☆4 ジェノサイド(18/100) | 森の外~山チビと行く山散歩始めました~長野のイイトコ巡り中〜

森の外~山チビと行く山散歩始めました~長野のイイトコ巡り中〜

モリノソト日記です。
2014年に山チビを出産、お休みしていた山散歩をボチボチ再開しました。
山に行けないときは長野のイイトコ巡ります。

角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2011-03-30

めまぐるしい作品だ。

戦地で兵士の息遣いを感じ、
森の静けさを耳に聞き、
東京の雑踏に心乱される。

物語の世界に引き込まれるあまり、ふと現実に戻ったときに一瞬の空白を感じてしまう。
自分の居場所を確認せずにいられなくなるのだ。

薬学、科学など、文系人間の私にとっては理解不能な内容が多々あったけれど、
話にどんどんひきこまれていき、
置いていかれていくヒマさえない。

まさしく、エンターテインメント。

人智を超えた存在がつくりだしたものに関する部分は別にして、
コンゴでの殺戮の描写は読みながら息をとめてしまった。
現実はこんなものではないだろう。
銃を手に取らざるを得なかった子どもたちの存在。
子どもたちが兵士にされるまで。

モノを知らない自分を再認識される。



ひとつだけなっとくいかなかったハイズマン博士のセリフ。
『歴史学だけは学ぶな。支配欲に取り憑かれた愚か者による殺戮を、英雄譚にすり替えて美化するからな』
でも、歴史から学ぶことだってできることがあるんだから。
歴史学を否定するのは、やめてほしい。








2013年も本を100冊読む。
あと82冊 
ジェノサイド(18/100)



私は☆4。
1:文章がすき 
2:作品全体の雰囲気が好き ☆
3:ぐっとひきこまれた(イッキ読みした)☆
4:内容・結末に納得がいった ☆
5:その他 ☆





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