6日目 | Keyaki

6日目

今日は1月26日、ワークが始まってから6日目。

メンバーも徐々に打ち解け始めている。



土曜日の晩はBAMAKOの劇場でアマドゥ&マリアムのコンサートがあるというので、車で皆で出かけた。総勢20数名、大所帯w

車を止め、会場に到着すると凄い人の数。女性は皆綺麗に着飾ってハンドバックを片手に笑いながら話している。子供の物売りやら物乞いやら車から爆音で音楽流して踊っている奴や何やらモメている男達やらで、凄いエネルギー。
皆で支払いを済ませて劇場に入るためにエントランスで並んでいると、一人の連れのギニアンが慌ててこちらによって来た。
どうやらアマドゥ&マリアムはこの会場ではないらしいぞなどとキレながら言う。

マジ?
もうチケット買ってるし。ど~すんの?
一緒にいたギニアンが列から出ろというので、ぞろぞろとまた列の外に出る。周りは凄いブーイング。チケット代金を払い戻してくれるように頼むが、会場側はそれは無理だと言う。
もめにもめていると次第に人が集まってきて大騒ぎになってきた。


結局、払い戻しができないという事で、この会場でのコンサート見るしかなく、再び列に並ぶ。入ってみると、ちょうど中野サンプラザを3倍くらい広くしたような会場に2000人以上はいるだろうか、始まる前から熱気が凄い。どうやらマリの人気女性歌手が集まるコンサートらしい。


スタートが9時ということで、8時半に入ったし、あと30分で始まるんだとノンビリ構えていた。でもステージには何もない。スピーカーすらない。
え?本当になにかここでやるの?って感じ。


ちょうど9時をまわったぐらいか、お客さんが入る入り口から男がバスドラムを担いできた。続いてスネア、椅子、返しのモニターと続々はこんでくる。

ギター、ベース、各種太鼓、マイクも運ばれて、ステージの上にどんどん上げられる。

え?今からセッティング???




さすがだわ~。ゆるいとかのレベルじゃないわ~。時間無視だわ~。




でもお客さんはいたって平然。

そんななかミュージシャン達は音だしやらチェックやらを延々とはじめた。

それが長い長い!一個の楽器に3人も4人もよってたかってあ~でもないこ~でもないやってる。
いやいや、それ一人でよくね?なんて思いながらひたすら待つ。

そして10時半、ようやくコンサートはスタートした。

そこからは本当に凄い盛り上がりだった。


10人ほどの人気女性歌手は2曲くらいづつ歌うんだけど、客を煽りながら踊りながら歌う姿は凄くパワフルでエモーショナルでエナジー満載だった。
お客さんは皆思い思いに踊るし歌うし叫ぶし投げるし。
いやぁあんなにパワフルなコンサートは初めてだった。

終わったのは1時過ぎ。会場がアンコールで沸きやまない中、宿へと帰った。



日曜日はイスラムにとっては休息の日。特に午前中は寺院で祈りの為、周囲は静か。予定通り午前中のクラスを行っていると、近所から人が来て、午前はやめてくれとの事。ファムドゥ師の周囲のリスペクトを大事にしようとの考えでもちろん中断した。

当たり前な事なんだろうけど、周囲や近所へのリスペクト、考え方が違う人達へのリスペクトすることは大切な事だなと改めて思った。




ワーク中の宿泊は相部屋。俺はクロアチア人の27歳のナイスガイと同部屋。頭が良く秀才タイプの眼鏡の彼はなかなか気持ちの良い男で、仲良くなれそうだ。

フランス語には本当に苦労している。皆が冗談いいいあっていても俺だけわからないのでボ~としてると、「ヘイケヤキ!元気か?」とくる。
「調子わるいんじゃないかい?みんなでもっと楽しもうぜ」とくる。

いや、元気だけどさ、わからね~んだよ。わかりゃ俺だって…!

じっさい多少の孤独感はあるけど、そのうちフランス語もなれるだろう。

俺があまりにしゃべらないのでおとなしい奴だと思われ始めているのがしゃくだけど、まぁマイペースにあせらずいこうと思う。慌てるとろくな事ないからね。





ワークの内容は充実している。

クラスは2つにわかれていて、俺はファムドウ師匠のクラスをとっている。
今はドゥンドゥンバの中からSOMASANという曲とkassaの仲間のkononをやっている。
オリジナルソロのオフビートに苦戦しているけどすぐ慣れると思う。

歌の意味から音の成り立ちまで細かく説明してくれるし、ソロの手順まで分解して説明してくれるのでとても理解がしやすい。
なにより時々ファムドゥが自らインプロでソロを長めに聞かせてくれるのがスペシャルだ。こんなに何十色もの音色は聞いたことがない。
彼のソロを聞きながら毎回鳥肌が立ってます。



昨日の晩はファムドゥファミリーがミニコンサートを開いてくれた。

それはそれは気持ちいい夜だった。。。


動画はまた次回。