離婚を決意することになったのは、やっぱり赤ちゃんを産みたかったからでした。
私はもう若くないので、自分の時間を大事にすることにしました。
GCの為に2年も無駄にする気にはなりませんでした。
子供が欲しくて結婚したのに、
夫は自分の精神病を隠していました、その精神病は子供に遺伝するものでした。
発覚した当時の私はパニックになったのを覚えています。
世界のどこかには、精神病を直す、薬とか有効なカウンセリングがあるのでは、
夫がそれを試せば、状況は良くなる。
そう思いこんでいました。
しかし、いろんな手段を試みるうちに、夫の精神状態は他人を受け入れるのは不可能だと分かりました。
精神科医は初めから、良くなる希望はないと分かっていたのでしょう。
貴方の夫は良くはなりませんとはっきり言われました。
もう一言、逃げなさいと・・・。
DVがひどくなり、夫は精神病により、怒りのコントロールができないと、分かってくると
毎日が恐怖でした。
つぎ、どんな状態になるのか読めないからです。
まともな人を相手にするようには話ができません。
どこもかも行き止まりの道のような気がしました。
離婚しないと自分が怪我してしまう。
怪我をしたら、赤ちゃんすら抱っこできないかもしれない。
私はここにいるべきじゃない。
そう思いました。
離婚しようと決意は固まりました。
その後、私が向き合わないといけなかったのはいろんな感情でした。
離婚することで、負け犬になったような気がしました。
今度、幸せに結婚する人が羨ましかった。
そして、一番つらかったのは、結婚した友人たちが赤ちゃんが生まれた報告を聞くことでした。
私も赤ちゃんを産んで、日本に一時帰国したいと思ってたので、
それが無くなってしまった現実は空虚でとても辛かった。
命があれば、自分さえ健康なら赤ちゃんは産めるんですけどね。
その時は辛くて辛くて。。。
人が羨ましくってしょうがなかったです。
でも、それから自分なりに考えました。
どうして、アメリカ人や日本人の友人があの時助けてくれたのかと・・・。
「幸せになりなさい。自分の人生を生きなさい」と言ってくれました。
いっぱい、いっぱい助けてくれた。
だからこそ、人を妬んで、自分の価値を落とすのは止めようと思いました。
そう思えたからこそ、今までになく、そう思える自分が好きになりました。
こんな状況でも他人の幸せを願える方が素敵です。
そう思えて、はじめて自分の価値を肯定することができ、
DVの呪縛から一歩踏み出せた気がします。
自分を愛することって大事です。
自分を愛せないのに他人なんか愛せない。
赤ちゃんだって、母親になる人が自分自身を愛して、他人を愛せてる人間の方がいいに決まってる。
そう思うと、心の底から力が湧いてきました。
大丈夫、なんとかなる。
私は大丈夫。
今の自分が好きだと思えるようになったのは、もしかしたら私の人生の中で
一番大事なことかもしれません。
今後の自分の為にも自分を愛そうと思います。
そして、他人も愛せるように・・・
そして、いつか健康な赤ちゃんが産めますように・・・