さて、話が飛行機内に戻りますが、

機内で観た映画「リアル・ペイン 〜心の旅〜」

これがけっこう私的によかったです。


ちょっとネタバレかもです。






ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)とベンジー(キーラン・カルキン)は、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドでのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格な二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母に縁あるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。 PG12:12歳未満の方が視聴する際、保護者の助言・指導が必要です。

  • キャスト 

    ジェシー・アイゼンバーグ, キーラン・カルキン, ウィル・シャープ, ジェニファー・グレイ

    ストーリーが普段観る映画とはちょっと違っていて

    (いつも夫の好みでアクションものとかが多いので)

    タイトルからもわかるように

    心の機微みたいなものを描いていて

    心に沁みたというか



    所々、クスッと笑えるところもあり

    いとこ同士でおばあちゃんのゆかりの国ポーランドを旅するので、その映像がとても美しく

    そして全編に流れる多数のショパンのピアノ曲が

    とても美しいし、懐かしい



    そう、ピアノを習ったことがある人なら

    誰もが懐かしいと思うような曲が

    ずっと流れていてそれも昔のことが思い出されて

    郷愁を誘うのです。



    音楽は人の心の琴線を震わせますね。



    あ〜 この曲、たくさん練習したなぁ

    とか、その頃のいろんなことが思い出されて

    自然に指が動いてしまったり

    そういう意味でもとても心が揺れ動きました。



    そして娘たちもこの曲、発表会やコンクールで弾いたな〜とか

    ほんとにいろいろ思い出しました。



    人って、表面だけでは計り知れない

    様々な面を持っていて

    心にいろんなものを抱えていたり

    秘めていたりするものなんだと

    改めて思いました。



    コメディだけどしっとりした映画 でした



    もう一つ観た映画は

    また普段ならたぶん観ないし

    特に夫と一緒だったら絶対観ない映画でした。



    こちらも少し思うところがあったので

    また次回、書きたいと思います。