絶景を求めて高山病のリスクを冒して
高度差2400mを一気に上昇⤴️した結果は…
3900mに飛行機とヘリでお昼頃到達し、ホテルでランチ
その後、部屋で少し休んだあと
ホテル内を探索したり
屋上のテラスやサンルームに行って
周りの景色を楽しんだりお茶したり。
👇屋上テラスからの眺望
雲が晴れず残念😢
真ん中の雲に隠れたあたりがエベレスト
この圧倒的なスケール感
私のスマホ写真じゃ伝わらない😂
そしてお茶を飲み終わる頃
私の身体に少しずつ現れる違和感…
なんとなく気持ちが悪い…
やっぱり来たか

手足が急に冷たくなり
お腹も痛くなってきた。
お茶もそこそこに部屋に戻って横になる
と思ったけど、ガイドに
「くれぐれも昼間寝ないように。
夜眠れなくなるから」
と何度も言われていたので
ソファに座って目を閉じる。
本当は、まず1日目に1,500mから途中の2,800mの
中継地点に小型飛行機で行って一泊
ゆっくり高度に身体を慣らしてから
さらに3,900mまでヘリ🚁で上がる
という予定だったのに
前日の天候不順による積み残しで飛行機が飛ばず
1日棒に振り、翌日1,500mから3,900mまで
休みなしで一気に上がるという超無謀なスケジュールになってしまったのでした





前日の空港での長〜い待ち時間と
オフロード並みの悪路を朝3時から3時間も
小型バスに揺られ、疲れもあり
耐え難い睡魔に襲われるもベッドに横になるのは
必死に我慢(真面目な性格笑)
夕食の時間になってもまったく良くなる気配もなく
もはやレストランまで歩くこともできず
ルームサービスをお願いするも
食欲ゼロ

結局8時前に耐えきれずベッドへ。
目を閉じるとあっという間に眠りに落ちる
けど、眠ると気持ち悪さが増して目が覚める。
眠ると呼吸が浅くなり
酸素を取り込む量がますます減って
血中酸素濃度が下がり
高山病が悪化するので眠いのに寝るに寝れないという
悲惨な状態

パルスオキシメーターで測定すると、、、
なんと70台まで下がってる



70台って、普通なら即入院レベルですよね💦
鏡を見ると、顔が見たこともないほど真っ白で
唇💋は、紫を通り越して黒
ゴスロリか…

夫も同じく70台になってたけど
私よりは動けてた。
気持ち悪さに我慢できず
夫と2人で酸素吸入お願いしました

夫はそこまで体調が悪くはなかったけど
低酸素状態は身体に良くなさそうだからと
酸素投入してました。
1人1時間4,000円くらい。
だいぶ楽になったので安いものです

血中酸素濃度は80台後半に復活😊
と、思ったのも束の間
2時間もしないうちにまた具合が悪くなり
さらに酸素をお代わりしました

で、ですね、
その前にガイドさんやホテルスタッフに
酸素吸入とステロイド剤(デカドロン)を併用していいか聞いたら
「やめた方がいい。わからないけど責任は持てない。」と言われて
ステロイドはやめときました。
時差があり、その日は処方してもらった医師に確認できなかったので、翌日電話で確認したところ
酸素吸入とステロイドの併用は問題ないとのことで
早速朝服用しました。
2度目の酸素吸入も効いて
翌朝はだいぶ復活しましたが
夫が夜中、何度も私を起こして意識があるかどうか
確認されたので、内心起こされ
「深呼吸して」と言われてウザかったのですが
朝になって夫が
「Mの顔色があまりにも真っ白で唇も真っ黒だし
呼吸してるか心配で何度も起こした。
眠ると呼吸も浅くなって危ないから
」

と言うので
ちょっとありがたいな、なんて思ったりして



ステロイド剤はかなり効いたと思います。
ダイアモックスも効果はあると思いますが
服用しても結局発症したので
ステロイド剤あってよかったと思いました。
《高山病に備えて持参した薬》
ダイアモックス(利尿作用有り)半錠を朝晩2日前から
一錠を高所当日から朝晩飲み
もし高山病を発症した場合に
デカドロン(ステロイド)一錠を朝晩
胃を荒らさないための胃薬も同時に服用
その他、頭痛などの時の痛み止めで
イブプロフェン