旅行の話が途中ですが
このところ体調面で少し引っかかっている事があって
息子に相談した話です。

夫にももちろん相談しましたが
夫は
「気にし過ぎ。そんなの誰でもあるし
時間が経てば治るよ。」と。


夫はいつもそんな感じで
子どもが熱があってもキャンプは絶対に中止しなかった人。

夜中に子どもが高熱が出しても絶対時間外救急病院には行く必要ない、と言ってたし。


でも、今回は、私も若い頃とは違うし
やはり放置したままにはしたくなかったので
病院に行って診察を受けたものの
担当医師からある高額な自費治療を勧められましたキョロキョロ

夫に相談すると
「その治療法は知ってるけどまだ実績がないし
Mの症状ならもう少し時間をおいて経過を見た方がいい」との反応。



そこで、忙しい長男に申し訳ないと思いつつ相談してみた。

するとすぐにその科の知り合いに聞いてくれて
いろんな論文や海外の情報などを知らせてくれたおねがい

もちろん医師の言うことを信用してないわけじゃないけど、果たしてセカンドオピニオンを受けずに言われるがまま自費治療を受けていいものか、不安なので。。


長男自身も、海外も含めた様々な論文や情報を調べてくれて、
日本ではまだ保険治療として認可されていないし
エビデンスが少な過ぎてあまりおすすめはできないと思う、とのこと。


まぁ、今すぐどうこうと言うほど
深刻なわけではないけど
このまま何もしなければ
たぶん徐々に悪化の一途をたどるしかないようだし
その自費治療も、早ければ早いほど軽症のうちの方が
効果が期待できるとのことで、、、かと言って
自費治療、、、想像以上のお値段‼️ポーン

だけど、車ほどは高くない。

車はこのご時世、庶民でも持ってるし
決して贅沢品ではない。

でも今まで自分のお金でこんな値段のものを
買ったことはない(マンション以外で)。

でも、自分の健康のためであり
QOLを保つためなら支払う価値はあると思う。

ただ、それがエビデンスが少ないことによって
効果の実績が確実に示されるものが乏しく
仮に示されたとしてもそれの効果は永遠ではなく
数年で終わるかもしれない…


あなたならどうします❓

そこで、私、別の医師のセカンドオピニオン外来を
受けることに。

その前日、長男にもその旨報告して
当日病院に向かっていたら
長男から「僕も一緒に行く」とLINEが。

え⁉️

平日の午後なのに仕事大丈夫なの❓

仕事を早退して私の診察に付き合ってくれた笑い泣き

しかも病院は予約制にも関わらず
なんと呼ばれたのはその1時間後💦

長男は、仕事を調整するため
お昼休みに仕事をして、ランチも食べずに来てくれたらしい笑い泣き

そして待合室でもずっとひたすら私の症状や
その自費治療について膝にパソコンを置いて
調べ続けてくれていた😭

そして1時間後の診察で
長男、ものすごい早口で医師に質問するわするわ滝汗

待合室で待つ他の患者さんのためにも
時間を無駄にするわけにいかないと思ったようだけど
早口なのでちょっと質問が詰問調に聞こえたんじゃないかとハラハラ…滝汗

でも先生はとても丁寧に一つ一つ答えて下さり
前の医師とは違った見解を提案してくれた。


それならまだ検討の余地は大いにある。

かなり気持ちが楽になった。

診察を終えて診察室から出ると長男は
まだやり残した仕事があると言って
再び職場に戻って行った。

忙しい合間を縫って
私のために来てくれた。

そう思うと胸が熱くなった…

子どもは「面倒を見るもの」だったはずなのに
私のためにわざわざ仕事を抜けて来てくれた。

そう思うとひとり家路を歩きながら
嬉しくて涙が出そうになった。

長男が私のために、あれほど真剣に医師に
聞きにくいことも質問してくれるなんて
なんてありがたいこと


そしてその翌日
仕事帰りにうちに寄り
食事をしながら夫にセカンドオピニオンの詳細を説明してくれた。

夫は夫で、自分の持つ知識から夫の見解を話し
夫と長男が私のためにそれぞれの意見を話してくれている。

もちろん二人の議論は真剣ながら
平和的に学術的に白熱してお互いの見解が
語られていた…


夫ももう治療に闇雲に反対はしなくなった。

ただ、2人ともこの自費治療には医学的に見て
両手をあげて賛成というわけではなく
まだもう少し議論は続きそうだけど

私のために夫と息子がこんなに真剣に話してくれている。。

そんな2人を見て
なんだかシアワセな気分だった…




先日の感動体験で泊まった旅館からの夕焼け