1. 学んだこと

 児童サービス論では、幼児から青年期までの利用者を対象にしたサービス内容を学びます。それぞれの成長・発達段階に合わせて図書館が提供するサービスや方法を、具体的に理解することが求められています。また学校や学校図書館、地域連携の重要性もポイントとしてあります。

 

2. レポートについて

【設問】

1) 図書館における直接(的)サービスと間接(的)サービスの意義と方法について述べなさい。

2) 図書館におけるヤングアダルト・サービスの意義と実践方法について述べなさい。

 

【私の合格レポート:構成・要旨】

①図書館におけるサービス

 直接サービス、間接サービスそれぞれについて、簡単な定義と具体的な内容について記述。

②ヤングアダルト(YA)・サービス

 YAの定義とどのような時期かを述べ、独特なニーズがあることを簡単に記載。そのニーズに応える具体的な実践方法として、選書・環境・企画について述べ、更にYAへの接遇の在り方や注意事項について記述。 

※以上を約2,000文字で記述。加えて、参考文献を引用順に列記。

 

【レポートへの講評】

 1回目提出時、「児童向け」の直接・間接サービスについて記載しましたが、一般的な意味で記載するべきとのことです。「図書館サービス概論」のテキストを参照し、修正して2回目で合格。

 

 実際、直接・間接サービスはどの切り口で書くべきなのか、迷いました。科目が「児童」なので、半に賭けて丁が出て負けた感…。

 合格を頂いたレポート自体は、特に特徴的なことは書いていません。レポート作成の時点でこの科目のポイントをしっかり押さえておくことが良いように思いました。

 Web試験では「YA 向けの企画書を作りなさい」という楽しい設問で、レポートの②の部分で学んだポイントをちりばめ、司書になり切って回答を作成しました。先人の皆様のブログでは試験が100点だったという人の話もチラホラありました。これからテストを受ける方、Good Luck!

 

 学校教育の年代は学校図書館とサービスがかぶります。多くの場合、宿題のため学校図書館にない本を探す、勉強のために机を使うという利用方法だと思います。その年代で公共図書館をそれ以上に使いこなす生徒はかなり成熟度が高いと思います。成熟度の高い子を惹きつける、成熟度の高い子を増やすことは至難の技。各方面との協力が不可欠です。

 ところで、単に試験勉強のための机の「占拠」は、図書館側から見ると喜ばれない使い方なのですよね。昔、本を探しに行った図書館で「試験勉強のための利用はご遠慮ください」と貼り紙を見て「なぜ??」でしたが、今は理解しました。ごめんなさい、〇〇図書館と△△図書館。貼り紙はしてなかったけど。