昨日、ブログネタをきっかけに
「5年前」のことを思い出していたのですが…
そもそも、
ちょうど1年前、何してたっけ
と思って手帳を見たら
ちょうど1年前の今頃、私はニューヨークにいたのでした
父母と一緒に、4泊6日の旅行。
そこではバレエレッスンも受けるという荒業に出たのでした。
「パリが好き」という方が、ブログ仲間にいらっしゃいますが、
それと同じように、私はニューヨークが大好きな街。
ここから数回に分けて、
大好きな街・ニューヨークについて
書いてみようと思います![]()
(バレエレッスンについては次回に
)
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さかのぼること約10数年前、
わたしは当時、20歳そこそこ。
ある日、本当にいきなり
「ニューヨークに短期留学に行きたい!
」と
言い出したのでした。
それまで私は母の影響もあって、
旅先はいつでもヨーロッパ。
高校の夏にホームステイしたのもイギリスだし、
母と一緒に何度も旅したのもフランス、
これまた家族旅行で出かけたのはドイツとオーストリアと…
まさにヨーロッパ一色。
アメリカに興味を持ったことも、ほとんどありませんでした。
それがどういうわけだか、
いきなりアメリカ、
しかもニューヨークにどうしても行きたくなったんです
当時観ていたウッディ・アレンの映画とか
読んでいたマンガ(名作『BANANA FISH』)とかの
影響だったように思うんですが。
それも…
どうしても1人で行きたかった
お恥ずかしい話ですが、
ひとりっ子の私は、すごく両親に大切にしていただいて
育ってきました。
友達と一緒でもなく、ひとりで海外だなんて、
両親からすれば「とんでもない!」こと。
当時、大学の入学と同時にひとり暮らしを始めて
約1年が過ぎたころ。
ひとりで生活するのって、けっこう楽しいなぁ、さみしくないなぁ…
と、感じ始めていたくらいでした。
だから、たぶん、
「もう一歩、先に進んでみたい
」
という気持ちもあったのだと思います。
それくらい、ひとりじゃなんにもしたことのない子供でした。
親をめちゃくちゃ説得し、バイトも頑張り、
短期留学専門の会社も紹介してもらって、ビザも取得し…
ようやく私は、1ヶ月間の短期留学に出かけることになりました。
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着いた日に、滞在することになった寮は
いろんな語学学校の生徒たちがごちゃ混ぜ状態で、
もちろん出身国もバラバラ。
「同じ学校の子ばかりで、日本人にもすぐ会えるだろう」
という甘い期待は、速攻で裏切られました。
小さな部屋は白壁にベッドと机だけ。
窓からはどこかのアパートから出る煙がもくもく…。
な、なんか、牢屋みたい
…と、
ものすごい心細くて、たまりませんでした。
心細すぎて、翌日どうやって学校に行くのか?という
大切な確認すら、できなかったほど。
本当に逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。
でも翌日の朝、
不安と時差のせいで早起きした私は、
本当に奇跡的に同じ学校の生徒にバスルームで出会いました。
お互いに、おそるおそる「日本の方ですか?」と声をかけて
「あ、あなたも!」と嬉しかった瞬間は、今でもよく覚えています
彼女は日本で生まれ育った台湾出身の女の子。
たまたま前日に、すでに学校への道のりは確認済みという
最高にラッキーな出来事でした。
(あそこで彼女に出会わなかったら、
わたし、ホントにどうしていたんだろう…)
学校の場所は、あの悲しい事件があった
ツインタワーそばの語学学校でした。
クラスには、イタリア、ドイツ、スイス、チリ、ブラジル…など
さまざまな国の人が来ていました。
同じ年代の学生も、すでに働いている社会人も、
なかには60歳を過ぎてご夫婦で来ている方もいて、
みんなで和食屋さんに行ったりと、楽しい生活が待っていました![]()
不思議なことに…
どのクラスもなぜだか
●日本人&イタリア人
●日本人&ドイツ人
という組み合わせで仲良くなっていました(笑)
楽観的な部分のある日本人はイタリア人と気が合うの一方で、
生真面目で几帳面な部分もある日本人はドイツ人とも気が合う。
(あくまで一般論ですけどね)
そして、イタリア人とドイツ人はとくに親しくはならず、
日本人が間に入っていると、一緒に遊ぶのでした
そんな日々は、すごくすごく楽しくて。
仲良くなった女の子は
週末にニュージャージーの叔母さんの家に行くため、
わたしは基本的に、ひとりで行動![]()
![]()
そのときに
「ああ、私って、ひとりで行動するのが大好きなんだ」
と、自分の性格に気付くことができたのです。
毎日、「今日はここに行こう」と計画を立てて、
地図を丸暗記して、
CDウォークマン(時代を感じます)をポケットに入れて
「住んでますよ」って雰囲気で、
丸暗記した地図を思い出しながら街を歩き回ってました。
美術館も、劇場も、デパートも、個展も、
図書館も、公園も…ぜんぶ1人!!!!!
寮はレキシントン・アベニューの92st.という、
地図でいうと右上あたりの場所でしたが、
学校のあった場所(地図でいうと左下)あたりから
なんと徒歩で!!
うろうろしながら帰宅したことも(どんだけ歩いたんだ…
)
お金がなかったから、
近所のベーグル屋さんで、ベーグルにいろいろ挟んでもらって、
そればっかり食べてました。
そのころから今でも変わらず、わたしはベーグル好き。
また、少しずつ寮生活にも慣れて、
ほかの国の子たちとも仲良くなったり、
日本人の女の子とも親しくなったり。
そのとき出会った日本人の女の子は、
私より1歳年上だったのですが、
驚くほどに行動的で、活動的で…。
「なんでもやっておかなきゃ損だよね」というその精神に
すごく触発されたものです![]()
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あまりに楽しくて、帰国する日は本当につらかったぐらい。
ドラマ「SEX AND THE CITY」ではないですが、
私もニューヨークという街に、完全に恋をしてしまいました。
街が持つ、完全に「陽」のオーラ。
ごちゃごちゃしてるし、アグレッシブな人たちが多いけど、
私はニューヨークにいたとき
「呼吸が楽」だと感じていました
自分が好きなことをやればいいし、
それが間違っていても誰にも何も言われない。
失敗を恐れずに進むことができる――
そんな空気が、ニューヨークにはある気がします。
そして、
「ニューヨークでひとりで生活することができた、
しかも異国の街を大好きになるほど慣れ親しむことができた
」
という自信は、成長するなかですごく大きな過程でした。
さらに、
このとき以来、わたしは基本的に「ひとり好き」。
休日はぜひともひとりで過ごしたいし、
考え事をするときもひとりきりで考え込みたい。
恋人や友人はとても大切な存在だけど、
なんにも気にすることなく、ただただ自分と向き合う時間が、
私にはとても必要。
「わたしって、ひとりで過ごすことに寂しさを感じないタイプなんだ、
むしろ、ひとりで過ごすことが大好きなんだ」
というのは、本当に大きな発見でした。
そして日本に帰ってからも、私は「ひとり暮らし」が
よりいっそう、楽しくなりました。
ニューヨークにまた行きたい、という希望が
かなったのは、それから約10年後。
去年のことでした――。
続きはまた今度![]()
