司書コースの複数の科目に出てくる共通テーマがあります。図書館の館種、法律・条文、年表です。各科目のテキストでこれらが出てきた時、私はExcelの共通シートにまとめておきました。Web試験は事前に試験問題が公表されません。科目Aのテキストに記載はないけれど科目Bにはあった内容に対応するには、まとめシートがとても重宝しました。

 まとめシートを公開しようとも思いましたが使い勝手が私仕様ですし、表だけ手に入れてもテキストを読みながら内容を確認して頂かないことにはお役に立つ代物ではないと、逡巡しています。まあ、そもそも読者のうち司書コースを取っている方が少ないなら、公開の是非を悩む必要はないように思いますが…。

 

ちなみに「館種」シートはこんな感じです↓↓↓↓↓↓↓

 

◆項目設定

【A列】共通、国立国会図書館、公共図書館、県立図書館、市町村立図書館、大学図書館、学校図書館、その他(最高裁判所図書館、人事院図書館、点字図書館、地方議会図書館(図書室含む)、専門図書館)

【1行目】根拠法など、定義、目的・意義、機能、現状、今後

※5704:図書館制度・経営論の科目コード

 

 館種をまとめた表は世の中に存在しているはずと思いながらも、それを探す努力より力技で表を作ってしまいました。力技に出たのは、当時、自分のPCにキーワードを覚えさせる必要があったからです。実際、完成後に市販のテキストか参照した図書で似たようなものを見ました。(やっぱりね!)

 

《教訓》まずは図書館関連の本や市販テキストをざっと見る。力技に持ち込む場合でも、試験対策目的なら網羅する必要はない。

→国立国会図書館、県立図書館、市町村図書館、学校図書館、大学図書館の間にどのような連携があるか、今後可能かを意識すると良いと思います。

 

 図書館関連の研修資料・会議資料としてWebから拾える素敵なスライドもあります。それらが意図して公表されているのかどうかが分からないので、今はここに貼り付けることは控えますが、これこそが灰色文献。検索をしていると寄り道が行き過ぎて、調査の始点がどこだったか分からなくなることもしばしばでした。図書館は使っていても図書館学を知らない私には、ちょっとした情報も新鮮でした。