こんばんは~。
今日はバレエにいけなかった代わりに、
お仕事の関係で、夜に同僚と一緒に
劇団四季『アイーダ』
を観てまいりました
私はミュージカルも、とても好きです。
ミュージカル好きになったきっかけは、
高校時代、イギリスに旅行中に
『オペラ座の怪人』をロンドンで拝見したとき![]()
お名前は忘れてしまいましたが、
ファントム役の方がとてもステキで
歌も演技も、そりゃあもう、切なくて切なくて
観ながら号泣
もともと『オペラ座の怪人』は原作のファンでもあり、
思いいれも強かったのですが、
なにしろ曲が素晴らしくて、劇場でCDと楽譜を購入。
クリスティーナ(ヒロインです)になりきって
歌詞を覚えて、歌いまくっておりました。
さらに感情移入が進みすぎて、
そのころ、わりと本気で・・・・・・・・・・・・
ミュージカル女優になりたい
とか思って、家で四六時中、歌って踊って演技していました。
絶対、ご近所に聴こえてたと思うのですよね。
別に歌がうまいわけでもないので、
いま考えるとかなり恥ずかしい![]()
その後も、ニューヨークに短期留学中に
当日券でたくさんミュージカルを観て、
『シカゴ』などのブロードウェイ・ミュージカルが来日公演したときも必ず観て、と
私はひそかにミュージカルとの愛をはぐくんでいたのでした。
でも、最初の出会いが英語だったせいか、
私は「ミュージカルというものはやっぱり英語であるべし!」
と、かたくなに思い続けていて、
劇団四季のことはもちろん知っていたけれど、
長い間、観ることがありませんでした。
そんなわけで、
「日本語であっても、ミュージカルってやっぱり面白い
」
と思うようになったのは、わりと最近です。
誘われて、劇団四季を拝見するようになり、
最初は違和感があったものの、
観終わるころには「何語であっても感動は一緒ね
」と
感じるようになりました。
それ以来、コアファンとはいえませんが、
気になる公演があれば、劇団四季の公演にも
足を運んでおります。
そして今日、観てきた『アイーダ』は、
大人の女性が心惹かれる要素が満載の
とても成熟した舞台でした![]()
― かなり大まかなあらすじ ―
古代エジプト。
ヌビア国の王女であるアイーダは、
敵国であるエジプトに攻め入られた際に
捕虜として捕らえられてしまう。
アイーダの高潔な姿に心打たれた
エジプトの将軍・ラダメスは、彼女が王女であることに気付かぬまま、
アイーダを、エジプト王女のアムネリスのそばに仕えるよう取り計らう。
凱旋帰国を祝う席で、
ファラオから「許婚であるアムネリスとそろそろ結婚せよ」
と命じられたラダメスは、
国王になれば、戦の場に自分から出向くことはできないと落胆する。
そんな彼にアイーダは「気に入らない運命なら変えればいい」と言い、
ラダメスは次第に彼女の勇敢さに心惹かれていく。
そのころ、アイーダがエジプトにいることが、
すでに捕虜となっているヌビア人に知れ渡り、
彼らはアイーダに「自分たちの指導者になってほしい」と伝える。
ためらいながらもアイーダは、
それが自分の運命だと受け入れる。
アイーダへの愛を自覚したラダメスは、
彼女のためにすべてを捨てる決意をする。
しかし、そのころ、アイーダの父であるヌビア王が
エジプト軍により捕らえられたという知らせが入るのだった…。
― 第2部につづく… ―
このへんまでが、前半です。
このあとが、かなりドラマティックな展開を迎えます
ちょっと、ややこしいんですが、ざっくり分けてみると
■アイーダと、その敵国の将軍・ラダメスとの恋物語
■アイーダが、ヌビア人たちの指導者になる成長物語
の2つが、絡み合っています。
主人公であるアイーダは、勇敢で高潔な王女
…なのですが、一方でまだ、自分が王女としての責任を負う覚悟が
