これから出産をひかえているママたちに読んでいただければと思い、
書かせていただきました。
*****
クリスマスプレゼントとしてご紹介した山チビですが、
実はうまれたのは予定日よりも2ヶ月も前のこと。
切迫早産の、緊急帝王切開でした。
妊娠期間は、
多少の食欲減退はあったものの、
つわりに悩まされることはほとんどなく、
またこれといってトラブルもなく、
妊娠8ヶ月まで仕事を続けていました。
ただ、8ヶ月検診で、血圧が140に突然あがり、
「妊娠高血圧症候群」の疑いと診断されました。
その日はとりあえず自宅にもどって様子をみて、
2~3日の間数値がさがらないようだったら入院です、
といわれていました。
検診の次の日の朝、自分で血圧を測定しましたが、
やはり血圧は下がっていませんでした。
疲労感もあります。
これはもう入院かな、とあきらめつつも、
まだ様子をみようと思っていました。
そして午前中の家事を終え、少し疲れたので布団に入ってねて、
起きたときのことです。
おりものがなんかへんな感じ。
本当に、「へんな感じ」としかいいようがないのです。
とりあえず確認してみようとトイレにいったら、
少量の出血がありました。
それまでも外出をして少し動きすぎたな、というときにおりものがうっすらピンクになったことがありました。
産科で診てもらっても、「特に問題ありません」といわれていました。
だからあまり心配はしていませんでした。
でも、あの日の出血は、たった今どこかから血が流れたようでした。
しかも今までより量が多い。
これはいつもと違う。
しかも、まずいパターンだ!!
そう思った私は病院に電話をして、そのまま直行しました。
病院到着後、緊急でいったわりには少し待たされた後、
診察室に呼ばれました。
そしてエコーでみてもらったところ、
赤ちゃんはちゃんと動いていました。
「でも、この週数にしては小さめだね~」
といつも見てくれているお医者さんとは違う人が顔を曇らせます。
しばらく診察したあと、
「血圧が高いままだし、入院しましょうか。」
といわれました。
この時点では「入院ヤだな~」ぐらいにしか思っていませんでした。
その後、入院病棟につれていかれて、再度の診察。
えらそうな先生方がさらに3人くらい現れました。
そしてなにやらぼそぼそと話しをしています。
その診察の最中、再びの出血。
出血量はわかりませんが、けっこう出血したようです。
この出血で私の血圧は70に低下。
それでも、おなかの中に赤ちゃんはいたほうがいい、ということで
ステロイドを筋肉注射して、
ベッドにもどされ、おなかのエコーをとっていました。
しばらくして先生登場。
エコーで私と赤ちゃんの状況をずっとみていたそうなのですが、
「このままでは赤ちゃんが危ないので、帝王切開で
とりだしましょう、決断をしてください。」
とのことでした。
もはや、
赤ちゃんをできるだけ長くおなかの中にいさせよう、
なんて悠長なことはいっていられない、ギリギリの状態だったようです。
この時点でも、
いったい何が自分に起こっているのかわけもわからず、
突然の宣告に動揺はしたものの、
それでたすかるのなら、帝王切開でもしょうがないか、ぐらいに思っていました。
そして仕事場からかけつけてきてくれていた相棒と二人で話しあって、
帝王切開で出産することに同意しました。
手術は無事終了。
私はトータルで大量の出血をしてしまったためひどい貧血状態だったものの、
術後の経過に特に問題はありませんでした。
山チビときちんと面会をしたのは、手術後3日目のこと。
そしてこの面会ではじめてことの重大さを知ったのです。
山チビは出産時に低酸素状態となり危険な状態(仮死状態)になって
NICUに入っていました。
アプガースコア、1分後は2。
5分後に8、でした。
幸い危険な状態は脱しましたが、
未熟児ということもあって
まだ肺の発達が不十分で
人工呼吸器のたすけをかりないと
呼吸をすることができません。
小さな身体に人工呼吸器がとりつけられ、
大きな点滴のチューブも入れられています。
その姿はあまりにもかわいそうで、最初は呆然としてしまいました。
先生は、かなり危険な状態でしたが、なんとかがんばってくれています、
と言います。
「危険な状態」ってどういうこと?
「がんばる」って?
