第678回BIGで1等10億円当選した人が3人もいるんだって。
うらやましいですわー。
10億当たったら、みなさん何します?
よく、宝くじあたったら、家買うって人多いですけど、
固定資産税とかいろいろ税金、だいじょうぶですか?
もしマイホームご購入されるなら、
今後の固定資産税、毎年いくら払うのか計算して、
無理ない範囲で購入したいですね。
【賃貸の場合】
たとえば、いま家賃が10万円の人なら、
年間120万。
30年間で、3600万円、合計家賃かかります。
更新費が1ヶ月分だとして、30年分となると、
15回は更新しますから、150万。
何回か引越しするとなると、プラスでいくらかかかります。
ざっくり30年の合計を4,000万と仮定します。
【購入の場合】
3,000万の家を購入したとすると、
税金が、毎年約30万。
30年で900万。
修繕費用やら、なにかあったら、全部自己負担で、
その他いくらかかかりますので、
こちらも4,000万オーバー。
当たり前ですが、欠陥住宅買ったら負担がさらに増えます。
購入時には、この辺のリスクもリストアップして頭には入れときたいですね。
【宝くじで身の丈に会わないマイホームを買ったら】
仮に10億円当たったからといって、
3億の家を買ってしまったら、
ざっくり毎年300万税金かかってしまうので、
30年で9,000万かかります。
その他いろいろかかるとして、合計1億。
貯金は、最低1億円用意しないといけません。
【ライフプランの形成と】
ある統計によると、宝くじの高額当選者の7割が自己破産してしまうそうです。
これって、完全に金銭感覚が麻痺しておかしくなるからですよね。
例えば、毎月300万ずつ使ったら、10億円は30年で使いきれる金額です。
にもかかわらず、それ以上使っちゃうんでしょうね。
普通の人は、生涯稼ぐお金って約2億円って言われています。
10億も宝くじで当たったら、10億円は、2億円の5倍だから。
単純計算、いまの生活の5倍贅沢できるってことですよね。
いま、30万稼いでいる人なら、5倍だと150万。
毎月のかかる経費をこのぐらい(150万)に抑えといたほうがいいんです。
宝くじあたったら、まずすべきはライフプランの形成ではないでしょうか。
割り算の考え方って案外みんなしないんですよね。
何にいくら使って、いくら残るとか足し算、引き算ばかりです。
仮にあと50年生きるとします。
そしたら、当選金額を50で割って1年当たりの使用金額上限を決めないといけません。
家を買いたいなら、その合計金額もあらかじめ引いとく必要があります。
この定められた上限金額(割り算した結果)に元ずいて行動すれば破産することはありません。
家を買って、旅行も毎年して、ちょっと良いもの食べて。
下記がざっくり試算。
■マイホーム 1億
■税金 100万×50=5,000万
■旅行 100万×50=5,000万
■生活費 2億
■贅沢な食事(毎月50万円分) 600×50=3億
合計7億
こんだけで、合計7億。残り3億しかありません。
同じ3億残すなら、こういう使い方どうですか?
<子供3人いる場合>
■マイホーム 5,000万
■税金 50万×50=2500万
■家具購入 1,000万
■保険加入 1億
■生活費 2億
■事業投資 2億
■自由に使う 4900万
■子供に贈与 110万(毎年)×3人×20年=6600万
■貯蓄 3億
子供に贈与で110万/毎年は、贈与税の税金対策ね。
詳しくはぐぐってみてください。
自由に使えるお金は4900万なので、
月間約8万円いまよりも、贅沢できます。
10億円当選したのに、月8万円ってどうなんでしょう。
でもね。
上記のように使ったら、事業投資で2億費やしているから、
仮に毎年、5%の利回りだとしたら、毎年1,000万稼げることになるんです。
結果、50年で、プラス5億円。
その5億で旅行して、おいしいもの食べて、買いたいもの買うこともできますよ。
【結論】
いくら、宝くじなどの一時所得が入っても、継続性のない収益なので、
毎月いくらまで使えるか計算してご利用は計画的に。
人生設計を立て、1ヶ月にいくら使えるのか計算しましょう。
事業がうまくいってる社長さん気をつけてください。
いまのまま継続するとは限りませんから。
宝くじあたった人、事業がうまくいってる社長さん。
美味しいもん誘ってくれたら、お話聞きますよー(笑)