こんにちは!

合同会社Keyakiの五十嵐です。

 

今日は健康に関する真面目な記事を書こうと思います。

 

昨今健康的な食品への関心が世界的に高まるなか、代替甘味料の人気も高まり続けており、「次世代甘味料」が今後のトレンドになるという。

 

消費者の味覚は、より自然なフレーバー、天然の原材料を好む方向へと変化していくとみられており、今後もカロリーを抑えた健康的な製品を求める消費者の嗜好が、需要をけん引していく見通しである。

 

代替甘味料はその人気が高まるのと同時に、安全性への疑念も急速に高まっている。電子ジャーナルScientificDirectに発表された論文によると、科学ジャーナルに発表される代替甘味料についての研究結果は、年率6.28%のペースで増加している。食品・飲料が専門の市場調査会社Food & Beverage Insiderが行った調査によれば、消費者の多くが代替甘味料を「不健康なもの」と考えているという。

 

こうした状況のなか、消費者に今後広く受け入れられるようになるのは、どの代替甘味料なのだろうか。その甘味料には、安全性に関する懸念はないのだろうか。

以下、注目の甘味料5種類を紹介します。

 

①果糖ブドウ糖液糖

環境に優しく、低アレルギー性の果糖ブドウ糖液糖は、健康的な代替甘味料とされている。砂糖より甘味が強い一方、カロリーは低く、ビタミンなどの栄養価は高い。

 

②デーツ

米スーパー大手ホールフーズ・マーケットが2023年注目トレンドの1つに選んだデーツは、粉末やシロップ、ペーストなど、さまざまな形態で販売されており、消費者の間で天然かつ高栄養でクリーンな食品への関心が高まる中、甘味料や食材としての人気を得ている。カルシウムと食物繊維を豊富に含むほか、さまざまな代替甘味料の中で、抗酸化物質の含有量が最も多いとされている。

 

③ステビア

2008年に米食品医薬品局(FDA)から承認を得たステビアは、広く使用されている安全な天然の代替甘味料だ。南米が原産の植物ステビアから抽出され、粉末または液体の形で販売されている。ノンカロリーで、甘さは砂糖の100~300倍。さらに、GL値(グリセミック・ロード、血糖値の上昇スピードを示す値)は砂糖より低くなっている。

 

④モンクフルーツ

スウィングルフルーツやラカンカ(羅漢果)の名でも知られるモンクフルーツもまた、FDAの承認を取得している。東南アジアを中心に生息するウリ科の植物から抽出され、ノンカロリーで、砂糖よりも200~300倍甘い一方、GL値は砂糖より低い。抗酸化物質を豊富に含むことも特徴だ。粉末、顆粒、液体の形で販売されている。

 

⑤アルロース

乾燥イチジクやレーズンなどに含まれる希少糖のアルロース(プシコース)が発見されたのは、その他の代替甘味料よりも比較的最近になってからのこと。FDAは「食品として問題はない」としているが、上記のその他の代替甘味料よりも問題視される点は多い。そのひとつが消化されない(体に吸収されない)ことだ。人によっては、ガスがたまったり、膨満感を引き起こしたりすることがわかっている。

 

どの代替甘味料が自分にとって最適かは、何を求めているかによって変わってくる。上記の5種のほかにも、ココナッツシュガーやメープルシロップ、ハチミツ、エリスリトール、キシリトール、ヤーコンシロップなど、さまざまなものがあり、もはや風味やカロリー、栄養、あるいはGL値など健康面に及ぼす影響について妥協することなく、自分に合った甘味料を選べる時代がきている。

 

フォーブスジャパンより引用)