ある言葉をネットで検索すると、検索した人はなんらかの報復をうける。失踪した先輩が残した謎のメッセージ、事件に巻き込まれる同僚、監禁・暴行を受ける主人公。誰が、何のために??目に見えない恐怖に立ち向かうシステムエンジニアの戦い。軽妙な言葉のやり取りを楽しみ、ちりばめらた伏線をすべて拾うことに集中する。妻の佳代子の正体が最後までわからなかったのだけれど、まぁ、それでいいのか。
大好きな伊坂作品です。
特定の言葉を検索した人が、なんらかの制裁をうける。
制裁の方法は、肉体的なものだったり社会的なものだったり、いろいろなもの。
主人公は、たまたま(?)その検索システムをメンテナンスする仕事を引き受けることになるのだが、
その仕事にかかわっていた先輩が謎の失踪をしたことがきっかけで、
不可解な出来事に巻き込まれていく。
いったい誰が何の目的で。
暴力をうけている(うけそうな)スリル満点の場面でも、
登場人物の間で軽妙な会話がかわされているのは伊坂作品ならでは。
もし仮にそんな場面に出くわしたら、
会話を続ける余裕もないだろうに、と思ってしまう。
また主人公が、小説家の作品をヒントに答えを導き出していく下りに
無理矢理さを感じてしまいました。
伊坂作品であることをさしひいても、その流れにはついていけなかったかな。
でも、ネットが日々の生活になくてはならないものになりつつある現実社会における漠然とした不安が表現されているところはさすがというべきか。
2012年も本を100冊読む。(できれば120冊。)
あと76冊 (92/120 5月 あと10冊)
24冊目「モダンタイムス」
私は☆3つ。
1:文章がすき ☆
2:作品全体の雰囲気が好き ☆
3:ぐっとひきこまれた(イッキ読みした)☆
4:内容・結末に納得がいった
5:その他
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