待っていた未来⑤ | 起立性調節障害の息子 〜信じていたら素敵な未来が待っていた〜

起立性調節障害の息子 〜信じていたら素敵な未来が待っていた〜

2016年中1の夏休み明けから起立性調節障害を発症した中2の息子のことを中心に書きたいと思います。小5の娘も2017年5月から起立性調節障害に。娘は喘息もあります。

2023年現在、大学生になれた息子のことも追記しています。

息子は中1の、夏休み明けに起立性調節障害を発症しました。

中学校3年間はほぼ学校には登校せずに、家ですごしました。

毎日昼夜問わずパソコンゲームをする日々を送りました。息子は世界中のプレイヤーと対戦する中で英語を身につけました。

そして、その英語を武器に大学にノー勉で合格。

自分の実力でつかみ取った人生がはじまったばかりでした。


待っていた未来④の続きです。


救助隊の方から息子を救助したという電話が入りました。

ご想像通り私の頭の中は真っ白です。

大学合格のお祝いに買ったクロスバイクでスピード出しすぎたのかな、と考えました。


電話をくれた救助隊の方は、釣りをしていて川に落ちてしまい、救助しました。息子さんはお話できる状態ですので代わりますね。

とのこと。


命に別状がないと知り力が抜けました。

息子に代わるとと寒いだけだから大丈夫。

流されないようにロープに捕まっていて、手が切れてるくらい。とのことでした。


いつもは1人で釣りに行っていた息子でしたが、その日はたまたま仲良くなった子と2人で行っていて、息子が落ちてしまい、友達が119番に通報してくれて助かることができました。

ライフジャケットもつけていたのですが、紐で引っ張り膨らむタイプだったので、まだ4月の川の水は冷たくて体が思うように動かずなかなか紐を引っ張れなくて終わったと思ったと言っていました。

友達が一緒で本当によかった泣くうさぎ


その後パトカーで家まで送っていただき、家で休んだそうです。

安心していましたが、これでは終わりませんでした滝汗

夜になり、頭痛と発熱で再び救急車に乗ることになりました。


もうですね、心臓に悪いですよ。


私は夜中に飛行機のチケットをとり、息子の元へ飛びました。息子の顔を見るまでは、すごい顔をしていたと思います。飛行場までの道で、息子と同じ年齢くらいの子を見るたびに涙が出てきたのを覚えています。


息子の家につき、部屋には救助された際に着せてもらった○○消防署と名前の入った服や、ライフジャケットが、散乱していました。


大変だったんだな、きて良かったな、と思いました。心配かけないように詳しく話してなかっただけなんだなと察しました。


微熱の息子はベッドで寝ていました。生きていて良かったです。


熱や頭痛は溺れた時に汚い川の水を飲み込んだせいではないかと言われたそうで、大丈夫でした。


入学早々こんなドッキリ展開でしたが、

なんとか事なきを得ました花


実は、このあと夏に旦那が交通事故に遭い入院するというアクシデントがありました。

一年のうちに水難事故と交通事故です絶望


流石に職場の上司にお祓いすすめられましたよねニヤニヤ



命を繋いだ息子は、この後自分のやりたかった事を見つけて、さらにステップアップしますアップ


待っていた未来⑥に続きます。