こんにちは。スタッフの富永です。

 

先日、四十九日を終えられたお客様のお宅を訪問させていただき

段飾りのお片付けをさせていただきました。

 

生前、故人様が可愛がっておられた猫ちゃんがいるのですが

毎日、ご主人の帰りを待っていて、ガレージのシャッターが開くと

帰ってきた!!とばかりにお出迎えにいくそうです。

 

でも、待っているご主人とは違い、がっかりしているようで

奥様も見ているだけで可哀想とおしゃっていました。

 

今までは抱っこして、なんか私には言わなかったのに

手を伸ばして、『抱っこ』と言うんです。と。

 

でもこの子たちがいるから頑張れています。

と、おっしゃっていました。

 

奥様は、猫ちゃん達に、

「お父さんは、虹の橋にいるよ。待っててくれているよ。」

と話したんです。と言われていました。

 

お話を終えて、外に出ると、まさか、まさか!!

空に虹がかかっていました。

 

奥様に、「お父さんですね。」というと、

そうですね。と目に涙を溜めておられました。

 

優しく架かった『虹』に、あたたかい気持ちになりました。