憎むことによってではなく、許して受け入れることで前向きに生きていくことができる。
場合によっては、だけど。
場合によっては、だけど。
うまれてまもなく誘拐され、その誘拐犯のもとで育てられてきたこども。
数年後、実の両親のもとに戻るが、そこに自分の居場所はない。
ふがいない実の父を憎み、精神的に不安定な実の母を憎み、
記憶の奥に存在する誘拐犯を憎む。
しかし自身もこどもを身ごもったときに、誘拐犯も実の母も
「まったく等しく母親だったことを、私は知」って、
憎むことをやめる。
「憎むことは私を楽にはしたが、狭く窮屈な場所に閉じ込めた」。
先日テレビで「八日目の蝉」の映画を放送していました。
永作博美の母親っぷりが切なくて、こんな演技ができる「女優さん」なんだな、と思いました。
映画と原作といろいろ違うところがあるけれど、
別物として、それぞれ楽しめます。
小豆島の自然の中での生活が素敵です。
誘拐犯の希和子にとって、
いつまでこの幸福な時間が続くかわからない、
不安とあいまってのほんのひと時の平和が
きっと一生の宝モノになるのだろうな。
2012年も本を100冊読む。(できれば120冊。)
あと71冊 (93/120 6月 あと13冊)
29冊目「八日目の蝉」
私は☆3。
1:文章がすき
2:作品全体の雰囲気が好き ☆
3:ぐっとひきこまれた(イッキ読みした)☆
4:内容・結末に納得がいった ☆
5:その他
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