毎年春になると自己嫌悪に陥る
なぜかというとひたすら突っ走ってきた一年を振り返って反省するからだ
ここ日本ではいろんなことが4月からスタートする
生命が再び輝き始める春
そんな春を「年度」というコトバであらたな一年の始まりとする日本の文化は
人々の心が長年自然とともにあることを感じさせ、あらためて凄いと思う
そしてあらたな始まりはその前の「終わり」が必ずあることを意味する
このようにこれまでも一年を振り返って反省してきた“つもり”だった
今年はいつもと違う
クールというより冷酷だった自分を一層感じる
自分の冷たさにもこれまでは言い訳があった
「いつかはわかってくれるだろう」という独りよがりの“冷たい優しさ”が免罪符だった
でも相手がその境地にたどり着く前に遠くへ行ってしまうかもしれない
今回の津波の被害者が永遠に戻ることのない遠い世界に行ってしまったように
あるいは人の気持ちが遠く離れてしまい、心が近寄ることすら拒まれるかも
甘やかすことと優しさが違うことは知っているつもりだったけど
実は本当の優しさが何かということに自信がなかったから冷たくしていたんだろうと、今思う
多くの人の悲しそうな顔が浮かんでくる
自己嫌悪の極み