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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

台湾BLドラマにハマった40代ゲイのkeyです。

何度も書いていますが、私自身の沼が深刻化したのは「HIStory3 那一天~あの日」ですが、そもそもの沼のスタートは「HIStory2 越界~君にアタック!」でした。

この「HIStory」シリーズというのは2017年の第1シリーズ以降、最新の2022年第5シリーズまで、計9作品つくられている台湾BLドラマシリーズの最高峰ともいえるシリーズです。

 

その最初期シリーズは3作あり、これまで「マイ・ヒーロー」「離れて、離さないで」のレビューを投稿しました。

ご興味がおありの方はぜひこちらもご覧ください。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回は最後に残った「ボクの悪魔」について投稿します。

総合スコア 11/30

泣ける   ★ 

ストーリー ★ ★

リピート性 ★

キャラ   ★ ★

セクシーさ ★ ★ ★

おススメ  ★ ★

「離れて、離さないで」の時にも記載しましたが、この作品が公開されたのは2017年。司法院大法官会議(憲法裁判所)が同性婚を認めないのは違法だと判断した年ですが、その時点ではまだ同性婚は認められていませんでした

結婚というゴールインがまだ描けない時期だったため、「性欲を解消するためのsex」といったシーンはありますが、最後まで添い遂げるような雰囲気は薄めです。そのあたりも一応頭に入れてもらえるといいかもしれません。

 

メインキャストとあらすじ

 

    

ジアン・ジントン(江勁騰)

…セン・ジュン(森竣)

シャオ・イーチェン(邵逸辰)

…テディ・レン(任祐成)

 

メインCP シャオ・イーチェン(邵逸辰・左) 

ジアン・ジントン(江勁騰・右)

メインCPのうち、テディ・レンさんのインスタが見当たりませんでした。私が見つけられなかっただけかもしれませんが。

彼はこの作品がドラマ作品デビューのようですが、それ以降出演作品も見当たりません。

一方のセン・ジュンさんはバーナードのイングリッシュネームで現在も活躍されています。

(マレーシア出身ですので、現在はマレーシアで活動されているのかもしれません。)

 

 

2025年9月19日。

「イージュン(蔡依君)と結婚する」というジアン・ジントン(江勁騰)。

それに怒りを隠せないシャオ・イーチェン(邵逸辰)話をしていたカフェを出ていくイーチェン。それを追いかけるジントン。

二人はフェンス沿いでキスをします。

お願いだよ、僕を抱きしめて。一緒にいるって約束しただろ。絶対に放さないって。あなたがそう言ったのに。」

泣きながら走り去るイーチェンでしたが、飛び出してきた車に撥ねられ、亡くなってしまいました…。それは奇しくもジントンと出会って9年目の日でした。

どうやら2人は付き合っていたらしいのですが、ジントンは女友達を選んでしまいました。なぜそうなってしまったのか…。ジントンに裏切られたと失意の中死んでいくイーチェン…。

しかし直後にイーチェンは9年前、ジントンに出会う前に転生します。

 

今回は、好きなように生きてやる。ジントンに踏みにじられたりしない。」

今日、出会わなければ、僕は新たな人生を歩める。運命を変えて、自分のために生きる。最高の人生を送るんだ。」

そう言って、ジントンとの出会いを避けようとするイーチェン。

果たして人生のやり直しは可能なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

これよりネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見どころ①でも結局会っちゃいます

イーチェンと親友リー・ムーバイ(幕白)は、殴られていた先輩(重釣)を助けます。

無事逃げ切ったイーチェンは、ムーバイと共にジントンに対する2年分のファン日記を燃やし、関係を断とうとしますが、燃やせていない紙が数枚風で飛んでいってしまいました。

 

イーチェンは、親友のムーバイから「先月、気を失って倒れて以来、お前の様子がなんだかおかしい。その日記は命より大切にしてただろ?」といぶかしがられますが、とにかくジントンとの関わりを断とうとします

しかし、飛んでいった紙をジントンが拾ってしまいました

ここでジントンとイーチェンの元々の関係性が表されます。

①二人は高校の先輩後輩(ジントンが2年先輩)

②高校入学後にバスケで活躍しているジントンを見つけ、ファンとして彼の絵を描いたり、特徴をまとめたりしていた

 

さらにジントンとイージュンとの関係性も明らかになりました。

重釣を含めて幼馴染

毎日朝食を渡してくれるほど、イージュンはジントンのことを気にかけている

 

授業終わりになぜかジントンから呼び止められるイーチェン。

怯えるイーチェンとムーバイですが、先日助けた重釣が助け舟を出してくれます。

 

哲剛からなぜイーチェンを気にするのか聞かれたジントン。

「俺もわからない。直感だな。あいつは俺のもの。」

本来出会うはずの日(2016年9月19日)をやり過ごそうと思ったイーチェンでしたが、結局ジントンとは出会ってしまいました。しかも、なぜか分からないものの、ジントンはもう既にイーチェンのことが気になっています。

運命とはこんなに強いものなのでしょうか。果たして二人の運命は?

