サンバララ旅行記3
サンバララでは毎日どこかで太鼓の音が聞こえた。
なにかの祝い事や誰かを出迎える時ももちろんだけど、若い世代が中心になって積極的に小さい子供達に太鼓を教えている。
子供の数は相当多いわりには太鼓の数は限られているので、太鼓に触れてもリズムをキープ出来なかったり間違えたりするとすぐにチェンジさせられてしまい、上手くならないと叩きたくても叩けないという状況になっている。
(自然淘汰で上手い奴が残る恐ろしいシステムです。)
今現在サンバララでは、5歳前後の男の子は上手に叩ける子が多い。それもドゥヌンバというリズムを。(凄いことだと思います)
どこでもそうだと思うけど、サンバララ村のトラディショナルリズムはお祭りや儀式の為にある。そのお祭りや儀式は先祖代々伝統として受け継がれてきたものであり、また時代を経ていくごとに少しづつ変化していくものでもある。
ファムドゥ師に言わせると、サンバララ村のあるアマナ地方だけでなく、どこの地域でも太鼓を叩く世代が交代すると、リズムの根幹は変わらないが、若干アレンジされたりバリエーションが変化したりするらしい。
つまり世代によって曲の構成が違うわけで、同じ村で一生過ごすと、子供の頃に聞いたソリというリズムは年寄り頃には7段階くらい変化しているそうだ。
ファムドゥ師も地元の若い世代に今の流行のアレンジを教えてもらうことがよくあるそう。
そしてどのリズムはどこが大元だと断定するのはもはや難しいらしい。(大体の地域は特定できるそうだけど)
同じ村でも世代が変わればリズムも変わるくらいだから、村や地域が変わればもちろん全然変わる。リズムの名前は同じでも、土地を離れるとまったく別の曲のようになっている曲も多いらしい。
たとえば同じDjaaという曲をとっても、クルサ地方の中でもアマナ地域とサンカラン地域ではドゥヌンの構成はもう全く別のもので、完全に別の曲だ。
なので、なにが正解とかどれが正しいとかは言えない。
しいて言えば、アフリカ人達にとっては自分が育った地域や習った師匠の地域のリズムが正解なんだろうし、リズムを学ぶ外国人にとっては納得いくまで追い求めて自由に自分の好きな地域のリズムを選択すればいい。
そういうこともあって各地域によって流行というのもあったりする。
例えば「アマナ地方の若い奴は今、ボロコノンドというリズムにこういうブレイクをつけてやるのがは流行ってる」とか、「この地域のソリというリズムはこの唄をうたうのが流行だ」とかいうのがある。
これもとっても興味深くて知れば知るほど面白いと思う。現地で長く生活すればもっと色んな地域の特性や流行を知ることができるだろう。
トラディショナルリズムが演奏される祭りや儀式は伝統儀式や通過儀礼によって各世代に継承されているんだけど、その儀式や祭りはその村が存続し繁栄するのに重要な"生き方"みたいなものを伝えているのも多い。
慣例として形骸化してきたものもあるらしいけど、例えば「女性はいくつになったらああしてこうしなさい」とか「男性は何歳になったらこうしなさい」みたいなもの。
これらはその地域で自然と共生していく行き方の術が詰まっており、同族がその地で存続繁栄していくのになくてはならないものである。もし資料や本にするとしたら「How to 種の残し方」みたいな感じ。
また、昔から精霊や目に見えないものの力が信じられていて、なんか不吉な兆しとかあると絶対に動こうとしない。本気で真顔で動かない。彼らにとっては言い伝えがすべてであり、先人の知恵こそが教科書。
いずれも自然の中から学び、その地の自然と共生するための知恵だ。
そして自然の中に神や精霊を見出し、その力を信じて時に力を借りたり、また感謝したりする。
そういう意味じゃ日本も同じだと思う。
日本に置き換えれば、五穀豊穣を祈ったり祝ったりする祭りで和太鼓を叩きお供えものを謙譲し輪になって同じ踊りを皆で踊る。
この根源には自然の中に八百万の神がおり、その恩恵を受けて生活しているという意識。これは今でも日本各地には残っているし、俺がいった三島村や奄美大島でも伝統の祭りや踊りはこの意識だった。
なんでだろう、国や地域は全く違うのにこの意識が共通している。
北米インディアンも、南米の山地に暮らす人々も、西アフリカの村も、日本の村も。
今、西アフリカのマリンケ族のアマナ地方のトラディショナルを学んでいるが、実はトラディショナルって、その根源は同じだと気づかされた。
いずれも「その土地の自然と共生して種を保存していく事」
そしてその土地(神)と共生する知恵や教えを寓話や伝統儀式や儀礼にして残す!
でも、
でも、
謎がまた出てきた。
どうしてそれがその地域ではその音になるのか。
どうしてそのリズムになるのか。
なぜその構成なのか!!!
う~ん謎は深まる。
う~ん深い。
でも一歩進んだ気がする。
いずれにしても、
食い物は自然の恩恵。
衣も自然の恩恵。
住居も自然の恩恵。
日陰も自然の恩恵。
そんな自然に改めて感謝。
そんなサンバララ旅行でした。
そうそう、サンバララ村で三島村ジャンベ留学5期生として一緒に半年過ごしたFROM沖縄の将人とその奥さんのカエさんに会えました。奇跡!
