皆さん、こんにちは!
スタッフIです。
先日、madeon&porter robinsonのライブに行って来ました!
↓の動画がShelterという曲です。
彼らはソロで各々活動していたのですが「Shelter」という曲を一緒に制作後、一緒に世界各
国をライブしながら周っています。
一曲をプレイする中でお互いの曲のちょっとしたフレーズをちりばめた
り、エフェクトをふんだんに使用していて、とても楽しいライブでした!
そしてお互いにマイク、キーボードとパソコン、MIDIキーボード&
コントローラーをセッティングしていました。
では、お互いに大音量の中、どのようにしてト
ラックに合わせて歌ったり、リアルタイムでエ
フェクトをかけることが出来たのでしょう
か??
それは「同期」にあります。
お互いにクリック音を聴きながらテンポを確認し、お互いの曲に
合わせて様々なパフォーマンスを披露することを可能にしていま
す。
(彼らは途中でクリック音が流れているイヤモニを取っちゃってましたが...)
彼らの様にもう何百回もライブ経験をしていればもうクリックを聴かなくても大丈夫でしょう
が、「同期」もののトラックでテンポを外して歌を歌ったり、テンポのずれたエフェクトをか
けることほど残念なライブはありません。
自分達の音楽だけを聴いて楽しみたい気持ちもすごく分かりま
すが、それと共に来てくれたお客さんに最高のパフォーマンスを
魅せる事も考えていったほうが何かと良いです!
というわけで、今日は「同期」をする上で便利な
オーディオインターフェイスをご紹介していきま
す!
まず最初にご紹介するのが、「同期」をする上で
とてもコンパクトで持ち運び易いzoomのU-24
です!
この製品、ライブを考慮しているような仕組み
があるのでご紹介していきます!
では、もう一度正面から製品をご覧下さい。
何か気づきましたか??
もう一度正面からご覧下さい。
もうお分かりですね!?
この製品、接続に必要な端子が全て上を向いているのでライブの
際に配線を確認しやすくなっています。
ただでさえ手元が暗い中、なかなか配線を確認するのは至難の業
です。
そして音量を操る為のノブなども全て上に搭載されているので扱い
やすさ抜群です。
では、肝心の「同期」で使う場合のアウトを見ていきましょう。
この画像からも分かるように、本機はアウトを四つ搭載しています。
この内のAの方を普通にPAさんに渡し、そしてクリック音を聴く
方は普通にヘッドホン端子に接続してもらえれば大丈夫です。
そして、ヘッドホン端子の下に何やらツマミがありますよね?
このツマミを回す事によって、out1-2のトラックを確認しつつ、out3-4で設
定しているクリック音を聴くことが簡単に出来るようになっていま
す!
ただ、ヘッドホン端子が一つだけなのでバンドで使用する場合は物
足りなくなる可能性があります。
この悩みを解消する方法としては、まず安価に済ませるのであ
ればヘッドホンスプリッターを導入することです。
これだと安価に済ませられる分、全員が同じバランスのトラック
+クリック音を聴くことになるので、もしメンバー内にもうすこしボ
リュームを上げてほしいという人が現れると、全員もれなく
ボリュームUPするしかありません。
それを解消できるのがヘッドホンアンプという
ものを導入することです。
これだとヘッドホンを指すところに各々のボリューム調整のノブ
が付いているので、自由な音量でモニターすることが可能です。
使い方はオーディオインターフェイスのアウトをヘッドホンアンプのinに接続してもらうだけなの
で非常にシンプルです。
音質の劣化等を心配される方も多いですが、しっかりと高音質でモニタリングすることが出来
ます。
ただ、ヘッドホンスプリッターよりはお値段が張ります。
なので、もしバンドで導入される予定の方はメンバーを説得してヘッドホンアンプを買う
か、それともまずは試してみたい場合はヘッドホンスプリッターを導入されてみるといい
と思います。
ちなみに言っておきますが、オーディオインターフェイスの
MainOut/Line Outにヘッドホンを接続しても
音は鳴りません。
理由はヘッドホンにアンプが搭載されていないからです。
モニタースピーカーを接続する場合は、スピーカーにアンプが内臓されているので、そ
こで音を増幅して大きな音で鳴らすことができています。
(パッシブスピーカーというアンプを搭載してないタイプも存在します。)
さて、zoom U-24の機能のご説明に戻りたいと思います!