実は出血の正体は、私の胎盤がはがれかけていたことにあったのでした。
胎盤がはがれてしまうと、
その分胎児に栄養や酸素がいかなくなってしまいます。
そうなると、最悪胎児が死んでしまいます。
山チビは最悪の事態は免れたのでした。
あとは出産予定日まで保育器の中で私の母乳をのみながら、
大きくなるのを待つしかありません。
大きくなれば、自力で呼吸することもできるようになるはずです。
ただ、問題は残っていました。
胎盤がはがれたことで、栄養や酸素が胎児に届いていなかった恐れがあります。
酸素がいかない時間が長いと、胎児の脳に影響が出てしまうことになります。
しかしそれがどのくらいの時間だったのか、はわからないのだそうです。
まったく問題なく栄養も酸素もいきわたっていたのかもしれないし、
必要十分な量が届いていなかったかもしれない。
幸い、山チビはMRI検査で脳に影響がなかったことがわかりました。
人工呼吸器も、だいぶ時間がかかりましたが必要なくなりました。
今は夜中に大きな声で泣いて、私たち両親をげんなりさせてくれるほど元気です。
ここにくるまでの2ヶ月間、本当に長かった。
最悪のことしか言わない(たぶん、最悪のことしか立場上言えないのだと思いますが)
担当医を信じることができず、正直顔を見るのも嫌なところまでいきました。
会うたびに、イヤなことしか言わないからね!!
不安な気持ちをかかえたまま、
毎日搾乳した母乳を病院に届けて、
ただ山チビのがんばりを見守ることしかできませんでした。
それが今では退院まであと数日待つばかりとなったのです。
本当にこの奇跡に感謝です。
今後も心配事はつきないと思いますが、
この感謝の気持ちを忘れずに、過ごして生きたいと思います。
*****
一ヶ月検診で、最終的に「常位胎盤早期剥離」と診断されました。
妊娠・出産のハウツー本でもよくふれられています。
妊娠高血圧症行群が関連しているかもしれないなどともいわれてますが、
現代の医学では原因などはまだわかっておらず、
最悪の場合は母子ともに死亡という事態を引き起こしかねない病気です。
これから妊娠をひかえているママたちへ。
「常位胎盤早期剥離」はごくごくまれなものですが、
絶対に、「自分には関係ない」と思わないでください。
私自身本を読みながら、「関係ないもんね~」と思っていました。
ちょっとでも異変を感じたらすぐに病院へ。
まだ肺の発達が不十分で
人工呼吸器のたすけをかりないと
呼吸をすることができません。
小さな身体に人工呼吸器がとりつけられ、
大きな点滴のチューブも入れられています。
その姿はあまりにもかわいそうで、最初は呆然としてしまいました。
先生は、かなり危険な状態でしたが、なんとかがんばってくれています、
と言います。
「危険な状態」ってどういうこと?
「がんばる」って?
実は出血の正体は、私の胎盤がはがれかけていたことにあったのでした。
胎盤がはがれてしまうと、
その分胎児に栄養や酸素がいかなくなってしまいます。
そうなると、最悪胎児が死んでしまいます。
山チビは最悪の事態は免れたのでした。
あとは出産予定日まで保育器の中で私の母乳をのみながら、
大きくなるのを待つしかありません。
大きくなれば、自力で呼吸することもできるようになるはずです。
ただ、問題は残っていました。
胎盤がはがれたことで、栄養や酸素が胎児に届いていなかった恐れがあります。
酸素がいかない時間が長いと、胎児の脳に影響が出てしまうことになります。
しかしそれがどのくらいの時間だったのか、はわからないのだそうです。
まったく問題なく栄養も酸素もいきわたっていたのかもしれないし、
必要十分な量が届いていなかったかもしれない。
幸い、山チビはMRI検査で脳に影響がなかったことがわかりました。
人工呼吸器も、だいぶ時間がかかりましたが必要なくなりました。
今は夜中に大きな声で泣いて、私たち両親をげんなりさせてくれるほど元気です。
ここにくるまでの2ヶ月間、本当に長かった。
最悪のことしか言わない(たぶん、最悪のことしか立場上言えないのだと思いますが)
担当医を信じることができず、正直顔を見るのも嫌なところまでいきました。
会うたびに、イヤなことしか言わないからね!!
不安な気持ちをかかえたまま、
毎日搾乳した母乳を病院に届けて、
ただ山チビのがんばりを見守ることしかできませんでした。
それが今では退院まであと数日待つばかりとなったのです。
本当にこの奇跡に感謝です。
今後も心配事はつきないと思いますが、
この感謝の気持ちを忘れずに、過ごして生きたいと思います。
*****
一ヶ月検診で、最終的に「常位胎盤早期剥離」と診断されました。
妊娠・出産のハウツー本でもよくふれられています。
妊娠高血圧症行群が関連しているかもしれないなどともいわれてますが、
現代の医学では原因などはまだわかっておらず、
最悪の場合は母子ともに死亡という事態を引き起こしかねない病気です。
これから妊娠をひかえているママたちへ。
「常位胎盤早期剥離」はごくごくまれなものですが、
絶対に、「自分には関係ない」と思わないでください。
私自身本を読みながら、「関係ないもんね~」と思っていました。
ちょっとでも異変を感じたらすぐに病院へ。