はっきりと決まっているわけではない、自由さも併せ持つ女性でもあります。
彼女は愛に生きたい女性であり、
自分が生きるうえで、愛は欠かせないもの![]()
そんな彼女が
「自分が背負わないといけない王女としての運命」をいかに受け入れ、
また同時に「愛に生きることを選び取りたい欲求」といかに闘うのかが
この作品の見どころのひとつかと思います。
3時間近く、長い舞台ではありますが、
彼女が、王女としての運命と貫きたい愛とのはざ間で揺れ動き、
決断しながら成長していく様は、
女性として、かなり心動かされるものがありました。
見ごたえたっぷり![]()
そして、もうひとつ嬉しい発見。
本日、劇団四季の看板女優である
濱田めぐみさん
がアイーダ役でした。
この方の演技・歌が非常にすばらしかったです![]()
劇団四季の俳優には基本的に
■歌唱力
■ダンス力
■演技力
の3つがバランスよく備わっていることが求められます。
拝見していると、役者さんによって程度の差は異なるものの
「歌がものすごく上手い」
「ダンスがものすごく上手い」
「演技がものすごく上手い」
と、それぞれが突出した方々で、
なんとなく役割分担されているように思えます。
なのですが、本日拝見した濱田めぐみさんは
歌と演技、ともにバランスよく兼ね備えている方でした
(たまたまダンスシーンがなかったので、
踊りに関しては、あまりよく分かりませんでした)
とくにスゴイと感じたのが
「歌」と「演技」がバラバラにならずに、
一本でつながっていると感じられた点。
高潔で勇敢…でも本当は愛を求めている、
普通の女性の心も持ち合わせた、とても生身のアイーダ。
恋人と一緒にいるときは、かわいらしい一面も覗かせながら、
リーダーとして立つときは、強い意志をもって捕虜を奮い立たせる面もある。
アイーダという役柄は、
成長していく(舞台が進む)過程を経るごとに、
どんどん複雑な側面を見せていくのですが、
それを、台詞パートの演技力だけで魅せるのではなく、
歌声を微妙に使い分けて演じているように感じたのでした。
高い声から低い声、
力強い声から震えるような声まで、
アイーダの心境に応じて、かなり丁寧に細かく演じ分けていて
こんなスゴイ女優さんがいたんだ~![]()
と、大きな発見でした。
ちなみに、劇団四季は非常に独特の発声法(メソッド)を持っています。
私はもともと演劇関係の勉強をしておりましたが、
このメソッドには賛否両論あり、好き・嫌いはかなり分かれます。
私個人としては、舞台にはある程度の不自然な発声が必要だとは
思っているものの、役者さんによっては違和感を感じることもあります。
でも、濱田めぐみさんの演技(発声)は
決して大げさになりすぎない程度に、
適度なメリハリがついていて、すごくスムーズな演技。
そのおかげで、自然と主人公・アイーダの心境に
寄り添いながら拝見することができました。
でもこれは四季ファンの方から見たら
「なにをいまさら」という感じなんだと思います![]()
(看板女優さんということでした)
カーテンコールでも、たくさんのファンの方々が
彼女に声援を送っていて、
遅ればせながら、私もこんなスゴイ女優さんの演技を
拝見できたことを嬉しく思ったのでした。
ミュージカルって
「歌」「ダンス」「演技」の要素が絡み合っているので、
そのうち、どれか1つでも好きな要素があれば、
「面白い!」と感じられる点も、いいところだなぁと思います![]()
バレエ好きな方なら、もちろんダンス!
クラシックバレエ経験者の役者さんも多くて、
ダンスシーンはとにかく「お見事」の一言です。
相変わらず仕事はバタバタしていますが、
ミュージカルから、たくさん元気をいただきました。
ではでは、元気に…おやすみなさいっ!