この機器の良い所はパソコンでの「同期」ものはもちろん可能なの
ですが、本体に電池を入れることでiphone/ipadでも使用することが
可能になっています!
なので、iphone/ipadで作ってライブもしたい!という方にもぜひおす
すめの機種になっています!
さ、次にご紹介するのはSteinbergのUR44で
す!
こちらもアウトは4つです。
ただ、大きく違ってくるのがインの数です。
こちらは6インです。
これを使用する場面を考慮してみると、例えばギターやベース、その他キーボードなどの
音に対してリアルタイムでDAW上で何かエフェクトをかけていきたい場合、オーディオイ
ンターフェイスを経由する必要が出てきます。
そして曲によってエフェクトをかけたい楽器が変わってくるとなると、必然的に多くのイン
が必要になってきます。
なので、その点をこのUR44はカバーしていますのでとても使い易いですね!
あとは電源アダプターで動作しますので、電池の減り具合等も気にせずにお使いいただける
部分がポイントです♪
この機種はライブ中にリアルタイムでどんどんパフォーマンスしていきたい!という方に
おススメです!
次にご紹介するのはこちらの機種です!
RolandのUA-1010です!
こちらの機種、背面をご覧下さい。
ものすごい数のインとアウトですよね。
アナログのin/outを8つ搭載しています。
もうここまでくるとバンド全体にエフェクトかけ放題ですし、な
んでもやり放題です。
たとえクリック音+トラックをステレオでモニタリングする場合で
も、まだ6もアウトが残っているので、ギター、ベース、キーボー
ド、そしてボーカルと繋いだとしてもまだ余裕があります。
(※ギターやベースをステレオで出力する場合はちょっと足りないかもです。)
ここまでくるとバンドで使う楽器の音質調整などもDAWを通して出来るようになってくる
為、いつもの自分達好みの音作りをする事ができ、さらにその音のままライブに挑むこ
とが出来ます。
なので、配布している音源やデモと同じ様な音質で演奏すること
が出来る為、クオリティ的に安定して披露する可能性が増えて
きます。
(※演奏のクオリティはご本人次第です。)
なので、バンドが主に「同期」系の場合や、全体の音質を自分達
で調整したい場合等はこの機種をおススメします!
次にご紹介するのはこちらです!!
画面を閉じないで下さい。
RMEのFireface UCXです。
「あ、自分には関係無い機材だ」とか、「高そう。。。」とかあると思い
ます。
実際、高いです。
でも、めっちゃ音が良いです。
正直、同期の為だけに使用していたらもった
いないくらいの代物です。
ただ、裏を返せばいつものレコーディングや音源の制作時のモニタリングをスタジオク
オリティの音で楽しめます。
そして「同期」を考えてみますと、こちらもアナログでのin/out共に8つ搭載しているの
で、先ほどのようにバンドにエフェクトかけ放題で
す。
UA-1010と違うところでいえば、最高の音質でエフェ
クトかけ放題ですし、最高の音で演奏
できますし、最高の音でクリックをモニタ
リングできます。
そしてパソコンとの接続もUSB端子+Fireface端子を搭載してい
ますので、macを含めた幅広いパソコンでお使いいただけます!
ライブでも妥協は出来ない!プロと遜色ない機材で活動した
い!という場合は是非おすすめします。
というか、バンド内でのレコーディングでもとても高いクオリティで録音出来ますのですご
いおすすめです。
いかがでしたでしょうか??
今回は「同期」系をする際に活躍してくれるオーディオインターフェイスをご紹介してきました!
機種毎に拘っているポイントだったり、デザインも各社で全然違うので面白いですね!
この記事が皆様のご検討のお供になれば幸いです。
今回でオーディオインターフェイス編は完結です。
次回からは音質の要をご紹介した次は、制作時の要になるMIDI
キーボード&コントローラーをご紹介していきます!
こちらも様々な制作環境に応じて機器をご紹介していきますので、おたのしみに~
今回ご紹介した製品が気になる方は下記の画像から商品ペー
ジに飛べます♪
そして今、ミュージックランドKEY
池袋店では2月末まで決算セー
ル中です!
ギターやベース、エフェクターにDTMに必要な
製品等さまざまな製品がお安くなっています
ので、覗いてみてください♪
下記の画像から飛べます♪