Vipassana瞑想 | Keyaki

Vipassana瞑想

長年ず~と行きたいと思っていたVipassana瞑想に行って来た。
8年前にインドのダラムサラで、会う人会う人に薦められて興味を持ったこの瞑想修行。
この8年間はなかなかタイミングが合わず参加できないでいたが、やっと今回参加することができた。

Vipassanaとは、「ものごとをありのままに見る」という意味。
インドの最も古い瞑想法のひとつで、ゴータマ・ブッダが完成させた「解脱」へ至るための修行法。


詳しくはココ。
http://www.jp.dhamma.org/index.php?L=12


10日間都会の喧騒を離れ、Vipassana瞑想センターにてただひたすら瞑想をする毎日。

瞑想というと、「リラックスして心がすっきりして・・・」というイメージを今まで勝手にもってきたけど、ヴィパッサナーは瞑想を使って一所懸命に修行するといった感じ。結構ハードワークだ。

コースの期間中の10日間はほかの参加者との会話はもちろん、アイコンタクトも禁止。読書や書くことも禁止、喫煙やアルコールも禁止、音楽を聴くことも電話をかけることもNetもすべて禁止。

起床は朝4時。
4時半から朝の瞑想。食事は6時の朝食と11時の昼食のみ、夕食はない。
基本的に食事時以外はすべて瞑想。
そして9時半に就寝。

はじめの1日目~2日目は興味だけでなんとか乗り切れ、参加していること自体を楽しめたけど、3日目から辛くなってくる。

瞑想の内容も、呼吸を観察することから始まり、コース中盤以降はからだの部分部分の感覚を確かめながらその時におきてくる身体反応と心の反応をただひたすら冷静に観察する。イメージをつかって不快感を浄化するとか快感を追い求めるとかいうことはしてはならず、ただひたすらに認識して観察する。
感覚は精神を鋭くさせて感じ、そこでおきる様々な反応(心と体)を冷静に観察する。

今回はじめての参加でわかったことだけど、心ってのは不安定で、いつも逃げ出したがるものだ。ひとところにとどまる事ができない。自分でまったくコントロールができない。常に何かをイメージしようとしたり、思い出したりしている。過去の出来事に執着していたり、未来のなにかを渇望していたりする。それはイメージや思い出となって突然現れ、その後に感情が付随してやってくる。
つまり「心」は常に「今この瞬間」にいないのだ。

心を訓練することがいままで無かった自分は、最初この暴れまわる野生の馬のような心をどうして手なずけるかに苦労した。
結果、この10日を通して飼いならしかたを学べたけど、実際に飼いならすには至れていない。

心には表面意識と深層心理と2段階あって、普段人間は表面的な意識のみしか認識していない。しかし感情や物事に反応する思考と言うものは多くが深層心理が大きく影響していて、その深層心理にあるトラウマなどが今の自分の行動や思考に大きく影響している。
肉体的に感じる感覚というものは実は心の深層心理に深くリンクしているらしく、肉体感覚を意識して観察することによって、深層心理に溜まった様々な汚濁を浄化させることができるらしい。
だからこそ、心を見つめ観察し、感覚を使って深層心理まで達して浄化していく。
そして真理に近づき、最終的には解脱にいたるというのがこの瞑想修行。

今回は初の参加でやっとその内容と修行方法を知ることができた。
自分にとってはまだまだイントロダクション。

10日間終わって、確かに頭の中がすっきりしている。やるべきことが明確になった。
なぜそれをするのかが明確になった。対人、対事象をポジティブに受け取れる。

まだまだ知り始めたばかりのこの心の修行。
せっかくなのでこのまま続けて行きたい。


是非また参加したい。

ヨーロッパにも北米、南米にもセンターがあるので興味を持った人は調べてみたらいいよ。

本当にお勧めです。