志田愛佳×渡邉理佐






志田side


最近、私の彼女の様子がおかしい


元気が無いというか、、、ぼーっとしてるというか…


「理佐、大丈夫…?」


渡邉「……」


「…理佐!!」


渡邉「わっ!…ごめん、何?」


「……」


ギュッ


渡邉「…愛佳?大丈夫?」


それはこっちのセリフだよ…


「理佐、無理しないで…?」


渡邉「え…?どうしたの?」


平手「…聞こえてたんだけどさ、どうしたのじゃないよ…最近様子変だし。こないだだって倒れ…」


渡邉「てち、駄目っ!!」


一瞬何が起きたのか分からなかった


理佐が倒れた…?


渡邉「……」


「ありがと、てち」


そう言って私は理佐の手を引き、空き部屋に入った


「理佐、教えて…?」


渡邉「……迷惑かけたくない…」


そう言った理佐の目は涙でいっぱいだった


「…迷惑な訳ないじゃん?お互い助け合おうって、理佐が言ってくれたんだよ?」


そう言うと理佐は少し微笑んで静かに涙を流した


渡邉「…あのね、、、最近ずっと寝られなくて、でも何でって言われたら分かんないんだけど…だから、疲れが溜まって、、、この二週間くらい、ほぼ毎日倒れてた…」


何度か言葉に詰まりながら、ゆっくり話してくれた


「…理佐、ありがとう」


渡邉「愛佳も…聞いてくれてありがと…」


「…理佐、今日はもう帰ろう…?」


このあとにまだ撮影があったけど、そんなのどうでも良かった


渡邉「……(コクッ)」


それからマネージャーに許可を貰って理佐を私の部屋に連れて帰った


渡邉side


隠そうって思ってたのに、結局ばれちゃった


でも、楽になったし、聞いてもらって良かったなって思う


志田「理佐、ベッド入って」


「え?あ、うん…」


愛佳の匂いがする、、、安心して、すぐに眠たくなった


志田「私、あっち居るから、何かあったら呼びな?」


きっと愛佳はゆっくり寝られるように気をつかって離れてくれた。けど、私はそばに居て欲しかった


「…だ。」


志田「ん?」


「…やだ。そばに居て…欲しい」


やばい、恥ずかしくて死にそう、、、


志田「…分かった、ここに居るね」


志田side


渡邉「…愛佳、、、ギューして…」


なに、私の彼女可愛すぎない?


珍しいし、ちょっといじめてみよう


「…自分からおいで?」


渡邉「……」


「理佐ちゃーん?」


ギュッ


渡邉「…愛佳大っ嫌い」


と言いながらも抱きついてくるあたり、憎めないんだよね…(笑)


「私は大好きだよ?」


渡邉「…私もやっぱり好き…」


やけに素直…可愛い、、、


それから直ぐに理佐は寝た


腕枕をして頭を撫でてあげたとき、微かに理佐が笑ったような気がした


「理佐、ずっとそばに居るよ」




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読んでいただき、ありがとうございました!


定番な感じになってしまいました、、、


この小説をネットで発見してくれた方が数名いて!!まさか検索にヒットするとは(笑)


ありがとうございます!!






またね!(○´∀`○)