我が子たちの子育てや教育はもちろん、個人指導の幼児教育を仕事とさせて頂いてきた私にとりまして、『本当の幸せ』についての追究が私自身の人生のテーマになっていました。
人生60年を通じて得た深い気付きからの集大成が、内なる花を咲かせて本物の輝きを引き出す『Total Human Potential』です。
子育てとは…教育とは…人生とは…
『内なる花』が美しく咲き誇るように大切に丁寧に育て続けることなのだと思っています。
私は『内なる花』のことを、Total Human Potential(=THP)と呼んでいます。
2024年日本人の様々な問題や、政治や社会の状態の危機感は、
世界幸福度ランキング51位という結果にも表れているのでしょう。
様々な角度からの取り組みが必要でありますが、本質的な問題解決のためには、人間の潜在的な価値観を見直すことこそ重要なのだと思っています。
ここでは、日本社会の問題の本質に近づくために、
例えば…ほんの小さな1例を取り上げさせて頂きます。
「良い子」とは、どのような子のことを言うのでしょうか?と、問いかけさせてください。
皆さまは、最初に、何が…どんな言葉がぱっと浮かびましたか?
私個人の話で恐縮ですが
かつての私は…
親の言うことを聞く子どもが良い子、先生や大人のいうことに素直に「はい」と言うことが良い子であると思っていたのです。
聞き分けの良さや従順さを=良い子と結びつけてしまっていました。
言い訳になりますが、少なくとも50~60年前には実際にその様に親や祖父母、学校教育においてそう教えられてきたことは事実ではあります。
従順で学力優秀な良い子たちが、権力者の言いなりになり忖度するしかない人間に成長してしまい、醜い心を大義で隠して正当化してしまう一部の権力者に振り回されてしまう日本社会を形成させてしまってはいないでしょうか?
逆を言えば、そんな一部の権力者達が望む都合の良い指示待ち人間、言いなりになる人材を、日本の教育を通じて計画的に育成してきたのだとも言えるのです。
何かの被害に遭っても声をあげにくい日本の風土や、声をあげる人を危ない人、面倒な人として誹謗中傷してしまうような社会は考えさせられます。
ある日私は、自分自身の中の苦しみ=生きづらさの原因の1つが、過去に受けた教育や、過去の法律、親や先生方の言葉が私の中に残っている記憶と繋がっていることに気付きました。
そして、それらは既に私自身の考え方、私が認識する正しさ、私自身の生き方の価値観として潜在的に奥深く細胞レベルで染みついてしまったものにもなっていました。
つまり、被害者?かと思った私が、時を経て加害者にもなっていたということにハッとしたことがあります。
ここからは、私が私自身の間違いを紐解いていくしかありませんでした。
大切な我が子たち、子ども達のことを真剣に考えれば、誰かの…何かのせいにしたままの状態ではいられなかったからです。
こうして私は、過去の数々の躾や教育という名の洗脳を紐解く自己対話を続けてきました。
どれだけ自分の中に間違った思い込み、信じ込みがあったことでしょう。
そして、深く分かったことがあります。
今の日本が危機的状況から抜け出すには、1人ひとりが抱える自分の中の不満や苦しみ=自分自身の間違った信じ込みや、愚かさや醜い心の1つ1つと向き合い、健全な状態の自分を取り戻していく作業しかないのだと思っています。
少なくとも、私はこのプロセスを続けることにより、私自身の内なる花が綺麗に調い始め、おかげさまで今が1番満たされるようになりました。
そうして、今は…
関わる子ども達に、子ども達自身の生き方を制限してしまうような間違った教育=洗脳をしないように、私が私自身を常に調え、純粋な子ども達の心に入っていかれるように努められるようになりました。
その成果は、家族間においても私と子ども達との健全な関係性を取り戻した今が1番幸せな親子になっているということに表れています。
1人ひとりが内なる花を調え、輝きを取り戻すことから始めていきますと、必然的に日本人の幸福度は上がっていきます。
本当の幸せを知っている子ども達、日本人が増えていきますように…THPメソッドを役立ててまいります。
娘が背中を押してくれました。
Total Human Advisoryとして、子育てや人生の正解を求めていらっしゃる方々にお届けしております。
内なる花を咲かせることこそ本物の輝きを放ち、幸せな人生を創造していくのだという真実を。
素敵な人生ゲームを始めましょうとお誘いしていきたいと思っています。
過去の私たち親子のように、間違っていることに気付けずに現実を苦しく生きてしまっている親たち、そして子どもたちのためにできることを始めています。
お問い合わせ先:info.tha.edu@gmail.com