図書館司書コースを履修して苦労したことを書きます。

 

1.「資源」を含む科目

 内容に馴染みがなかった科目は理解するのに苦労し、成績もイマイチでした。

 

2. レポート作成のための図書館訪問

 図書館で図書館サービスの実際を観察したり、レファレンスサービスを受けたりする課題があります。住んでいる自治体の複数の図書館を訪問し、地元の図書館への愛着が湧きました。
 同時に、レポートに書くために必要な情報を不足なく得て帰ることができるかどうか、少し緊張しました。演習スクーリングで調べた内容を紹介し合う時間があり、しっかり調べている方も多くて尊敬、我が身の稚拙さにガッカリでした。

 

3. レポートの再提出

 先生の心の中には、レポートに記述すべきキーポイントがあるはずです。学生は設問集からそれらを汲み取り、文章に織り込みます。しかし、先人情報で再提出になりやすい科目の一つとして挙げられていたところに、私もまんまとハマりました。

 KULeDの掲示板でも再提出について相談する投稿があり、「質問してくれてありがとう!」と心の中で大喝采を送りましたが、回答者は担当の先生ではなかったようです。再提出は先生にも負担になるのだから、「レポート設題集」に明示してくれれば良いのに、と思いながら書き直しました。試験合格から数ヶ月経過後、レポートに合格を頂きました。ブログに「心が折れそう」と書かれていた方もいましたが、同じく!

 

4. 散りばめられた情報の統合

 受講開始時に届く各種冊子には記載されていない情報があります。例えば、演習は日程・場所・担当教官の選択があるので、冊子「通信授業科目要項」では演習科目の存在が消されています。それによって、①演習の存在を忘れていた、②演習の申込時には場所と日程しか考えなかったので、受講許可を受けて日程が近づいてきたところでシラバスに書かれた事前課題に青ざめた、ということがありました。

 学習センターや学習会といった学習サポートを私は利用しませんでした。たぶんですが、①が原因で申込期間を逃して翌年履修する人、諦める人もいるのではないかと想像します。KULeDの「成績照会」タブで未済科目を時々確認すると良いと思います。

 

5. スケジュール管理
 最初に冊子を読み込んでTo-Do-Listを作って計画を立てても、その通りに進めることが難しい時もあります。私の場合、冊子とKULeDの読み込みが甘くて落とし穴にはまり、最後まで背中は冷気に晒されていました。
 
 学生時代はリマインドしてくれる先生がいて、周りからなんとなく入ってくる情報でゆる〜く支えてもらい、楽をしていたのだと実感しました。