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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

台湾BLドラマにハマった40代ゲイのkeyです。

もうまもなく3年目を迎えます。

もしかしたら今年最後の台湾作品になるかもしれないのが、今作「印象 青春 Impression of Youth」です。

11月に入り、FODで見放題になりました。以前から見たい見たいと思っていたので、見放題作品リストでこの作品を見つけ、結果1週間もたたないうちに見終わりました。

総合スコア 20/30

泣ける   ★

ストーリー ★ ★ ★ ★

リピート性 ★ ★ ★

キャラ   ★ ★ ★ ★

セクシーさ ★ ★ ★ ★

おススメ  ★ ★ ★ ★

この作品、本当におススメできます。

泣ける作品ではありません(そんなシーンがないわけではないのですが)。号泣したい作品を見たいなら、別の作品の方がいいかもしれません。

しかし一方で、キャストさんが好きで、sexシーンもいやでないのなら、十分満足できると思います。

作品自体も9話完結であり、秋の夜長に楽しむ作品としてはピッタリです。

 

 

メインキャストと第1話のあらすじ

 

    

ユー・シン(余行)

…ムジ・スー(徐謀俊)

シュー・ルーフイ(許陸暉)

…ジエン・ジェンティン(簡楨庭)

シュー・ルーシー(許陸曦)

…ウェン・ウェイドン(文威登)

イエ・ビンチェン(葉秉辰)

…ジュー・ユーモウ(朱宇謀)

 

メインCP①ユー・シン(余行)

美大の大学院4年生。専攻は絵画ですが、卒業制作の審査が通らず、何度も描き直しています。

おなじみ、インスタの記載をGoogle翻訳で日本語にしてみたシリーズです。

「類まれな芸術的才能を持つ」「感情を忘れてしまった」「ガキ大嫌い

ユー・シンを表すキーワードとしてはどれも「そうそう!」と思えるものでした。

(インスタの記載には、エンディングまでつながる内容がありますので、あまり情報を入れずに見たい方は、インスタを見ない方がいいと思います。)

 

個人的な話ですが、私はユー・シンを演じるムジ・スーが好きです。

超イケメン!って訳ではないかもしれませんが、本当に整った顔をしていますよね。まさに好青年!という印象。

2020年の作品「2020 Because Of You~君を愛してるから」メインCPリン・シュン(林尋)を熱演。作品自体は好きにはなりませんでしたが、彼は即インスタもフォロー。

そんな流れで、この作品のことは知っていましたので、ようやくFOD登場ありがとう!といった感じでした。

 

メインCP②シュー・ルーフイ(許陸暉)

ユー・シンの下宿先「フイジア(回家)」オーナーの弟。地元の高校生。

心のなかで葛藤を抱え、兄に理解されることを切望する若者」「素朴さと純粋さこそが彼の最も貴重な資質」

とても奔放な、いつも笑顔を絶やさない少年です。かわいいですよね。

 

私、メインCPをどちらも好きな作品ってあまりたくさんはないのですが、今作はムジ・スー以外にこのジエン・ジェンティンもとても好きでした。

 

サブCP①シュー・ルーシー(許陸曦)

民宿「フイジア(回家)」のオーナーで、ルーフイの実の兄。

「ルーフイの前では常に威厳を保ち、親の立場を演じ、自分の感情を抑え込んでいる。」

男の子が好きなのはわかっているが、弟には内緒」

「他の若者と同じように、自由恋愛に憧れる

早い段階でゲイだと分かっているケース、結構少ない気がします。

多くのキャラクターは、「ノンケ(異性愛者)だったのに実は〇〇だけは好き」とかですが、ルーシーは第1話の段階でゲイだとばらされます。

 

演じるウェン・ウェイドンは、台湾人の父親とタイ人の母親から生まれたダブルとのこと。言語にもたけていて、中国語以外に韓国語、日本語、英語、タイ語が話せるそうです。

私、彼も好きですラブ タイプばかりで、最初からテンションが上がっていました。

 

サブCP②イエ・ビンチェン(葉秉辰)

「フイジア」の隣にカフェ「ランシンコーヒー」をオープンさせようと一人奮闘しています。

「元々半導体エンジニアで、毎日残業していた」

新婚の妻は病気で突然他界

「亡き恋人との約束を果たすため、海辺にカフェを開いた」

唯一タイプではなかったのが彼でした…笑 

とはいえ、体つきはきれいだし、メインCPが困った時にはいい相談相手として活躍したシーンも多いし、やはり大人の余裕というものを感じられる存在でした。

 

 

