな、活発なおじょうさん、
セピア色のラケットを片手に持った写真が、母の写真箱から出てきました。
60代の甥や姪達は、上京した時ハイカラな生活ぶりに驚き、
いやな顔せず世話をやいてもらったとにとても感謝していると。
30代になる孫たちはお行儀にうるさかったけど、色々なことを教わったり元気を貰っていたと
私たち子どもは、自由に育ててもらったのが何よりでした。
兄二人と私にはやりたいようにやらせてくれました。
自由だけど放任ではなく、母の究極は躾けだったように思います。
勉強しなさいより、きちんとご挨拶なさい。と注意される事の方が多かった。
ご飯を食べる時は肘をつかない、お茶を飲む時は片方の手を添えて、目上の人への話方、
人の悪口は言わない、立ち居振る舞い、、、、、、、数々
一人娘の私は、お茶、お花、お料理、洋裁、子どもの頃は日本舞踊、お習字、等など習い事
そして、おしゃれ、美味しいモノ、買い物の仕方、様々な舞台を観る楽しみ、趣味のこと、、、

私は63歳、おかげさまでセレクトショップをしながらファッションアドバイザーとして、
仕事をさせて戴いています。私が今あるのは母が育んでくれたからこそ、
あの娘時代の結婚するまでの母がしてくれたことがこんなに役に立つとは、思ってもみない事でした。
60歳を過ぎて母のことをしみじみ思うことが多くなっていました。
ルーツを辿りたい年頃になったのですね、きっと!
母へは、ありがとう、の一言につきます。本当によく育てて下さいました。感謝。
月並みですが、遅かれ早かれ父や母との別れは訪れるもの、たくさんの思いを込めて、
さー、私は幾つまで仕事が出来るのでしょう。
共通した経験のお有りの同世代の方に少しでもお役に立てるよう、
お休みしていたブログをはじめま~す。ヨロシクお願いします。

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       佐藤恵子の白髪ファッションを見てくださって、ありがとう。