カープを追い続けて30年。思えば、ランドセルを背負っていた小学生の頃から、私の喜怒哀楽は赤ヘルの勝敗表に支配されてきました。
勝率を計算するのも切なかった「暗黒期」には、防御率の数字を見つめては「これ、いつかは収束するよね?」と自分を励まし続け、三連覇の「黄金期」には、人生の運をすべて使い果たしたのではないかと本気で心配したものです。
そして今。若手の台頭に「この回転数は本物だ……」とニヤニヤしたり、負け試合のあとに「得点圏打率」を引っ張り出しては現実逃避の分析をしたり。
データという名の「冷静な目」と、30年分蓄積された「熱苦しい愛情」。この二つを交互に使い分けながら、赤ヘルの今を勝手気ままに綴っていきます。