 

 

 

見どころ②サブCPも誕生

重釣は大学で「お助け研究会」というサークル(実態はただの便利屋)を作っており、イーチェンとムーバイも入部することに。

図書館で本探しをしているときに、疲れて眠ってしまうイーチェン。

そこにジントンがやってきて、気持ちよく眠れるように手で日を遮ってあげるやさしさを見せます。

「なぜお前が気になる?離れようとしても思ってしまう。」

この後ジントンと哲剛、それにイージュンも遅れて入部。

 

みんなで新歓キャンプに行きます。

イージュンのテント設営を手伝うよと言うイーチェンを、ジントンがさえぎります。

抱えて連れていかれて、言い争いをするうちにイーチェンを押し倒して上から覆い被さるジントン

「お前は俺だけを見つめてろ」

「お前が気になるんだ」

「お前も俺を好きだろ?」

首筋にキスくちびる

しかしイーチェンは

「また苦しむなら、いっそ死ぬ。」

と言って逃げます。追うジントン。

ところが、転落しそうになるイーチェンを庇い、ジントンも一緒に坂道を転がってしまいます。

その勢いで、ジントンは頭を木にぶつけて出血…

 

このあと病室で意識を取り戻したジントンは、どうやら記憶をなくしてしまったようです。「お前は誰だ?」

罪悪感を感じるイーチェンは、自宅に連れて帰り、ジントンを介抱します。

ところがこの「記憶障害」がウソでした

「俺は欲しいものを必ず手に入れてきた」というジントンの策略にハマったイーチェン。

一方の重釣もムーバイと寝ていました

「俺はな、出会った日からお前を手に入れると決めていた。」

これで、メインCPサブCPが発生しました。

 

 

見どころ③「悪魔」とは何か?

料理を一緒にするイーチェンとジントン。何度もジントンを見つめてしまうイーチェン。

ジントンのことを好きになってはいけないと自分に言い聞かせるものの、離れられなくなってきているイーチェン。

そこでムーバイに相談します。

イーチェン「もし好きな人がいて、悲しい結末を迎えると分かってたら?」

ムーバイ「それは俺も毎日考えてる。部長は金の亡者で遊び人で浮気性。そんな人のどこがいい?でもどうしても好きになる。まるで悪魔にとりつかれたみたいに、離れられなくなるんだ。諦めるだけ」

はい、ここで「悪魔」が出てきました。好きになってしまい、取りつかれてしまう状態を「悪魔」と表現しています。

 

なお、ムーバイとのやり取りで、以下のようなことに気がつくイーチェン。

①生まれ変わってジントンと離れようとしたら、人生の一部が変わってしまった

②以前は知らなかった重釣とも出会い、彼女がいたムーバイと付き合い始めた

そんなことから、好きなら好きで、未来のことは未来に考えたらいいのではないか、と。

 

ところがここでジントンの記憶喪失がウソだったと分かります。

今も未来でも、ジントンは大ウソつきだったと分かり、ショックを受けたイーチェン。

家まで走って逃げてきたイーチェンと、追ってきたジントン。

泣きながら訴えるジントン。

「俺はどうかしてる。何もかもお前のせいだ。お前が責任を取れ。俺を見捨てたら許さない。優しくされる喜びや、一緒に過ごす幸せをなかったことにするな。今からお前の全てが俺のものだ」

お互いが自分の気持ちに正直になり、泣きながらキスをする二人でした。「悪魔」に取りつかれた状態ですね。

 

その後、ジントンは夢を見ます。

「お前が交通事故で死ぬ夢を見た。俺は信じられなくて墓を掘り起こそうと。夢の中で俺は、お前を守るためにイージュンと偽装婚約をした。それでお前は怒って交通事故に。女を利用するような情けないことを俺がするわけない。俺のものは俺が自分で守る」

2025年の婚約については、ジントンの両親からイーチェンを守るためのウソでした。つまり今も昔も、ジントンはイーチェンが好きでした。でも、意気地がなく、結果的にはイーチェンを苦しめてしまいました。

「彼のせいで死んだのに、やっぱり彼を愛してる。」

 

2025年の婚約事件は一応理由が示されました。でも、SF作品としてみた時に、なぜ2016年に戻ったのか、どういうプロセスで戻ることになったのかは提示されていません。これがストーリーとして未完成な感じがしてしまい、冒頭のランク付けから★を大幅に減らしました。

最後は「ハッピーエンド」で終われたので、そこは安心できました。ここから台湾のBLドラマはどんどん進化していったと考えると、その記念碑的作品ですから、これはこれで見られてよかったと思います。ただ、リピートはないですが。