台湾BLドラマの沼にハマった40代ゲイのkeyです。
今回はFODで見放題になった「Eternal Butler」についてレビューを投稿します。
総合スコア 20/30
①泣ける ★ ★ ★
②ストーリー ★ ★ ★
③リピート性 ★ ★ ★
④キャラ ★ ★ ★ ★
⑤セクシーさ ★ ★ ★
⑥おススメ ★ ★ ★ ★
今作は、後ほど述べますが、とある作品の続編的な存在です。その関係で、どうしてもその作品のオチを頭に思い浮かべてしまい、ストーリーの行きつく先が想定されてしまいます。その分、②ストーリーでは★が少なくなりました。
一方、個人的な意見ですが俳優さんが私好みの人も多く、全体としては非常にスコアが高い作品になりました。
視聴の前に~背景知識など~
今作の視聴にあたっては、いくつかの背景知識が必要です。
①2023年にスタートしたVBLシリーズ(第1期)
台湾にはオリジナルBLドラマシリーズの「VBLシリーズ」(Variety Between Love)があります。
「We Best Love」シリーズを監修したツァイ・フェイチアオ(蔡妃喬)が全体の総監修や脚本を担当しています。
シリーズ① Stay By My Side
家出したエリート学生×幽霊の声が聞こえるルームメイト
シリーズ② You Are Mine
完璧主義者の社長×入社したての新人秘書
シリーズ③ VIP Only
甘々なシェフ×恋愛うぶなBL小説家
シリーズ④ AntiReset
冷淡な大学教授×AIロボット
②新たなVBLシリーズ(第2期)が2024年末にスタート
第1期VBLシリーズの好評を受けて、2024年末から新VBLシリーズが3部作でスタート。
その第1作目が「Eternal Butler」です。
なお、第2作目が「Fight For You」、第3作目が「Promise of the Soul」です。
③「Eternal Bulter」は「AntiReset」の世界観を継承
完全な続編というわけではありませんが。
AIロボット「ホンレン(恒人)シリーズ」と人間との恋愛模様を描くシチュエーションは同じです。
そのため、「AntiReset」のメインCPであるホンジウ(恒9)やチュー・イーピン(褚一平)、彼の叔父さんのウェイ・ホン(衛恒)も登場します。
「Eternal Butler」を十分に楽しむためには、
事前に「AntiReset」を視聴しておくことを強くお勧めします。
また、続編である以上、「AntiReset」のネタバレを含みます![]()
まだ見ていない人は、これ以降お気を付けください。
メインキャストと第1話のあらすじ
ルオ・ブーシー(羅布仕)
…チェン・ジュンティン(陳峻廷)
ホンスー(恒4)
…チャン・ジョーウェイ(張哲偉)
ジョウ・ジェンチュン(周禎群)
…ホン・イェンシャン(洪言翔)
リン・ジアチエン(林賈騫)
…ルオ・ジャンエン(羅章恩)
メインCP①ルオ・ブーシー(羅布仕)
不良大学生といった存在。第1話段階で間もなく20歳。後述するルオ・ダーチアン(羅大強)の一人息子。
インスタグラムの投稿を、Google翻訳で日本語化してみました。
「彼はかつて、行儀のよい優等生だった」
「18歳の誕生日に母親に捨てられて以来、心にぽっかり穴が開いてしまい、それを悪事で埋めようとしてきた」
「すべては、母親を奪った父親の生活を苦しめるためだった!」
彼は台湾BLドラマシリーズの出演者によくあるように、台湾ボーイズグループオーディション番組「原子少年」出身です。かわいいですね。
メインCP②ホンスー(恒4)
ホンジー(恒極)テクノロジーが作る、最新鋭のAIロボット、「ホンレン(恒人)シリーズ」のリーダー格。理性的で完璧主義。外見は人間と同じ。
サブCP①ジョウ・ジェンチュン(周禎群)
ブーシーの幼馴染で、唯一の友達。周囲には、ブーシーのお金目当てで付き合っていると思われているらしい。
「兄弟姉妹の末っ子だった彼は、家族から評価されていない」
「噂や陰口を言われても、彼は常に笑顔で世の中に立ち向かい、どんな結果になろうとも、困っている人を喜んで助けました。」
放送時35歳!童顔だから全くそんな感じがしませんでした。少なくとも2014年ごろから映画・TVドラマで活躍しています。
サブCP②リン・ジアチエン(林賈騫)
第2話で登場。借金取りに追われる苦学生。
第1話
大学生ルオ・ブーシー。授業中もスマホを扱い、話を聞かない。
父親ルオ・ダーチアン(羅大強)も手がつけられない状態。そんなブーシーの口癖は、
「俺のような人間は、存在しても無駄なだけ。この世から消えても誰も気にしない。」
ルオ・ダーチアン(羅大強)
中卒から成りあがった成金。一人息子のブーシーとの仲が最悪な状態に。
「不動産で財を成した真の成金」
「彼の度重なる不貞が妻の離婚につながりました」
ダーチアンは、ホンジー(恒極)テクノロジーに、ブルース・リーのように強いロボットを頼みます。
そんなホンジーテクノロジーでは、指揮権を握るジョウ・ティエングアン(宙田光)とホンスー(恒4)が衝突。
ホンスーは、ティエングアンがAIロボットの反抗時に使うIES(電撃システム)の増設に真っ向から反対。
「お前の体にIESを装備する。必要な機能かどうか試してみよう。」
ルオ家ではブーシーとダーチアンが口論。カッとなったダーチアンが花瓶を投げつけ、ホンスーがブーシーをかばって負傷します。出血が見られ、ブーシーは過去がフラッシュバックします。
ブーシーを抱えて部屋に連れていき、ベッドに下ろしますが、その勢いで二人の顔が接近します。
ホンスーは9体あるAIロボットの4号で、人間と同じに作られており、血管、血液、体温も同じという設定です。
