☆3 許されざる者 (下) (集英社文庫)(23/100) | 森の外~山チビと行く山散歩始めました~長野のイイトコ巡り中〜

森の外~山チビと行く山散歩始めました~長野のイイトコ巡り中〜

モリノソト日記です。
2014年に山チビを出産、お休みしていた山散歩をボチボチ再開しました。
山に行けないときは長野のイイトコ巡ります。

戦争に反対していた「毒取る」槇は、脚気に苦しむ兵士を助けるべく医者として戦地に赴く。
そこには、脚気について誤った主張・治療をしなければならず苦悩する森林太郎(森鴎外)がいた。

森宮に帰国後、槇はもとの生活にもどるが、
そこでは社会主義運動が広がり始め、怪しげな空気に包まれていた。
槇は、はからずもその騒動に巻き込まれてしまう。




上巻を読み終えた後、本書の題材である「大逆事件」について少し調べてみました。
槇のモデルとなった医師は、大逆事件で無実の罪で処刑されています。
だからきっと、「この物語も悲しい結末をむかえるんだ」と身構えて読んでいました。
しかし、最後まで読んでいくと、槇は想い交わしていた永野夫人と結ばれます。
二人で海外に移住します。
ハッピーエンドなのです。
「永野夫人」という存在は創作なので、この時点で史実とは一致しないのですが、
槇のモデルとなった大石誠之助が悲しいおわりを迎えているというのに、
こんな幸せな結末って、アリなのでしょうか。
史実を題材にした物語なのに、こんな真逆な終わり方なんて・・・。

もっと鳥子署長がイヤな感じで槇にからんでくると思ったのに、あっさり身をひいたしな。

納得がいきません。


「大逆事件」のこと、あまり調べないで読めば、
もっと違う感想をもっていたかもしれません。






2013年も本を100冊読む。
あと77冊 
許されざる者(23/100)



私は☆3。
1:文章がすき ☆
2:作品全体の雰囲気が好き ☆
3:ぐっとひきこまれた(イッキ読みした)☆
4:内容・結末に納得がいった 
5:その他 





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