先生、どうしよう、やばいかもしれない

6年生の生徒さん



3秒ほどの沈黙。見つめ合えばふたり大笑い。


ごめん!やるしかないよな。やってやってやりまくるわ。だけどありがとう先生😊


清々しい彼女らしい言葉。あの...まだ先生ひと言も話してないんですけど🥰また2人大笑い。次のレッスンではひとつふたつ迷うところはあるものの、流れをもってきかせてくれたピアノ。受験の夏、時間を捻出してその上、努力した成果。(輝く姿、先生まぶしすぎて見えないよ🕶️と彼女に)


同じ6年生の生徒さん、弾みをつけたくて、いつもより長くレッスンした次の週。和音をとるのもたどたどしい状況だったのに、なんと通して暗譜で弾いてみせてくれたのには驚きを通り越して唖然。そして演奏後、目が合えばやっぱり大笑い。もう大丈夫。



小学一年の男の子。はじめはベートーベンが一人称で話しをしているようなところから最後は三人称を感じさせるような場面。その話をすると目が光りました。身体いっぱいやってくれます。なにかと一体になってやっている。そのような訪れが、私とお母さんは嬉しくて。



中学生の女の子。昨日は再現部のところ。同じことがすぐあとにもう一度くることの印象について。二度ほとんど同じことを言うだけで、二度目はどことなく、とても幻想的に私は感じるから。私が高校生のときに授業で知ってすごく感動したある詩を用いてそれについて深く考え意見しあう時間を持ちました。



なんで私のピアノはダメなんやろう、汚いねんやろう。レッスン前のつぶやきから、話しあいながらいつの間にか泣きあった日もありました。


よくきいてね。

〇〇ちゃんがダメなんじゃないのよ?

ひとつもダメじゃない。よくやってる。

ダメがあるとしたら先生なの。

だから先生も変わっていくね。ごめんね。


そんな短いあいだに涙があふれる生徒さん

絶対に泣かない女の子の涙。


なに泣いてんのよー!笑

笑い泣きしてるんです。思い切り泣いていました。辛い思いをさせてしまっていたね、ごめんね。あの日は私たちの新しい門出。あの日があってよかった。物事は急に変わることもあれば、段々とじゃないと目に見えて変わったと実感できないこともあるけれど、同じ温度感。私たちはこれからもその度に話をして変わり続けていくから、もう大丈夫。




夏休み、みんなとこの机のうえで、お茶や食事をしました。修理できないと言われてしまったほど、がたがきていて安全を考慮すると買い替えないといけないあまりにも想い出がつまった机。せめてガラス板は残して、足を新しく作るとしたらと考えて。







並んでご飯を食べたり、笑い合ったり

なんでもない時間を幸せに感じられるひと

そんなみんなひとりひとりが私の特別なひと


みんなと出逢えたことの喜びは

なにを話せたかということだと思います


自分のすきを無理に隠すことなく

自分のすきを大事に生きてくれますように

私はその子のすきを大事にできますように

keep smiling🪶✨