修了証書が届いたことを機に、少しだけ司書コースから離れていました。昨年の今頃は、司書コースの受講料の振込みをしようとしていました。早く手続きをしていればテキストの配本が早目に到着し、1ヶ月くらい勉強期間が余分にとれます。私はウダウダと迷っているうちに始動が遅れ、その恩恵には浴せませんでした。とはいえ、私の本格稼働はGW頃でしたので、通常スケジュールの配本で十分でした。
さて、2022年度も薄緑色のテキストが変更されていないであろうと想定し、私の館種のまとめスライドを掲載します。文字数が多いですが、スクリーン表示を拡大すれば解読可能ではないでしょうか。受講者の方がどのように使うかはお任せしますが、言葉足らずの項目もありますので、テキストを必ず読んで下さいますよう、切に切にお願い申し上げます。(←選挙立候補者風に)
【ポイント】
◆図書館が宗教・政治的上の権力者から一般の人のものに変化する時に、新たな図書館の定義付けが行われた。今も最大の影響を及ぼしているのはランガナタンの『図書館学の五原則』、中でも特に5つ目。
◆日本においては図書館は館種によって根拠法が異なり、それぞれの法律上の位置づけと機能が定められている。
◆生涯学習の重要性を考えた場合、館種を越えた図書館の相互協力は必要。それぞれの館種の役割を踏まえた上で、公共図書館の中でも県立と市町村立図書館、公共図書館と学校図書館、公共図書館と大学図書館など、地域の実情/ニーズに合わせて館種を越えた連携が想定される。
大学図書館は教員と学生のものですが、住んでいる自治体が大学と協定を結んでいれば、紹介制度で大学図書館を利用できるかもしれません。私が卒業した大学では利用料を払えば卒業生も図書館を利用できました。過去形で書いているのは、コロナ禍で卒業生の利用が制限されているからです。コロナ禍が明けても、わざわざ行く程の研究テーマはないですが(笑)。