室町時代あたりの伝奇短編集。

「異の葉狩り」「この島にて」「屍舞図」「醜い空」「輝風 戻る能はず」の5編。

「この島に」には細川政元が妖怪として登場。

個人的には「輝風 戻る能はず」がベスト。
癩病の剣豪・諸岡一羽の秘太刀「稲妻の影」の秘密とそれに迫った土気正三郎の運命とは?
ロシアの革命家バクーニンが来日し、日本の革命家・清河八郎、高杉晋作を育て、小栗上野介や勝海舟の思想にも影響を与えていた!

同じく来日していたシーボルトの息子の視点で描かれてます。

幕末の意外な一面を見る感じかなー。
映画「柘榴坂の仇討」のために原作を収録した短編集を読みました。

「椿寺まで」「箱館証文」「西を向く侍」「遠い砲音」「柘榴坂の仇討」「五郎治殿御始末」の6編。

幕末維新の時代に翻弄された侍たちの物語。
個人的には「西を向く侍」がよかった。
「箱館証文」にはユーモラスな面もあり、これまたよかった。
「釈迦もまた 阿弥陀も元は 人ぞかし 
           
          我もかたちは 人にあらずや」


                                                一休宗純

僕の好きな一休さんの言葉の一つです。

「悟った存在である釈迦如来も元々はガウタマ・シッダールタという人間だった(※王族ではあったが)し、阿弥陀如来も人間だった(※僕は勉強不足で知らないけど)。私も格好は(同じ)人間ではないか!」とでもいう意味かなー。

悟るとまではいかなくても、あの人は凄いなーと思える人も、昔から凄いわけではないんだよねー。

無駄に努力する必要もないけど、人間を磨いていくのも悪くないかもと思わせる言葉ですなー。
皆川博子の「戦国幻野 新・今川記」(講談社文庫)読了。

今川義元を補佐した九英承菊(きゅうえいしょうぎく、のちの太原雪斎)を中心とした今川家の興亡に、富士修験に生き神とされた炸耶(さくや)様の闘いを絡めて描いた伝奇小説です。

今川義元というと桶狭間の戦いで、織田信長にあっけなく蹴散らされた情けない武将のイメージですが、兄の玄広恵探(げんこうえたん)と家督を争う「花倉の乱」を勝ち抜いたり、いろいろと頑張っていたみたいです。

そして、恵探、義元だけでなく、今川氏親を父にもつ5人の兄弟の物語でもありました。史実かどうかは別としてでありますが(笑)

炸耶様の人生も波乱に満ちています。

物語の最後には義元の嫡男の氏真が登場します。
この氏真が雪斎に「天下はいらぬ」と答えるのですが、勝手に今の<さとり世代>を思ったりしました。
太平の世を生きる理想の姿かもしれません。




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江戸のメモ魔はどうしてたんだろう?
現在のように、付箋やスマホはない時代だからなー。

筆記用具は矢立を使っていたのかな~。
矢立って、使い勝手はどうだったんだろう?
普及率は?

ふと疑問に思ったので、後で調べてみよう!



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「世の人は 我をなにとも 言わば言え
 
         我が為すことは 我のみぞ知る」

                          
                             坂本龍馬


僕の好きな言葉の一つです。

「周りの人にには何とでも言いたいように言わせておこう、
俺が信念をもってやること(の意義)は俺だけが分かっているんだぞ!」とでもいう意味でしょうか。

周りに振り回されずに、自分の信じた道を進もうという言葉ですね。

人によっては他人の意見を聞かないという独善に陥る危険性がありますが、僕は他人の評価を気にして行動を起こせないことがあるからでしょうか、余計に心に響きます。



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