ユー・シンを起こしに、シャオユエ(小月)が家に来てくれます。今日は卒業をかけた教授の審査の日…だったのですが、写生をサボったのがばれ、やり直しに。落第を免れるため、田舎の高校で美術教師の欠員が出たから、1か月代講をしながら絵を完成させろと言われ、困惑するユー・シン。

 

村に着いたものの、ユー・シンは車酔いでグロッキーに。

そんな彼にルーフイは明るく絡んでいきます。漁港に立ち寄り、魚を受け取るルーフイですが、その匂いでユー・シンは彼に嘔吐。はずみで彼はユー・シンの絵画を海に投げてしまいます

 

フイジアでは、ルーシーがパソコンで男の筋肉の画像を見ていました。ユー・シンが到着し、歓迎するルーシーに対して、「こんな宿に当たるとは、ツイてない」と独り言を言うユー・シン。隣の家が工事中で、騒音を出さないように説得してくると言って出ていくルーシー。一方ユー・シンは部屋に行こうとしたとき、壁に飾ってあった4人家族の絵に目を奪われます。それはルーフイが描いたものでした。

隣家に行くと、上半身裸で作業するビンチェンがいました。ルーシーは近寄ろうとしますが、足元の材木につまづき、ビンチェンに抱き抱えられる形に。ルーシーは彼から目が離せなくなります。

高校に着任したユー・シン。そこに通うルーフイは美大に進学を希望していますが、ルーシーに言い出せません。家を出るのが少し遅れてしまいました。

教室に着き、ユー・シンが先生と分かった後、昨日の出来事を思い出して教室を脱走。授業が終わる頃、ルーフイは昨日海に投げ捨てた絵を取って戻ってきました

 

 

 

見どころ①メインCPの接近

二人には「絵」という共通項があります。

ルーフイはユー・シンの描いた絵を見て、憧れのまなざしを向けます。

一方のユー・シンも、ルーフイの4人家族の絵を見て衝撃を受けます。描いた人の気持ちがひしひしと伝わってきたからです。

こうして、二人は徐々に接近していきます。

ルーフイは、絵を描く理由をユー・シンに聞かれた際に、「人が去っても、感情と絵は消えずに残る。気持ちを絵に残せば、忘れることもない。」これはユー・シンが絵を描き始めた理由と同じでした。こんなところも共通項として、二人の気持ちが近づいていくきっかけでもありました。

 

フイジアで過ごすうちに、ユー・シンはルーフイの笑顔や誠実さ、おどけた振る舞いを思い浮かべることが増えました。4人家族の絵を見て、描いたルーフイを見て、彼の言葉から自分の過去を思い出し、それらが相まって生まれたものでした。

 

その後は、ルーフイが美大に合格できるように、ユー・シンが美術のテクニックを教えてあげることに。

 

 

見どころ②サブCPの過去と接近

ビンチェンのことを一目ぼれしたルーシー。何かにかこつけて、隣家に通います。

そんなある日、脚立から倒れたビンチェン。助けに来たルーシーは、足元のコーヒー豆の容器を蹴ってしまい、ビンチェンに激しく怒られます。

ランシンコーヒーのSNSアカウントには、「#海が見えるカフェを開くのが俺たちの夢だ」とあります。奥さんが亡くなり、一人で開店までこぎつけられるのかと不安に駆られるビンチェン。そんな彼を見かねて手伝いに来たルーシーが怒られた「コーヒー豆の容器」は、どんな存在なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これよりネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

見どころ③メインCPは絵を描きながら接近

写生のための場所を探していたところ、ルーフイはとっておきの海辺にユー・シンを連れていきます。彼にとっては、ここに人を連れてきたのは初めてだと言います。気に入ったユー・シンは、毎朝ここで日の出の写生をしようと言います。

こんなところでも奔放なルーフイ。波打ち際ではしゃぎ、デッサン中のユー・シンを引っ張っていき、水をかけあいます。もう青春って感じ!

その後も特別な指導は続きます。

スイカを題材に、素描の仕方を教えるユー・シン。明らかに、特別な意識を持ってユー・シンを見つめるルーフイがいました。

帰る時、二人でアイスを食べながら、ふざけ合っていた時にキスをしてしまいます

ユー・シンにとっても、ルーフイにとっても、これがファーストキスでした。

特にルーフイにとっては、不思議な感触が頭を離れません。初恋がスタートした瞬間でした。

「ランシンコーヒー」の壁に何の絵を描くか迷っていたメインCP。

ビンチェンとランシンの夢が「海が見えるカフェを開くこと」だったと聞き、二人は迷わずあの「海辺」を描くと決めました。二人の共同作品が完成し、満足げに絵を見つめるルーフイ。そんな彼に見惚れるユー・シン。

素描の練習で、ユー・シンを描きたいと言うルーフイ。描く前のアドバイスをするユー・シン。

「技術じゃなく、観察が必要なんだ。

もっとよく観察したほうがいい。」

すごく印象的なシーンでした。後ろに立たせたり、近づかせたり、自分の髪を触らせたり頬を触らせたり…。

もちろんデッサンのためなのですが、ルーフイにとっては、しびれるような時間だったのでしょう。

「この感覚は何だ?胸いっぱいにあふれて絵どころじゃない。まさかこれが、人を好きになるってことか?