たった1日しか一緒にいれなかったけど本当に感激の再会だった。
なにかの祝い事や誰かを出迎える時ももちろんだけど、若い世代が中心になって積極的に小さい子供達に太鼓を教えている。
子供の数は相当多いわりには太鼓の数は限られているので、太鼓に触れてもリズムをキープ出来なかったり間違えたりするとすぐにチェンジさせられてしまい、上手くならないと叩きたくても叩けないという状況になっている。
(自然淘汰で上手い奴が残る恐ろしいシステムです。)
今現在サンバララでは、5歳前後の男の子は上手に叩ける子が多い。それもドゥヌンバというリズムを。(凄いことだと思います)
どこでもそうだと思うけど、サンバララ村のトラディショナルリズムはお祭りや儀式の為にある。そのお祭りや儀式は先祖代々伝統として受け継がれてきたものであり、また時代を経ていくごとに少しづつ変化していくものでもある。
ファムドゥ師に言わせると、サンバララ村のあるアマナ地方だけでなく、どこの地域でも太鼓を叩く世代が交代すると、リズムの根幹は変わらないが、若干アレンジされたりバリエーションが変化したりするらしい。
つまり世代によって曲の構成が違うわけで、同じ村で一生過ごすと、子供の頃に聞いたソリというリズムは年寄り頃には7段階くらい変化しているそうだ。
ファムドゥ師も地元の若い世代に今の流行のアレンジを教えてもらうことがよくあるそう。
そしてどのリズムはどこが大元だと断定するのはもはや難しいらしい。(大体の地域は特定できるそうだけど)
同じ村でも世代が変わればリズムも変わるくらいだから、村や地域が変わればもちろん全然変わる。リズムの名前は同じでも、土地を離れるとまったく別の曲のようになっている曲も多いらしい。
たとえば同じDjaaという曲をとっても、クルサ地方の中でもアマナ地域とサンカラン地域ではドゥヌンの構成はもう全く別のもので、完全に別の曲だ。
なので、なにが正解とかどれが正しいとかは言えない。
しいて言えば、アフリカ人達にとっては自分が育った地域や習った師匠の地域のリズムが正解なんだろうし、リズムを学ぶ外国人にとっては納得いくまで追い求めて自由に自分の好きな地域のリズムを選択すればいい。
そういうこともあって各地域によって流行というのもあったりする。
例えば「アマナ地方の若い奴は今、ボロコノンドというリズムにこういうブレイクをつけてやるのがは流行ってる」とか、「この地域のソリというリズムはこの唄をうたうのが流行だ」とかいうのがある。
これもとっても興味深くて知れば知るほど面白いと思う。現地で長く生活すればもっと色んな地域の特性や流行を知ることができるだろう。
トラディショナルリズムが演奏される祭りや儀式は伝統儀式や通過儀礼によって各世代に継承されているんだけど、その儀式や祭りはその村が存続し繁栄するのに重要な"生き方"みたいなものを伝えているのも多い。
慣例として形骸化してきたものもあるらしいけど、例えば「女性はいくつになったらああしてこうしなさい」とか「男性は何歳になったらこうしなさい」みたいなもの。
これらはその地域で自然と共生していく行き方の術が詰まっており、同族がその地で存続繁栄していくのになくてはならないものである。もし資料や本にするとしたら「How to 種の残し方」みたいな感じ。
また、昔から精霊や目に見えないものの力が信じられていて、なんか不吉な兆しとかあると絶対に動こうとしない。本気で真顔で動かない。彼らにとっては言い伝えがすべてであり、先人の知恵こそが教科書。
いずれも自然の中から学び、その地の自然と共生するための知恵だ。
そして自然の中に神や精霊を見出し、その力を信じて時に力を借りたり、また感謝したりする。
そういう意味じゃ日本も同じだと思う。
日本に置き換えれば、五穀豊穣を祈ったり祝ったりする祭りで和太鼓を叩きお供えものを謙譲し輪になって同じ踊りを皆で踊る。
この根源には自然の中に八百万の神がおり、その恩恵を受けて生活しているという意識。これは今でも日本各地には残っているし、俺がいった三島村や奄美大島でも伝統の祭りや踊りはこの意識だった。
なんでだろう、国や地域は全く違うのにこの意識が共通している。
北米インディアンも、南米の山地に暮らす人々も、西アフリカの村も、日本の村も。
今、西アフリカのマリンケ族のアマナ地方のトラディショナルを学んでいるが、実はトラディショナルって、その根源は同じだと気づかされた。
いずれも「その土地の自然と共生して種を保存していく事」
そしてその土地(神)と共生する知恵や教えを寓話や伝統儀式や儀礼にして残す!
でも、
でも、
謎がまた出てきた。
どうしてそれがその地域ではその音になるのか。
どうしてそのリズムになるのか。
なぜその構成なのか!!!
う~ん謎は深まる。
う~ん深い。
でも一歩進んだ気がする。
いずれにしても、
食い物は自然の恩恵。
衣も自然の恩恵。
住居も自然の恩恵。
日陰も自然の恩恵。
そんな自然に改めて感謝。
そんなサンバララ旅行でした。
そうそう、サンバララ村で三島村ジャンベ留学5期生として一緒に半年過ごしたFROM沖縄の将人とその奥さんのカエさんに会えました。奇跡!
たった1日しか一緒にいれなかったけど本当に感激の再会だった。