今日は忙しすぎてバレエに行けず…
今週は夜更けまで仕事三昧の予定でバレエに行けそうもなく…
泣いてしまいそうです![]()
でも帰り道。
偶然、バレエの先生に出くわしまして、
「来月からお教室のレッスン時間が遅めに変更になる」
という朗報を伺いました!
その時間なら、まだ行けそうなので…
ちょっと、ひと安心![]()
と、平日は連日連夜お仕事三昧ですが、
連休最終日の12日(月)に
ニューヨーク・シティ・バレエ
Aプロ(セレナーデ/アゴン/チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ/ウェスト・サイド・ストーリー組曲)
を観てまいりました。
そして、バランシンの振付について
大きな発見を感じられたように思います![]()
今回、わたしのお目当ては「アゴン」![]()
ストラヴィンスキーの曲は不可解ゆえに
ものすごくクセになるので好きなのですが、
そこに「音楽に振付ける」バランシンがどう組み合っているのかを
ぜひ生で拝見したいと思っていたのでした。
総勢12名のダンサーが登場しますが、
プリンシパル・ダンサーであるウェンディ・ウィーランは
別格の存在感!
体つきが完全にほかのダンサーと違っていました。
「音を踊るための筋肉」とでも言いましょうか…
細かい腕の、脚の、背中の筋肉すべてが
とても饒舌に感じられるのです
その筋肉が細かく動くことで、
まさに音を奏でているように見えて、衝撃を受けました。
さらに、とても小柄な方ですが、
まわりの大柄なダンサーを圧倒するオーラ。
それは彼女の体つきと、テクニックからきているもののように
感じられました。
バランシンの振付を踊るために、徹底的に訓練された体で、
細かく、丁寧にパを刻むポワント・ワークはシャープそのもの。
目がまったく離せませんでした
そして、私が同様に目が離せなかったのが
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」です![]()
(出演したのはプリンシパルのアビ・スタフォードと
アンドリュー・ヴェイエットでした)
ガラ公演やコンクールでもおなじみの演目で
私も数え切れないほど、過去にこの演目を観たことがあります。
でも今回観た「チャイコ~」は…
今まで観た、どの作品ともまったく違って見えました。
とにかく、ビックリして口から出た一言は
なに、この新鮮さ!!!![]()
マリインスキーのプリンシパルが踊ったり、
ロイヤルのプリンシパルが踊ったり…
いろいろな方が踊るのを観ていますが、
これまで観た方々の踊りが、
どれもかなり硬い表現に感じられたほどです。
いちばん最近では、バレエフェスでヌニェスが踊っていましたが、
彼女の踊りでさえ「硬いな」と感じるほど、
NYCBのダンサーはやわらかくて、自由度が高い![]()
その「やわらかさ」や「自由度」はどこから来ているのか?というと、
私が思うに、それは「音とパの調和」ということです。
調和できているということは、つまり、
踊り手が完全に「音の真ん中にいる」ことを
指しているように思います。
ときにはクラシック・バレエの基本を崩しかねないほど、
ある意味、乱暴なくらい、音に浸りきって踊っている。
音の流れ、リズム、波、勢いを、そのまま踊りで表現している。
それはつまり、完全に音に乗って、踊っているということ。
というか、音そのもの![]()
バランシンの振付は、音楽を表現するといわれていますが、
その本当の意味を、
今回の「チャイコ~」でようやく理解できたように思います![]()
そして、わたしは今回ほど、
パひとつひとつの意味を感じたことはありませんでした。
意味…というと、すこし違うかもしれませんが
「なぜ、このパが、この音に乗っているのか?」
が、今回NYCBのダンサーの踊りを見て、
ぜんぶ、しっくりきたのです。
すごく感覚的な表現で、わかりにくくてスミマセン![]()
でもチャイコフスキーの奏でる音ひとつひとつに
ピッタリと合ったパが繰り出されていて、
「確かにこの音には、この振付なんだな」と
全体的に納得できたのです。
その前まで、別の方々の「チャイコ~」を見ていて、
とくに「しっくりこない」と考えたことすら、ありませんでした。
でも、NYCBの「チャイコ~」を見たら、
「こんなに、音と振付が一体になって、しっくりくる踊りってあるんだな」
と気付かされたように思います。
こういう発見を与えてくれるダンサーこそが、
バランシン直系のNYCBダンサーなのか!と感動するとともに、
まったく新しいバレエを魅せてもらったような気がしました![]()
余談ですが、我が家は「クラシカ・ジャパン」という
クラシック音楽専門チャンネルに登録していまして、
そこでいろんなバレエ作品が放送されます。
ちょうど昨日「バランシンの軌跡を求めて」という
ドキュメンタリー作品を録画しましたので、
週末にゆっくり拝見して、さらにバランシンの表現について
考えてみようと思っています![]()
(いくつかバランシンについて触れた書籍もお家にあるので~)
それが面白かったら(そして謎が深まったら)
これ↓を買いたい!
DVD 『バランシンを振り返る~歴史的なロシア公演より』
(4900円/FAIRYお買い物サイト )
今回の公演で、私は残念ながら拝見できなかったのですが、
有名なダーシー・キスラーも出演しているそうです。
観たい観たい、そして考えたい![]()
忙しい日々ですが、ちょっとカッコよく言ってしまえば、
こういう「思索の時間」って、すごく貴重で、大切なもの。
失わないようにしたい、と忙しいときほど思います。
おやすみなさい!