思春期の少年の初恋。心の葛藤が見てとれました。

ルーフイはユー・シンのデッサンを完成させ、彼に渡します。ユー・シンの手を握り、自分の顔に持っていきながら、

「人物画のコツは、相手をよく観察して質感を知ることでしょ?」

僕の気持ちを感じてくれた?

告白の後、不安げなルーフイに、ユー・シンも優しく語り掛けます。

「君の絵には心がこもってる。伝わってるよ。君こそ、俺の絵からちゃんと感じたか?

「俺の絵」とはどの絵かなぁ?と思いましたが、どうやらランシンコーヒーの壁に描いた海辺の絵のことでした。

あの絵はルーフイを思って描いたのですね。そういえば完成後に意味ありげな視線を送っていました。

今度はユー・シンからキスをし、その後、二人は結ばれますラブ

 

 

見どころ④サブCPは過去との決別から接近

食事のお礼にコーヒーを飲みながら、二人は過去を共有します。

お互いの過去を打ち明けあった後、ルーシーは、

「民宿を『回家』と名づけたのは、家のような安心感を提供したかったからだ。」

前向きに生きていくために、過去は乗り越えないとね。今はただ、毎日を大事に過ごしたい」

二人は大切な人を亡くした苦しみを共有しているのですよね。かたや奥さん、かたや両親。

ルーシーが何気なく言った、「過去は乗り越えないと」という言葉に、心を打たれるビンチェン。

メインCPが接近するのを見て、サブCPも徐々に自分たちの思いを伝え始めます。積極的なのはルーシー。

「痛みを忘れるのは簡単じゃない。でも君もいつか新しい恋をしてみたいと思う?

これを聞いて、ビンチェンは涙目になります。

「ランシンが死んでから、後悔ばかりしていた。だが後悔しても、命は戻らない

だから君のように生きようと思う

回想シーンで、死期を悟ったランシンから

「あなたは残りの人生を、大事にしながら、生き続けてね」

「最後にお願いがあるの。私の骨を故郷の海に帰して。そして約束してほしい。次の日の朝には、自分を許すと私のことも、忘れてね。たくさん笑うのよ。」

と言われ、泣き崩れるビンチェンがいました。

そんな経緯もあり、ビンチェンはルーシーが「運命の人」と感じ、彼と新たな人生を歩み始めるイメージがわき始めたのでした。

ルーシーに、一緒に来てくれと言って、二人で海辺に行きます。

あのコーヒー豆の容器を取り出すビンチェン。

あのコーヒー豆の容器は、骨壺でした

蓋を開け、ランシンのことを想いながら、ビンチェンは散骨します

「君の幸せそうな笑顔を絶対に忘れない」心に誓うビンチェン。

そしてそれを見ていたルーシーは「ランシン、安心して。ビンチェンには僕がいる。」

二人は辛い過去を乗り越えて、大事な人を見つけたのでした。

 

 

見どころ⑤メインCPのすれ違い

シャオユエ(小月)から電話が。

ユー・シンの飼い猫ユーションが体調が悪くなってしまい、ユー・シンは台北に戻ることに。

連絡をくれないことを寂しがるルーフイ。

 

翌日の放課後、心配でたまらずバス停に行くルーフイ。お使いを頼まれ、フイジアに戻ると、ルーシーはシャオユエから電話があったこと、ユー・シンは遅くなると言われたことを伝えます。

ルーフイはシャオユエという女性の存在が気になって仕方がない様子。いつもの陽気さが全て消えてしまいました。

この辺、とにかくユー・シンの優柔不断さというか、本当に相手のことを大事に思っているの?と疑ってしまう様子が見られました。ルーフイへの連絡を後回しにしてしまい、少しずつ、メインCPの間に隙間風が…。

