土曜日はN本さんの誘いで文学部の方々のディプロマシー卓に参加してきました.
俺23歳が平均年齢を下回る.
7人必要なゲームで6人しか集まらんかったのでゆずみ君を急遽招集.
長い戦いの始まりであった.
ディプロマシーについて簡単に説明しておきましょう.
舞台は第1次世界大戦.
プレイヤーはイギリス,フランス,イタリア,ドイツ,オーストリア,ロシア,トルコの7カ国を担当し,勢力を拡大します.
行うのは春と秋の交渉と指示のみで,運要素は一切かかわりません.
交渉は全員に対して声明を出してもいいし,秘密交渉を行ってもいい.
ここで重要なのは交渉などで約束したことについて,一切を守る義務がないというところ.
現実の外交のように裏切りと謀略が渦巻くのがこのゲームである.
詳しくはwikipediaという便利なものがあるのでそっちを見よう.
今回は経験者2人が周りに国が多くて立ち位置の難しいドイツ(俺)とオーストリアを担当.
なぜドイツかといわれるとビールが美味しいからだね,しかたないね.
前回やった時はフランスでのらりくらりとやっていました.
ちなみにN本さんがトルコ,ゆずみ君がロシア.
今回は7年制14ターンで行いました.
ドイツは周りに英伊仏墺露と囲まれており,非常に難しい立ち位置です.
とりあえず同じような状況のオーストリアとは不戦交渉+イタリアの牽制.
イギリスと友好関係を結び,フランスを抑えながらデンマークとオランダを確保.
ロシアとの関係は保留.
イタリアがオーストリアにちょっかいをかけ国際会議で糾弾されるが和解し特に何も起きず.
2年目に入るとノルウェー,スウェーデンを巡って露-英の争いがおきます.
ロシアは土墺と不戦協定を結び北に戦力を集中し,争いは避けられるものに.
我がドイツはイギリスにベルギーをこちらに渡すことを条件に協力を申し出て合意.
伊独同盟-露の全面戦争に突入.
結果,同盟によって北の地は制圧されます.
しかしロシアと裏で手を結んでいたフランスによるイギリス攻撃が起こります.
それにより,イギリスはロンドンを占領され危機的状況に突入.
また独-露でも互いの意思のすれ違いがあり,戦力が交差,それぞれ相手国の領土を占領する事態が発生.
ついには領土を守りきれなくなった両国とも自国を捨てて相手国に全軍で進出を始めます.
どちらにとっても勝算の低い賭けで,泥沼の様相を呈してきます.
さらにはこれを好機と見た土墺伊仏による独露の取り合いの気配を見せだしました.
ここで4年目に入っていきます.
一時期では最大勢力であった独露も風前の灯.
このままでは5年目の終わりには国が消えてしまう可能性すらあります.
しかしここで起死回生の一手を打ちます.
ここまで戦争をしていたロシアに和平および同盟を申し出ます.
そして,ロシアがスウェーデン,ドイツがベルリンをそれぞれ取り戻す形で同盟が成立.
さらには最大国となったフランスの脅威にさらされているイギリスも巻き込んで英独露三国同盟が成立.
盤面がひっくり返りました.
5年目には独露の軍は故郷の地を踏むことができ,ドイツはミュンヘンを確保,ロシアは進出していたトルコを撤退させます.
また,イギリスも本国からフランス軍を追い出すことに成功.
フラットな状態に戻ったといえるでしょう.
ところがここでイタリアが動いていました.
裏からフランス領であるスペインに手を伸ばしていたのです.
これによりフランスが一転して窮地に立たされることになりました.
その後も英独によるフランス侵攻,およびスペインに続きポルトガルをイタリアが占領が起こります.
ロシアはこの時点で最大勢力を取り戻していたためトルコと小競り合いをしつつ,ドイツと不干渉交渉を成立させます.
この時点でロシアの勝ちは揺るがなくなりました.
トルコはさりげなくオーストリアを裏切って領土を占領していました.
この時点での戦力比は,英:仏:独:伊:墺:露:土=4:3:5:6:5:5:5
そして最終年に入ります.
勝利の確定しているロシアは動かずトルコと小競り合いをするのみ.
伊-墺でも争いがあったものの,領土の入れ替えのみが起こりました.
しかしその隙をついてトルコのイタリア領奪取がありトルコもトップに浮上.
ドイツはミュンヘンを死守しながら,イギリスに協力してイタリア領を奪う提案をしました.
戦力の少ないイギリスはこれを快諾.
軍をスペインへと向けます.
ドイツはここで突如向きを変え,一転イギリス領に侵攻.
終始友好関係にあった英独ですが,ここにきてのドイツの裏切り.
イギリス領のベルギーはなすすべなくドイツに占領されます.
こうしてドイツもトップに立ち,ゲームは終了となりました.
最終的な成績は英:仏:独:伊:墺:露:土=4:2:6:5:5:5:6で独露土が勝者となりました.
将棋部組3人が勝った形.
総プレイ時間10時間でした.
最終局面はこんな感じ.
今回のゲームではドイツということもあって,かなり派手に交渉を行えて楽しかった.
全面戦争態勢に入った英独露が同盟関係になるという発想が出たのは我ながら素晴らしい考えだった.
唯一悔やむところがあるとすれば最後の裏切りのところでもう少しイギリスをうまく誘導できたら,単独トップも可能であったというところ.
また次回に備えて交渉力を磨かねば.