昨夜、無事バレエに行くことはできました…が

かな~りギリギリガーーン…



会社から駅まで徒歩10分、

電車で20分(しかもいつも混んでる)、

駅からスタジオまでまた徒歩10分…

つまり1時間前に会社を出てもストレッチは不十分

というハードルをくぐりぬけて、いつもバレエに通ってます。



昨夜は会社を出るべき時刻ピッタリに会議が終了し、

「ああ、もう駄目か…shun...*」と思いかけたんですが、

なんとか駆けつける形で、レッスン時間には間に合いました。



ぜぃぜぃ…はぁ



疲れ果てて踊ったせいか、踊りもいまいちハキがなくて

前半は、自分としては不満足カピバラ



と、こんな感じで9月に入るやいなや、

にわかに仕事が急ピッチで進み始めました。

のんびり週4~5回くらいバレエ行ってましたが、

週によっては、2回程度になることもあるかも…。

しょんぼり。




さらに、ここ数日、自宅で仕事も多くて

あんまりちゃんと眠れていないこともあって

ストレスもたまり気味。



そんなウサを晴らすべく…

今夜は、私が持っているバレエDVDコレクションの中でも

1・2位を争うほどのお気に入りベルをご紹介します。



--------------------------------------


【BALLET

アメリカン・バレエ・シアターの世界】



監督:フレデリック・ワイズマン

出演:アレッサンドラ・フェリ、フリオ・ボッカ、スーザン・ジャフィ、

アマンダ・マッケロー、シンシア・ハーヴェイ、ジュリー・ケント ほか

1995年/アメリカ/170分



きいのバレエとゴハン帳


いま調べたら、すでに廃盤になっている様子泣

え~~~~っ、すごくいいドキュメンタリーなのに!!



でも、Amazonでは中古商品が1点あり、

さらに、TSUTAYA DISCASではレンタルがありましたテレ



内容をお伝えする前に、

以前もちらっと書いたのですが、私は

「バレエダンサーのレッスン風景が大好きseiです。



舞台ももちろん好きですが、

なんなら、レッスン風景を観るためにお金払ってもいいくらい(笑)



だから自然と、バレエのドキュメンタリー作品は好きで

いろいろ持っています。

なかでも、これは何度観返したかわからないぐらい好きな作品



どのへんが好きか、説明してみますね。

(好きすぎて、長くなりそうな予感大ですが)


----------------------------------


この作品は、90年代半ばに撮影された、

アメリカン・バレエ・シアターの日々を追うドキュメンタリー



前半はワールドツアーに向けてのレッスンの日々を追い、

後半はワールドツアー上演最中の舞台や生活を追う構成です。



ワールドツアーに向けてレッスンを繰り返すダンサーたち、

ダンサーを厳しく指導する先生や振付家たち、

ツアーを成功させるべく奔走する運営スタッフたち…など

バレエ団に関わるすべての人々を丁寧に追いかけています。



すでに14年前の作品ですが、古さはあまり感じません。



似た作品に、パリ・オペラ座のドキュメンタリー『エトワール』がありますが、

この『アメリカン・バレエ・シアターの世界』は

もっとずっと生々しくてそこが面白いところでもあります。




いちばんインパクトがあるのは、

当時の芸術監督がすごい剣幕でMET(メトロポリタン歌劇場)に

クレームをつけるシーン!



ABTの直後にMETでキーロフが上演する演目がかぶっている!

ということを知った芸術監督が、

「これぞ恫喝」っていうくらいの迫力で物申しまくるシーンが入っています。

観ているこちらがハラハラするほどの迫力。

上演の裏側には、こんなに切迫したやり取りがあるのかとハッとします。

(そのせいか、Amazonのレビューには、

裏側が分かりすぎて嫌という声もあるようです)



また、往年のキーロフのプリマ、

イリーナ・コルパコワの丁寧かつ明確な指導ぶり&美しさにも感動しました。

彼女が現役時代に『眠れる森の美女』で

オーロラを踊った映像も持っていますが、

ドキュメンタリーに登場するコルパコワはかなり高齢になっているのに

変わらぬ美しさ…キラキラ

(ちなみに。ナタリア・マカロワが、マカロワ版『ラ・バヤデール』を

超厳しく指導する姿も入っています)



そしてもちろんダンサーたちポワント



レッスンのときから美しいのはもちろんなのですが…



教師にいわれたことをうまく理解や納得ができなかったり、

パートナーとのやり取りがスムーズにいかなかったり…と苦しみながら、

それでも必死に食いついていくダンサーたちのレッスン風景には、

バレエを習っていなくても、心打たれるものがあると思います祈る



きっと、たまには

「なに注意されてんのか、わかんないよ」とか

「あー、もうめんどくさい、会話通じないし」とか

「はいはいって言っとけばいいかむかっ」とか

イライラして、正直ぶっちゃけて逃げたいこともあるんでしょうけれど…



それでもダンサーたちは粘る粘るおひよちゃん



それは、誰かとぶつかったとき、

その相手は自分を嫌ったり憎んだりして

ぶつかってきているというわけではない、と分かっているから。



もっと言うならば、

「いい作品を創りたい」という共通した想いが

お互いの根底には、確実に流れていると信じているからはーと



その信念のもと、

教師や振付家の言うことを吸収しながら、

日々、基礎からバリエーションレッスンまで、

丹念に練習を積み重ねていく姿を観ると、

ホント、素直に頭が下がります。



一方、ストイックにレッスンを重ねる姿の裏で、

ダンサー同士で笑いあったり遊んだりしている姿も映されていて、

その差を観ると「オン・オフがしっかりついてるんだなぁ」とも思います。




また、衣装や掃除の係の人など、

ダンサー以外の人も多く描かれていて、

観ているうちにだんだん、

このバレエ団に数年通ったような気分になりますひよざえもん ラブラブ



それくらい、観ているこちら側を引きずり込むような

生々しさがあるドキュメンタリーだと思います。



ちなみにワイズマン監督はまもなく公開する

映画『パリ・オペラ座のすべて』の監督でもあります。

(こちらも楽しみ!)


彼は徹底的な密着取材ぶりで知られ、

あまりに自然に溶け込んだ状態で撮影するので、

撮られている側もカメラを意識せずに動けるそうです。




考えてみると、この作品は1シーズンごとに1回は観ています。

観るたびに、ますますバレエが好きになります。

そういうドキュメンタリーって、いいものですねバレエ




ペタしてね