_____ガタン
2018年9月○○日 16:06
震度6強
──この日、全てが壊れてしまった。
突き上げるような大きな揺れで、一瞬にして街はめちゃくちゃになってしまった。
私は、幸い怪我はなかったから歩いて、近くの小学校へ避難した。
「グスッ」
私の近くで小さい女の子が泣いてる。
お母さんと一緒じゃないのかな?どうしたんだろ。
愛佳 「ねぇ。1人なの?」
コクン
愛佳 「そっか。私と一緒だね...」
…
愛佳 「私、しだまなか。名前は?何歳なの?」
「.....ごしゃい。」
愛佳 「5歳かぁ。名前なんていうの?」
「.....わたなべりしゃ」
〝さ〟が言えないのかな(笑)かわいい、、
愛佳 「りしゃ?」
りさ 「…ちがう!り“しゃ”!」
愛佳 「りしゃちゃんでしょ?(笑)」
りさ 「...まなか、きりゃい。!」
愛佳 「ごめんってー(笑)りさね!」
良かった!泣き止んでくれた。
愛佳 「ねぇ、お父さんかお母さんは?」
りさ 「.....」
また黙っちゃった。
りさ 「ママ....」
愛佳 「ママどこにいるの?」
りさ 「...おいさしゃん」
あー、病院か。
愛佳 「そっか。。」
りさ 「...ママがね、りしゃのことたすけてね、けがしちゃったの。りしゃのせいでけがしちゃったからね、びょーいんいったの。」
愛佳 「りさのせいじゃない!大丈夫!!じゃあ、ママが元気になって帰ってくるまで、私と一緒にいよう!ね?」
りさ 「...うん。そーする」
続く