一方のユー・シン。バスの最終便を逃してしまい、シャオユエに頼み込んで車で送ってもらうことに。フイジアに到着したあと、ルーフイがいなくなったことを聞きます。

秘密の海辺で眠っているルーフイのところへ、ユー・シンがやって来て、彼を優しく抱きしめ、連絡が取れなかったことを謝ります。

ピンチを乗り越えたように思えますが、ルーフイは8年来の親友であるシャオユエの登場に心穏やかではありません。彼女のことがうらやましいのです。

 

しかも、実はシャオユエもユー・シンのことが好きだったのです。彼を目標に絵の勉強を頑張ってきたシャオユエ。大学でたまたま彼に出会い、一緒にデッサンをするようになり、「私と付き合えば?」などと何度も言い寄るのに、ユー・シンは他人に興味を持たなかったため、一切告白を受け入れることはありませんでした。

 

同じ人を好きな者同士が同じ民宿にいる…。そんな物語終盤のピリピリした雰囲気の中、シャオユエがメインCPのキスシーンを目撃したことで話が進展します。彼女はユー・シンを非難しつつ、台北に帰ります。

ピンチを乗り切って、あとは最終話まで二人の恋路が続く…と思いきや。

フイジアに、シャオユエからの手紙が届きます。それはニューヨーク・ギャラリーの画家助手として採用された通知でした。

なぜユー・シンは海外に行きたいと思っていたのでしょうか?

それは、父親との関係に端を発します。彼の父は学芸員で、父の期待に応え、気にかけてもらうため、ユー・シンは絵を描いてきました。しかしその結果、絵の技術は上達しましたが、絵を楽しむ感覚を失いました。大学入学後、シャオユエと会った頃はこんな感覚だったのでしょう。ところが、ある画家の絵を見て、彼は再び絵画の持つ力を実感でき、『この人と働きたい』と夢見るまでになりました。その人から、採用の通知が届いたのです。

 

夢を追うべきか、ルーフイとの恋を取るべきか。ユー・シンは決心がつきません。

ルーフイに「もし俺がいなくなったら?」と聞いたのですが、自分との恋は「気の迷い」だったのか?と逆上され、口をきいてくれなくなってしまいました。

ルーフイはルーシーだけではなく、ビンチェンにも相談します。彼はそんな人間じゃないと説得されても、ルーフイはユー・シンのことを無視し続けます。これにユー・シンも困り果ててしまいます。

 

最後の授業が終わり、教室を出ていきかけた時、ルーフイが笑顔で外から走ってやってきます。いつもの海辺に行くと、そこにはルーフイが描いたユー・シンの絵がたくさん飾ってありました。泣きながら彼を抱きしめるユー・シン。

「気の迷いじゃない。

君への気持ちは本物だ。本当に愛してる。無視しないでくれ」

しかし、ルーフイはそんなユー・シンを追い出します。

「海外で働くのがあんたの夢なら、心置きなく行ってくれ」

離したくないけど、あんたを引き止めるのは違う。だから応援するよ。決断できずに苦しいよな?進路で悩んだ時、僕も同じ気持ちだった。心配しないで。だって僕は、シュー・ルーフイだからな」

翌朝。ルーシーに促され、一人バス停に向かうユー・シン。

一方、海辺からフイジアに帰ってきたルーフイを呼び止めるルーシー。

「両親に最後に何か言えるとしたら、何を言いたかった?」

そう問われ、彼は最後の挨拶をしにバス停へ向かいます

発車したバスを後ろから追うルーフイ。感謝の気持ちを述べながら。

そうしてユー・シンは夢に向かって歩み始めた…と思ったら、バスが止まり、ユー・シンが降りてきました。

「夢はニューヨークへ行くことじゃない。俺の夢は君だ

こうして二人の新たな旅路がスタートしたのでした。

台湾BLは展開がコロコロ変わります。まあどの国でもドラマとはそんなものかもしれませんが。

この作品も、最後の最後までユー・シンはニューヨークに行くと思っていました。バッドエンドかなぁ…と思いきや、ユー・シンが降りてきたのでした。思い返せば、ニューヨーク行きは、彼が絵を描く楽しさを思い出させてくれた画家と一緒に働くためでした。しかし、ルーフイの4人家族の絵を見て、ユー・シンは衝撃を受けたのも事実。彼と一緒に歩むことで、絵を描く楽しさも感じられ、本当の愛を感じた相手と添い遂げることもできます。彼がとどまる決意をしたのも、当然と言えば当然なんですよね。

 

9話と少し短めなので、その分展開が早いともいえます。しかしその中に2組のCPが惹かれあう様子もきちんと描けていました。とてもいい作品に出会えたと思います。sexシーンに抵抗がなければ、初心者の方にもおススメできる作品だと思います。