今日は、ラッキードラゴン〜第五福竜丸の記憶〜
を吹くにあたって、第五福竜丸について色々と調べました。
第五福竜丸は、静岡県のマグロ漁船のことです。
遠洋漁業に出ていた、第五福竜丸がマーシャル諸島のビキニ環礁でアメリカの水爆実験に巻き込まれました。
船員23名は全員被爆しました。
SOSの救難信号を出すと、米軍に見つかり水爆証拠隠滅のため、沈められる可能性があると思い誰にも知られずに、二週間かけて、自力で母港に帰国。
その後船員たちは、水爆の後遺症で亡くなった。
アメリカ軍は死因の原因は、水爆ではないと主張している。
という話を、福島弘和さんが聞いて、ラッキードラゴンを作曲したという事だそうです。
ここから、個人的な考察になります。
ラッキードラゴンには主に五つの場面があります
まず最初の第一場面
悲しみ嘆き
このタイトルを見た時、正直意味がよくわかりませんでした。でも曲を聴いたり、第五福竜丸について調べてから、何か悲しいことが起こる前兆のように私は聞こえました。
調べてから、聞くと、なんか背中がゾクゾクするんですね。
第二場面 西から昇る太陽
西から昇る太陽というのを見て、この曲は、おそらく、南半球が舞台の曲なのかなと思いました。
でもこれは違って、西から昇る太陽の太陽は、太陽ではなく、船員たちが見た、爆発の様子なんですね。
第三場面 不安怒り
この場面は、おそらく自分たちが被爆してしまった、これからどうして行けばいいのか、早く帰ってこのことを知らせなきゃいけないなどという不安。なんで自分たちが被爆してしまったのか?という怒りが入っていると思います。ここから、テンポも、56から144と相当早くなります。
船員たちの焦りとか不安とか、怒りが伝わります。
第四場面 祈り昇天
ここから調が変わります。テンポも60と遅くなります。船員の久保山愛吉さんが亡くなる時のことの様子だと思います。
第五場面 希望 ラッキードラゴン
ここは、おそらく、第五福竜丸が帰国してからの事だと思います。平和を求める。核の反対。
今現在でも、第五福竜丸の船員の方たちが、講演会などを開いて、平和について、語られています。
私は、この曲を吹くと決まって、
楽譜をもらった時、この曲連符多くてやだなぁとか自分に吹けるのか?とかすごく悩みました。
でもこの曲が作られたことを調べて、私はすごく感動したし、今現在の日本は、戦争もなく平和な世の中です。でも、他の国では、まだ戦争をしている国があったりします。そして、太平洋戦争によって被爆された方もまだ沢山おられます。病気に悩まされ、苦しんでいる人が沢山います。
だから、私は、この曲を大切にしたいと思いました。平和な世の中になるように、平和が続くようにと願って演奏したいと思いました。