情報資源組織論と情報サービスの2科目には演習(各2単位)があり、近大の場合、スクーリングまたはメディア授業で受講します。履修会場、履修日、担当教員を確認し、履修申請期間内に申込ます。
※選択科目(乙群)にも「図書館実習」(1単位)があり、内容には興味がありましたが、日程的な理由から私は選択しませんでした。
【メディア授業】
いわゆるe-learningです。Web試験+メディア授業の組み合わせなら、近大の宣伝通り全過程を自宅で終了できます。
メディア授業は動画を視聴する受講期間(3ヶ月位)+試験期間(1週間)で構成されていました。動画の長さは様々で、5-6本に1回くらいの間隔で数問の確認テストが挟まれ、全問正解で次のセッションに進めます。全部の動画を見るのはそれなりに時間がかかります。
同じ「情報サービス演習」のメディア授業とスクーリングを同時に申込むことは可能です(その際の注意事項は入学後に「学習の友」をお読みください)。私はスクーリングの試験を先に受け、メディア授業の最終試験を受けずに流しました。最終試験そのものに興味がある方は、先人のブログをご参考になさってください。
メディア授業のメリットは自宅で自分のペースで進められること、何度でも復習できることです。一方、動画には先生の雑談はないので、どうしても味気なさは感じてしまいました。
【面接授業/スクーリング】
近大キャンパスもしくは指定会場での対面授業です。会場・日程によって色々なパターンがあるようです。大まかな年間スケジュールは入学案内に記載がありました。私が参加した東京の会場では1科目あたり週末3日間(例:土日・翌週土)、9〜17時でした。初日冒頭に事前課題の提出、最終日午後に筆記試験があります。
スクーリングが良いのは、短期間で集中して授業を受けられる(間食が減る)、質問はその場で解決できる、他の受講者の様子がわかる、科目以外にも良い本の紹介があることです。コロナ禍でのWeb疲れもあり、スクーリングは良い気分転換になりました。
困ったことは久しぶりの筆記試験でしょうか。大学の試験は手書きで受けたはずですが、大量の文字を短時間で書くことが困難な手になっていました。映画「ボーン・アイデンティティ」のように、記憶喪失になっても体に染み込んだ動きって本当にあるのかなあ。
近大キャンパスの土を1度も踏まずに終えるのは近大生としてのアイデンティティを形成しづらく気も引けまましたが、ありがたく利便性を享受させて頂きました。