1. 学んだこと

 図書館サービス概論では、図書館で利用者が一般に受けられるサービス内容の一つひとつを、基本的なサービス、対象別サービスなどに分けて学んでいきます。うち、図書館サービスの変遷は「生涯学習概論」との重複があります。

 

2. レポートについて

【設問】

身近な公共図書館(都道府県立より、市町村立が望ましい)を観察し、このテキストに書いてあることと比較しつつ、その図書館の特徴を述べ、またあなたの具体的で実現可能な希望を列挙してください。

 

【私の合格レポート:構成・要旨】

①はじめに

 調査対象とその特徴について記述。

②基本的サービス

 (テキストの記載に即して選択した項目として)運営体制と利用者、閲覧・貸出・複写サービス、蔵書数・貸出数、レファレンスサービス、文化・集会活動、相互貸借・課題解決支援サービスなど、それぞれについて簡潔に記載。

③対象別サービス

 児童向け、ヤングアダルト向け、視聴覚障害のある利用者向けのサービスを簡潔に記載。

④今後への期待

 実現可能な具体的な希望を3点列挙。更に(具体策には欠けるが)長期的課題を1点記載。

※以上を約2,000文字で記述。加えて、参考文献を引用順に列記。

 

【レポートへの講評】

 合格まで苦戦。「人口一人当たりの蔵書数・貸出数」のデータを『日本の図書館 統計と名簿』をベースに記載するよう指摘を受けました。

 

 テキスト執筆者と添削者が同じ先生です。テキストの「はじめに」と「レポート設題集」の「レポート作成上の留意事項・ポイント」には、相対評価の指標として「人口一人当たりの蔵書数・貸出数」が書かれています。「レポート設題集」ではカッコ内で「例えば」扱いの記載なので、レポートに書くかは任意かと思いきや!!!!!実は、必ず書いて欲しい項目のようです。終わってから明らかにされる事実。

 本科目は試験は合格したのにレポートが合格しない悲しい状況に陥りました。対面授業が当たり前の時代は、先生がニヤっと笑う顔を見て察したものです。情緒がない世界になりました。