文化帝国主義とコンテンツ産業。

これ、同じ言葉だわ。
9年くらい疑問だったのが、腑に落ちた。

文化帝国主義ってのは、経済的とか軍事的以外の第3の侵略と呼ばれるもの。

日本では「欧米マンセー!!!日本?ダッセー」とか、古くは「仏教サイコー!神道?ダッセー」、明治時代にはその真逆なことがあったりとかしましたけど。

この、文化帝国主義。
1998年頃は、まだアメリカのハリウッドとかが元気だったんですがね。

今はコンテンツ産業と名を変えているようです。
それに気づいたのは
【中国】 萌え、小太(ショタコン)、蘿莉(ロリ)など、若者に広がる「アキバ語」・・「小日本言葉が悪
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1206776607/
【中国】『萌え』『蘿莉(ロリ)』『小太(ショタ)』などの「アキバ語」が若者に浸透。中国語・英語に次ぐ第
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1206778829/

19 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 投稿日:2008/03/29(土) 17:33:33 ID:HpuAx0ad
334 :可愛い奥様:2007/06/26(火) 09:46:19 ID:raxdPvfD0
OLだった頃、会社で働いていた日本に超詳しいベルギー人が言ったことに納得してた。
日本文化は身内受けの凝り性文化だそう。
外国文化に負けまいとしているのではなく、
世に意図的にインパクトを与えようとしているのでもなく、
今ここにいる同じ価値観を共有する仲間からの喝采を浴びたいと考える。
その結果、同じものを志す者同士の「これすごいだろ、おもしろいだろ」合戦が始まり、
そこで生み出される物が自然と研ぎ澄まされていく。
でもその競争は、敵対的なものではなく、お互いを尊敬しあいながら、静かに深く進行していく。

そしてある日、偶然目撃した異文化出身の人間(外国人)から、
それがすごいものであることを知らされる。
ほとんどの日本人はその日が来るまで、自分たちが作り上げた物がすごいものとは知らない。
もろもろの伝統文化、芸能、電化製品、アニメ、他、みんな同じパターンで世界に広まっていった。
だから、日本がここまで発展してきたのも必然的なものだし、
この精神が衰えない限り、これからも日本は誰に頼まれることもなく、
知らないうちに勝手に世界にインパクトを与え続けていくだろうと。


なるほど、と。
日本の文化、昔から浮世絵とか色々あったけど、主に21世紀に入って、
萌え文化とかアニメ漫画文化とかが世界中に広まっていくのが「目に見えるようになって」以来、ハリウッドの神通力が失せつつあると。

確かに、アフリカとか中東とか東南アジアでも高級品の欧米製や日本製よりも中国製や韓国製があふれたりして、アメリカの文化的な威信は低下しつつある。

で、そうやって生まれたのが「コンテンツ産業」という言葉かなと。
「好かれるものは長続きする」「嫌われるものは損をする」

文化帝国主義っていうのは「文化の押し付けにより、相手国や相手地域の文化を滅ぼすこと」なんですがね。

日本は、対世界的には、文化帝国主義を克服して、文化帝国主義そのものを滅ぼしてしまったようです。
でも一方で、東京帝国主義なんて言葉もあったり。

昔は「今、アメリカではXXが大人気!」って言葉を最近は見なくなったでしょ?でも、ほら、貴方の周りにありませんか?
「今、東京ではXXが大人気!」とか「今、(地域の中心都市)ではXXが大人気!」とかさ。
これ、まさに「帝国主義」なんですよね。