ユグドラシル
「……………。」
ロイド
「生命体を全部天使に変える?
そうすれば差別はなくなる?
その為のエクスフィアは
どうやって作られる?
誰かの命を削られて、
エクスフィアが出来るなんて、
そんなのおかしい!」
ユグドラシル
「改革に犠牲はつきものだ」
ロイド
「誰も犠牲にならない方法を探せばいい!」
ユグドラシル
「そんな方法など、ありはしない」
ロイド
「あるさ!方法はきっといる!
俺は諦めたくない!
誰だって、産まれた瞬間から
生きる権利がある!
人もエルフもハーフエルフも
みんな自分であるってだけで
生きてる価値はあるはずだろ!
そんなの当たり前のことだ!
だから、だから!」
~~~
ミトス
「ねえ、クラトス教えてよ!
みんな、ハーフエルフは
厄災の原因だって追いたてる!
それなら、僕たちは何処へ行けばいいの?」
マーテル
「ミトス、クラトスにあたってはだめよ。
わかっているでしょう?
こういうことはこれから、何度でもおきるわ」
ミトス
「何度でも………?」
マーテル
「約束したわね、ミトス。
絶望するなら、静かに暮らす道を
選びましょうって」
ミトス
「絶望…………じゃない。
僕は諦めない。
誰かが声をあげなければ、
何も変わらないもの。
何処かに道はあるはずだもの! だから!!」
ロイド
「だから!!
誰も犠牲にならない方法が
絶対にあるはずなんだ!!」
コレット
「私、知ってる。
世界には、悲しいことがたくさんあるって。
届かない気持ち。
分かりあえない思い。
傷ついた約束。
でもね、私、この世界が好きだよ
だから私、この世界を守りたいって思うんだ。
この空を。風を。大地を。
そして。」
ユグドラシル
「もうよい。 もうよい!
誰も犠牲にならない方法、
探したのだ。
誰よりも必死に求め。
誰より多くの犠牲をはらい、それでも見つからなかったのだ。」
アンナ
「立派だったわ、ロイド」
ロイド
「母さん、なんで……」
アンナ
「あの人を救ってくれて、ありがとう」
ロイド
「え………?」
ロイド
「……!」
しいな
「……何が……あぁ…」
クラトス
「ユグドラシル」
ロイド
「クラトス!」
クラトス
「ロイドはお前に似ている。
かつてのお前のように。
世界を救おうと必死に前を向いている。
しかし、お前とロイドでは
決定的に違うところがある。
お前は諦めた。
いや、お前も、私もユアンも
皆過ちは正せないと諦めた。
だが、ロイドは間違いを
正せると信じている。」
ユアン
「人とエルフの間の者が
皆同じように暮らせる世界。
マーテルの意志を正しく継いでるのは
今や私たちではなく、ロイドだ。
お前たちのやりとりを見て
そう確信した」
ロイド
「(倒せる。
今ならユグドラシルを倒せる!)」
ユグドラシルを倒せる!
ってところまで……












