血糖値が高い方に現れる、糖尿病のサインというものがあります。
① 尿に泡が立つ
② トイレの便器がべたべたする
③ 尿の臭いが強く、甘ったるい臭いがする
④ 夜中にたびたびトイレに起きる。また、尿の量が多い
⑤ 喉が異常に乾く
という五点の特徴があります。
①~③の症状について、高血糖が続く事で糖が尿にあふれ出る事で発生します。
また、尿糖が出ると、尿の浸透圧が高まる事で表面張力が強くなり、泡が消えにくくなるのです。
加えて、尿の中に糖が排泄される際に、血液中の水分も共に排世されます。
そのため、尿の量が増加し、夜にベッドから起きて何度もトイレに起きるようになります。
ちなみに、膀胱炎などにかかった場合もトイレの回数が増える、という特徴がありますが、こちらのケースでは尿の量が少ないです。
この五つ以外にも、血糖値が高い人にあらわれる糖尿病のサインはまだあります。
⑥ 急に痩せた
⑦ 身体がダルイ
⑧ 食後に急に眠くなる
これら三つの特徴は、糖の代わりに脂肪や筋肉などがエネルギーとして利用されるためです。
体重の低下が激しい時は、糖尿病がかなり進行しています。
また、ダルさや眠気も栄養が不足気味の時に起こる症状です。
⑨ 肌がかゆい
肌がかゆいのは、、糖が汗に出てくることで起こります。
⑩ 目が霞む
糖が尿に出ると、目の霞が起こります。ご存知かもしれませんが、この状態が長期間続くと白内障を起こす可能性すら出て来ます。
⑪ 食後3時間程度で、お腹がすく
これは初期の糖尿病の症状です。
糖尿病の特徴で、インスリン分泌の反応が遅れる、というものがあります。
これは食後2~3時間たってから出てきます。
初期のうちはインスリン量が十分ですので、
食後3時間程経過すると、急激に血糖値が低下してしまい、その結果、異常に空腹感を覚えるのです。