つい最近、YouTubeで岡田斗司夫氏が自己啓発本の作られ方を話されているのを見ました。

【自己啓発本】言いたくないですが…。コレが編集者しか知らない自己啓発本の真実です。大体みんなコレに騙されて書います。(Dec 29, 2021)

「短い期間で書くために、180ページという分量をまず編集者と話し合って章立てを決めていく…60のトピックごとに…400字から500文字ぐらいで書いていけばなんとかなるんですよ。…プロのライターだったら、タイトルさえ与えられたら、400文字ってなんとでもなるんですよ。2,000字だったら内容がないとダメなんですが。」

 

 小学校の頃は読書感想文や作文を埋めることが大変でした。ある意味、何を書いてもいいからなのでしょうね。一方、入試などでよく設問される「100文字で答えよ」問題。書く内容がそれに収まらず、読点を削ったり学習指導要領の範囲外の漢字でマス目を節約したり、姑息な手段に一人「どや!」ったり。指定文字数に収まらないということは、そもそも解答として期待されている内容からズレてるということなのですよ〜。

 近大のレポートや試験での文字制限は、そんな昔の思い出がフラッシュバックしました。

 

 岡田氏が「内容がないとダメ」とした2,000文字程度で「XXについて説明せよ」型の課題や問題が出されるのですが、どのような切り口で何をポイントにしたら合格なのかが分からないまま下書きを作成すると、優に3,000文字を超えていました。「こんなフワッとした課題に対して2,000文字で収めろと?!」と他責バリバリにオラつきながら、許容範囲の最大文字数2,100文字を目指して削減していくわけです。

 受講を開始した頃は先人の公開情報も参考にしつつ、まずはレポートを2-3科目を出してみようと考えました*。時には「不合格=再提出」を頂きながら、採点者のコメントから求められるレベル感を掴むように努めました。

 レポートの記述構成を検討することはパズルみたいで割と好きですし、文章推敲は理解を深めると信じています。しかし、限られた時間の中で合格を頂きたいのも事実。50分の試験時は記述構成を迷っている余裕はないので、構成はパターン化して規定文字数前後で収めるようにしました。一応(今のところ)、Web試験は一発合格でした。

 

 ちなみに、本ブログは1,000文字前後を目処にしています。プロのライターは内容がなくてもいけますかね?

 

*最短で必要単位を取得したい場合は、このような悠長なことをせず、①早目の受講申込で、開講前にテキストを入手する、②複数科目を同時並行に進める、③前期にも演習を取る必要があります。