今シーズン、クローザーとして期待がかかる森浦大輔。昨年まではジョーカーとして終盤の山場での登板が多かったが今季は最初からクローザーとなる。

森浦の武器は「三振が取れながら四球を出さない」バランスの良さ。

近年の歴代守護神たちがキャリアハイを記録した年度の数字と比較し、森浦のスタッツの良さを確認したい。 

 【歴代守護神 vs 森浦大輔:シーズン最高スタッツ比較】 

 ・森浦大輔(2025年) 防御率 1.63 / 奪三振率 9.75 / K/BB 4.00 

→ 最速152km/hの直球、チェンジアップの緩急が生命線。 

 ・栗林良吏(2021年) 防御率 0.86 / 奪三振率 13.92 / K/BB 4.07 

→ 37セーブ、新人王。驚異の奪三振率。 初年度は打たれる気配なし。

 ・中﨑翔太(2016年) 防御率 1.32 / 奪三振率 7.90 / K/BB 2.95 

→ 34セーブ。三連覇の立役者。「打たせて取る」。数字ほどの圧倒感はないが点は許さない。

 

ちなみに興味があり、「9回・セーブシチュエーション」での数字も引っ張ってみた。 

・クローザー時防御率:1.23(全体比 -0.40)・奪三振率:10.80(全体比 +1.05)

 ・与四球率:1.96(全体比 -0.48) 

・得点圏被打率:.118


 クローザーという重圧のかかる場面で、むしろ奪三振率は上がり、与四球率は下がる。打たせて取る中﨑よりも支配力が高く、制球力では栗林にも引けを取らない。 

「見た目の安心感」以上に、「数字」は立派。

森浦大輔が今シーズンの守護神として君臨できるか否かは今シーズンの鍵といってもよいと思う。