先日の週刊ダイヤモンドをやっと読み終わりました。


週刊 ダイヤモンド 2010年 3/13号 [雑誌]/著者不明
¥690
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FREEという本はまだ読んでいないのですが、無料+有料課金というビジネスモデルはこれから増えていくだろう、というのがこの本の結論です。


無料会員と有料会員だと、割合は19:1だといわれています。

その中で、19倍もいる無料会員を支えるのが、有料会員で、彼らをいかにひきつけるか、というのが勝負なるというそうです。

無料+プレミアムモデル、これをフリーミアムビジネスと呼んでいます。


これは人気が出るでしょうか。

たしかに、いまのニコニコ動画やグリー、ミクシィのように、広告モデルだけで成立しなくなっていき、プレミアム会員に力を入れて課金モデルにシフトを変えて着々と成功しています。


ただ、雑誌にもあるように、フリーミアムモデルというのはネットだから実現するのであって、リアルではなかなか成功しづらいモデルといわれています。

フリーミアムの元祖は替刃付きかみそりといわれていますが、このような交換性をもつものなら無料配布以降も買われるでしょうが、ただプレゼントするだけで、持続性を持たないものはフリーライドされる可能性が大です。先日の銀座でダイヤモンドを配布して一悶着がありましたが、これこそフリーミアムの典型的なリアルでの失敗例でしょう。


ではネットでは可能性は無限大か、、というとこれも違うと思います。

無料と有料というのは紙一重で、

有料にすることで付加価値を付けて、そこに魅力を感じるから有料会員になるわけです。

しかし、今のように動画サイトといえばYoutbeかニコニコ動画、SNSならミクシィかグリー、のようにフリーミアム市場が寡占で早熟ならばうまくいっても、市場原理が働いて多くの企業が参入してきたとき、自殺行為のようにフリーを打ち出す企業というものも存在することでしょう。これがやっかいで、これこそが付加価値の価値を落とさせます。具体的には、付加価値の部分を他社との競争のために無料化してしまう、とか。これでは相手も売れませんが、自分も売れません。価値を見失って誰も買わなくなり、そして売上が落ちてしまう、この流れこそが僕が予想する「フリーミアムビジネスバブル崩壊の瞬間」です。


見極められればこんなことは起きないと思います。が、人がビジネスする以上、バブルは起こり、必ず崩壊します。ビジネスがブームになるからこそ、慎重な姿勢というのがこれから大事になってくるのではないのでしょうか。