出血を見て、ブーシーは手に包帯を巻いてあげます。実はブーシーは優しい存在なのです。
ダーチアンに呼ばれ、任務として、
①夜10時前にブーシーを帰宅させること、
②毎日2時間勉強させること、
③行動を監視して報告すること
の3つが与えられました。ホンスーはブーシーが18歳以上なので、自由に生きる権利があると主張しますが、ダーチアンは取り合いません。
部屋に入ってきたホンスーに威嚇で投げたダーツを、いとも簡単に捕まえるホンスー。
ロボットであると信じられないブーシーは、ホンスーの体を撫で回します。
ホンスーは無礼はいけないと忠告しますが、ブーシーはお構いなし。「触って欲しくないのはどこだ?」と聞かれ、
勉強をさせようとするホンスー、さっさとベッドに入るブーシー。
ホンスーはブーシーをベッドから連れ出しますが、ホンスーの眼鏡を払ってしまいます。その瞬間、目つきが変わり、口調が強みを増すホンスー。
ホンスーはブーシーに、時間をかけて調教すると告げます。
ブーシーの願いを受けて、眼鏡をかけたら途端に目つきも和らぎ、口調も穏やかになりました。
夢の中で、ブーシーは母親との過去がフラッシュバック。
「もし死ねなければ、あなたの手で母さんを自由にして。一人で生きていくのよ」
うなされていたところをホンスーに起こされます。
自分に関わってもらいたくないブーシーは、ホンスーに「任務が終わったらさっさと帰るくせに」「俺とお前の境界線を越えるな」と告げます。
見どころ①ブーシーとダーチアンの不仲の行方
ブーシーは、親の離婚が原因で、今のような反抗的態度を示し始めました。
このまま父親ダーチアンとは不仲のままでしょうか?
それとも、二人の関係性が修正されるのでしょうか?
これが一つの見どころです。しかし…。
これより「AntiReset」のネタバレエリアです
見どころ②ホンスーとブーシーの恋は認められるのか?
本筋はそこではないのは明白。
前作「AntiReset」では、AIと人間は恋に落ちるのかが最大の見どころでした。
それが前作で認められた以上、続編である今作でも恋に落ちるのでしょう。
しかし、最大の障壁。それはレンタルのAIロボットである以上、いつかは返却しないといけないこと。
雇用主であるダーチアンが交換・返却を申し出たら、またホンスーが故障したら、ブーシーとホンスーの仲は引き裂かれます。
二人は最後まで添い遂げることができるのか?
「AntiReset」では、ホンジウの製作者がイーピンの叔父ウェイ・ホンだったことが解決につながりました。これはあくまで特例。その関係で、ウェイ・ホンは会社を追われ、現在ではホンジーテクノロジーにはいません。
助けてくれる人が社内にいない中、どうやってホンスーはブーシーと永遠の愛を誓うのでしょうか?これがストーリー上の最大のピークになります。
これより「Eternal Butler」のネタバレエリアです
見どころ②の答え合わせ
結論から言えば、今作でもAIと人間の恋は実りました![]()
ホンジーテクノロジーを追い出されたウェイ・ホンがダーチアンに接触し、またホンジウと恋を実らせた先輩にあたるイーピンがホンスーに接触し、それぞれにアドバイスをしてくれました。
ダーチアンにとっては、ロボットはしょせんロボット。AIと恋愛をするなんて認められるものではありませんでした。
当時、ウェイ・ホンも同じ考え方でした。
AIロボットに悩まされている仲間として接触し、「まだ力がある今のうちにロボットを購入してあげましょうよ」と言われたことから、話は進み始めます。
そうなんです。今作では、一番簡単な解決策である、「ホンスーの購入」に向けて話が進んでいきます。高級車一台分よりも高い…とのこと。そこまで高くないんだなぁ…と感じました。
そしてブーシーも、ホンスー購入を目指して、ダーチアンとの関係修復に臨みます。
無事、ホンスーがブーシー名義になりました。二人は多くの障害を乗り越え、一緒に暮らす道を歩み始めました。
ホンスー購入に向けて動き始めてから、いろんな場面で涙があふれてきました。
ブーシーの思い。これまで誰も関わってくれなくて寂しかったこと。ホンスーに助けられたこと。
与えられるものは何もないから、決意の表れとして勇気を全てあげると、指輪を贈るシーン。
ホンスーが壊れてしまう夢を見たとき。
二人で廟に行き、「俺がこの世を去るとき、雷を落としてメモリを焼いてほしい。俺を忘れるように」と祈るシーン。
愛を見失ったブーシーにとって、ホンスーの寄り添ってくれる姿勢が何よりも大切なものでした。
だから、ホンスーに対する愛情に満たされても、自分が死んだらすぐに自分のことを忘れてホンスーが苦しまないように…との配慮もしていました。このあたりでは本当に涙があふれてきました。
正直、ストーリー前半では「よくあるパターン」と思っていました。まさか後半でこれほど泣かされるとは…。
元々ホンスーは共感性が高いロボットではないんですよね。それが、ブーシーのおかげで徐々に人間らしい感情を手に入れることができました。
一方のブーシーも、感情がないはずのホンスーに助けられ、父親に対する思いを取り戻すことができ、愛に満ち溢れた生活を送ることができるようになりました。
いい話でしたよ。「AntiReset」を見た人には本当におすすめできます。
悲しいことに、12話まで下書きで書き留めたセリフやシチュエーションが、操作ミスですべて消えました…。
本当はサブCPの話とか、いろいろ書きたいことがあったのですが…。
また気が向いたらver.2を書くかもしれませんが、今回はここまで。


















